新規単体企画といえば新規ですが、形式的には浜田マジ感謝状サプライズの松ちゃんVerでサプライズ無しで、少しライトな感じですかね。ライセンスは無しの代わりにゲストがジュニアさんとキム兄。
企画概要
松本人志さん55歳の誕生日という事で、ガキメンバー(浜田さん除く)とゲストが今までに松ちゃんに掛けてもらった優しい言葉、嬉しかった言葉、感動した言葉などをま~いわゆるエピソードトークというかね。それがトークテーマの…というかね。そういうのをそれぞれが披露するというシンプルなトーク的な企画ですね。
ちなみに最近の視聴者にはなんであんな酒場風セットなのか分からないかもしれませんが、元々はベロンベロン酒場という企画のセットで、その企画のテイでドッキリというカタチで「浜田マジ感謝状サプライズ」という今回の企画の浜ちゃんverみたいな企画があったのでその流れがその後も続いててああいうセットなんです。余談ですけど。
感想
もう私は木村さんがおもろーておもろーて。「思い」がまたレベル一つ凄いというか。本当キム兄の松本さんとの仲は一言二言では語り尽くせないですもんね。本当一時期は「松本の嫁」とまで言われた…。なんというか…まさに懐刀というかね。別に松ちゃんだけで無くて、浜田さんに対しても同様ですごいですもんね。ダウンタウンの二人の関係性と同様で多分色んな意味で一般人には完全には理解出来ない領域の関係性と信頼なんだと思うんですよね。そういう意味も含めてキム兄も思いが凄くてあんな感じになっちゃうんでしょうね。気持ちわかります。でも思いが凄すぎて傍から見てるこっちは面白く見えちゃうっていうね。1人だけめっちゃ泣いてる画が周りとのギャップ含めて…失礼な意味ではなく面白かったですね。
キム兄のエピソードでごっつの復活したSPの後の話がありましたが、視聴率悪かったのは色々松ちゃんにとってショックだったらしいですよね。どこかの書籍だったか忘れましたけど、自分たちができる最上級の笑いの特別番組を作って放送したら結果的に視聴率はすごく悪くてってこんだけのモノを作って放送して視聴率取れないなんて…と落胆や怒りや色々な感情があったみたいである意味で松ちゃんのターニングポイントにもなったんじゃないですかね。メンタル的に。ダウンタウンが売れた後の最初の大きな挫折じゃないですけどそういう感情というかね。
まーほんとジュニアさんとキム兄と松ちゃんの三人がそのそれぞれ三人のエピソードを話す(主にスベらない話で)のは鉄板話が多いですし、面白いですよね。
ジュニアさんも流石だなぁてのは板尾さんのエピソードでひと笑いしっかりとってからの松ちゃんとの感動話でしっかり纏めてて流石だなぁと思いましたね。
松ちゃんも話を受けて照れ隠しの意味プラス「ダウンタウン松本」なので感動話をただの感動話にしないでちゃんと「お笑い番組」の空気感を壊さないようにするコメントはらしいというか流石というか。
ただなんでトップバッターを山ちゃんにしたのか。松ちゃんも「いっつもそうや!」って突っ込んでましたが、ああなるんだから予想の範疇なんだからトップバッターは田中さんの方が良かったんじゃ……とは思いました;
でもそれぞれのエピソードは本当良いものばかりでしたよね。さすがに一個一個触れていくと終わらないんで書きませんが。
それにしても松ちゃんと浜ちゃんとの大きく違う部分の一つが若手育成の面だと思うんですよね。優しさで言うと浜田さんも優しいエピソードはたくさん聞いてますし別に後輩に優しくないわけでは全くないですけど、浜田さんは番組の企画を練るようなタイプじゃないですし、「お笑い界」という事に必死なタイプじゃないのでそこが大きいですよね。松ちゃんは自分で番組の構成や企画アイデアを自分で立案して実行する人なんで、無名でも面白ければ後輩をそういう自分の番組に積極的に起用してその芸人さんの売れるきっかけにするような事が凄いありますよね。例えば大御所でも浜ちゃんもそうですが、さんまさん、タモリさん、とんねるずさんなんかにはあまりない部分というかね。そういう意味でも「松ちゃんのおかげで今の自分がある」もしくは「松ちゃんのおかげで売れるきっかけになりました」という人はたくさんいるんじゃないでしょうかね。
まとめ
というわけで、通常の企画とは一線を画する企画なので評価というか感想のまとめが難しいんですが、全体で見れば笑いあり、感動ありのいい企画だったと思いますし、それでいて貴重なエピソードも聞けて凄くいい企画だったと思います。少なくとも前回の自作曲で発表して、謎のあまり接点の深くないゲストを呼んだ誕生日企画に比べれば、シンプルな面白さがあってよかったです。
次回
次回は久しぶりに24時間インタビューの企画でゲストはコロチキのナダルさんみたいですね。まー…もうナダルさんといえばもうアメトーークでナダルアンビリバボーの企画でナダルのヤバイ部分がたくさん引っ張り出されて、私達一般人にも最近はナダルさん=色々とヤバイ人というイメージがすでにありますよね。そういう意味でのゲストだとは思うんですが…でも正直そういうのを発掘したのはアメトーークだと思うのでガキでしなくても?という気がほんの少しあるんですよね。でもまーコロチキを私は地上波で初めて見たのは山1グランプリなんですけどね。でももっとガキならではのチョイスというか意外な人選の人の24時間インタビュー企画が見たかったかな?という気持ちが少しあります。でもまー面白いとは思います。ある意味でヘイポーさん系の人というイメージなんですよね。あくまで私のイメージですけど。
おっと…まだ企画を見てないのに書きすぎました。また次回企画を見てから感想にちゃんと纏めたいと思います。
ではまた次週~
以上。
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松本さんご自身で言うてましたが、お笑いパスポートですね。松本さんに面白いと思われれば、松本さんにお笑いパスポートを発行してもらえば、売れますよね。芸人してて頂点の人に認められればそれ以上はないでしょうし、自信もつくでしょうしね。
ジュニアさんの話なんかまさにそうで、あの一言でお笑いパスポートを発行してもらったんですよね。
松っちゃんベーカリー様
コメントありがとうございます。
>お笑いパスポートですね~
そうですね~。まさにそうだと思います。ただ褒めてばっかりもアレなんで、逆を言うと多分松ちゃんの一言で傷ついたり、ショックを受けてる人もたくさんいるんでしょうけどね。でもやっぱりお笑いの人間にとって、松本人志という人間はやっぱり神のような存在だろうし、その人に掛けてもらう言葉ってのはやっぱり重みも違うでしょうね。野球の人がイチローさんにもらう言葉は違うでしょうし、漫画描いてる人なら鳥山明先生にもらう言葉は違うでしょうし、例え全くおんなじ言葉でも全然違うでしょうね。重みが。