個人的に神企画でした。ガキらしいですし、面白かったですし完璧でしたね。もう最高でした。
良かった理由を早く書きたい所ですが、新規単体企画ですので今回の企画ルール。
企画概要
企画趣旨は謝罪会見シミュレーションで好感度を上げられるか?という事ですね。ある意味でそのまんまっちゃそのまんまで、ガキメンバーが架空の謝罪会見を開いて、即興で謝罪会見をし、その謝罪会見で好感度が上がるぐらい上手く出来るか?という感じ。
ルールは主に3つ。
①本人は事前に何をやらかしたか知らない
②謝罪をしたら会見スタート
③記者の質問に即興で返す
これだけ。シンプル。
感想
ある意味で方向性としては過去企画の中では食レポ選手権(正式なタイトルは忘れました)に近い。あれは食レポをあまりしてないガキメンバー(特にダウンタウン)が食レポをしたらどうなるか?というシミュレーション企画だったわけですけど、今回はそれが謝罪会見という感じ。あとは泣くまで待とうホトドギス選手権も方向とか雰囲気は近い部分あるかな。
この企画のキモだなぁと思ったのは「事前に自分がなにをやらかして、謝罪会見をするか知らない」という点が重要というかポイントだと思ったんです。
普通は当たり前ですけど、わかっていますし、謝罪会見で質問されるであろう事は頭で想定してから謝罪会見行くわけですけど、それが無いわけですからね。
即興で答えるが故に出る言葉の間違いとか、不可思議な受け答えとか。ありえない質問を大真面目に聞かれたりとか。
「笑い」とはふざけたら駄目、大真面目にする事により「笑い」が生まれる…の法則にも合ってるのかなと。アホな事、バカな事を大真面目にしてこそって部分をこの企画では自然と体現できてきたかな…と。
ある意味で謝罪会見って「絶対に笑ってはいけない」って場所じゃないですか。その笑ってはいけない状況での、謝罪会見を開くぐらいの事が食い逃げとか下着ドロとかしょーもない犯罪ってギャップも最高でしたね。しょうもない質問とか普通ならありえない質問…包茎の質問とかね。言われた方は心の中でツッコミたい気持ちがあってもそれが言えないわけですし。
松ちゃんの全裸露出に関しては過去に本当にね…某アイドルさんがやった事あるんでアレですけど。
でもそういう「ギャップ笑い」がたくさん詰まっていたかなぁと。
例えば、笑ってはいけない湯河原で真面目そうな中居さんが浜田さんに大真面目に「くちびるオバケさんは…くちびるオバケさんはL・Mどちらになさいますか?」って質問するくだりも、あれもその真面目さと平然とした空気感と喋る内容のギャップが面白いじゃないですか。そういうギャップがこの企画ではいっぱい詰まってたと思いますね。
やっぱあくまでシミュレーションなわけですし、実際に犯罪を犯してるわけじゃないんで、そういう意味でも本人達はそのギャップもあって笑いをこらえるのが大変というね。実際笑っちゃいますね。
ダウンタウン理不尽シリーズとか笑ってはいけないなどもそうですが、笑いをこらえてる姿ってそれだけでも面白いんですよね。
んで、最後に暴露されてわかったわけですけど、どの会見でも後半に攻撃的な質問してくるのが高橋Dだったってのがまたコアなガキファンとしては面白いというかなんというか。なるほどというか。高橋Dは厳しいで有名ですし、ガキのかなり初期からのガキのスタッフで昔はイケメンスタッフとしてチラチラ企画にも出てたりしてたんですけどね。今のガキのDとしては一番長くしてる人かもわからないですね。
しかもこの企画の良かった点は他にもあって、常々このブログ記事でも書いてる「いい企画」の条件というか、勝手に自分が思ってるだけですけど、自分の中の「いい企画」のポイントがいくつかあって、その一つが「ガキメンバーだけでする」という点。ゲストとか呼ばずにね。あと、ガキメンバーそれぞれにスポットライトが当たるという点もポイント。これも個人的な重要なポイント。企画によってはダウンタウンはVTRを見てコメントするだけみたいなパターンとか(ガチマジ動物コンテストなど)もありますからね。
企画自体のポテンシャルも高い上に、上記で上げたような自分の中でもいい企画の条件も揃ってる。そりゃ間違いなくいい企画ですよ、
くだりでピックアップすると最初の田中さんには「数千枚の下着を~」のくだりが面白かった。浜ちゃんは超大金持ちの浜ちゃんが「食い逃げ」というギャップと、それに対する浜ちゃんの笑いを堪える感、それから浜田さんらしい逆ギレ。遠藤さんは「逆にってなんですか?」の質問攻めのくだりも良かった。
山ちゃんはなんといっても奇声をしてからの笑っちゃうくだりと、昔の山ちゃんばりに逃げ出す所かな。懐かしいね山ちゃんの逃げ出す感じ。前は舞台でトーク中にお客に「さぶ~い」っていわれて泣きながら逃げ出した事もありましたね。あと森の石松100人斬りとかモリマン対決とかもね。
あと最後の松ちゃんも浜田さん関連の質問とその受け答えは面白かったですね。あとは最後の高橋Dによるネクタイの指摘とかね。良いオチというか。
まとめと次回
というわけでもう完璧でしたね。単体企画としては最高レベルだと思います。この半年ぐらいで振り返るとフレディさんと街ブラ、全乗っかりキャリーバック辺りと今回の企画がTOP3かなとおもいますが、今回の企画はその2つに並べても同じレベルかそれ以上かもしれないですね。みなさんがどう感じたかわかりませんが。一番かもしんないですし、何度か見直すとまた自分の中で変わるかもしませんが。
ただこれ面白かったですけどシリーズ化は出来ないでしょうねぇ。企画の内容上しようが無いというか。残念ながら。
でも非常に満足度が高い新規単体企画が見れて大満足です。この調子で…と思いきや次回は個人的に嫌いな街ブラ企画。うーん残念。せめて面白いくだりとか会話があるといいなぁと祈ります。
ではまた次回~
以上。
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面白かったです。
個人的に今年の2トップはこれと即興キャリーケースの回ですかね。素晴らしい企画でした。ただ田中さんが実際にこんなことになれば速攻でZIPは降板でしょうね(;^ω^)
ガキ関連で謝罪会見というと最近だと原田龍二さんですかね。袴田さんをあんな近くで見てたのにまさかでしたが…。
次回の企画はアレですが、トークでは浜ちゃんへの質問色々募集してますね。
似ている人、浜ちゃん用一発ギャグ、浜ちゃんへのリラックス方法など
マス様
コメント有難う御座います。
>今年の2トップはこれと即興キャリーケースの回~
ですね~。間違いなく面白かったですし、凄くガキらしいってのも良かったですね。
>ガキ関連で謝罪会見というと最近だと原田龍二さん~
でもなんかあんま知りませんけど、そんなイメージダウンってほどでもなくて、オファーもむしろ増えてるとかなんとか。だからいいなじゃいですかね。いや良くないか(笑 まさに袴田さん的な後追い感あります。笑ってはいけないでもそのネタで出そうですよ。
>、トークでは浜ちゃんへの質問色々募集してますね~
ほぉ~そうなんですか。まぁ以前からトークではなぜか復活後はむしろ浜ちゃんイジりの傾向がありますもんね。逆オファーのくだりとか。なんか浜ちゃんイジりをする気まんまんの感じですもんね。
初見でも充分面白かったですが、
最後の松本さんの高橋Dや、て指摘の後、観返すとさらに面白かったです
個人的には、浜田さんの逆ギレと方正さんの奇声のくだりが最高すぎでしたw
視聴率のためには仕方ないのかもしれませんが街ブラロケやるぐらいなら、やはりこういう企画を多目にやってもらいたいですねえ
次回はまた前後編なのかな……
ペス様
コメント有難う御座います。
>高橋Dや、て指摘の後、観返すとさらに面白かったです~
そうですね~。コアなファン程面白いくだりって感じしますし、ペスさんが言う通り、改めてそれを踏まえて見ると尚面白いですね。声でわかりますんで。
>視聴率のためには仕方ないのかもしれません~
そうなんですよね。おそらくこれだけシリーズとしてやるってことは視聴率と制作費のバランスやコスパはいいんでしょうね。まぁ制作側としてはこういう企画も無いと困るって感じなのかもでしれません。
>次回はまた前後編なのかな~
どうでしょうね~。撮れ高次第でしょうけど、前後編の可能性は高いですね。この街ブラのあまり好きじゃない理由は前後編ってのもあるんですよね…
浜田の「なんだテメェ」でクソほど笑った
どんな謝罪会見やねん
匿名様
コメント有難う御座います。
>浜田の「なんだテメェ」で~
浜ちゃんらしいですよね。それと古株の高橋Dって気づいたからこそってのもあるかもですね。
もう素晴らしかったです。
ガキの面白さが詰まったような神企画でした。
メンバーは即興で謝罪を行うわけですが、どのような犯罪を犯したのかは知らされていませんし、そこから生まれる空気感の違い(田中さんの盗んだのは初めてです発言からの自宅から数千枚発見された…など)が本当に面白かったです。
笑ってはいけないシリーズやダウンタウン理不尽シリーズといった、ガキらしい笑いが詰まった企画でしたね。
ききシリーズもそうですし、最近だと乗っかりキャリーバッグもそうですが、やっぱりメンバー5人全員にそれぞれ焦点が当たる企画はいいな~と思います(笑)
ぽっぽ様
コメント有難う御座います。
>メンバーは即興で謝罪を行う~
そうですね。その即興とアドリブって部分もがきらしいし、そういう偶然生まれる的な部分も笑いになりやすいですよね。事前に考えていないからこそ…みたいな。
>ガキらしい笑いが詰まった企画~
まさにそんな感じで、他の番組ではなかなか見れない笑いのタイプかなぁと感じます。
>メンバー5人全員にそれぞれ焦点が当たる企画はいいな~と~
そうですね~。ガキメンバーはそれぞれが個性が立っててしかもそれが上手く噛み合ってるんで、一つのテーマを5人でぞれぞれ行う企画タイプはメンバーそれぞれの良さが多いに出て楽しいですね。
今回の企画は非常に面白かったです。
現実の謝罪会見もこれぐらいの雰囲気だったら面白いのにな〜と感じました
そういう意味では、今回の企画はある種現代社会に対してのアンチテーゼが含まれていたのかも…?
少し考えすぎですかね笑
通りすがり様
コメント有難う御座います。
>そういう意味では、今回の企画はある種現代社会に対してのアンチテーゼが含まれて~
いえいえ全然考えすぎではないと思います。元々ガキはそういう現代風刺的な企画は過去に何度もありました。例えば多摩川のタマちゃんが流行った時に「タマちゃんを見に行こう」という企画は、ある意味でタマちゃん現象を風刺したような企画でしたし、板尾シリーズの一部やピカデリー梅田シリーズも様々なテレビ番組の風刺的側面が多々あって、少し前に行った、「踊ってSNSで拡散されよう」も現代っぽさを強調しつつの実験的な試みでしたし。そういう現代社会の流行や問題などを逆手に取ったような企画はむしろガキの特徴の一つだと思っています。そういう意味でも今回の企画は貴重だなぁと思うんですよね。いい企画でした。