51人目の挑戦者。
前回の
だったわけですが、前回の小峠さんと逆パターンというか…前回小峠さんは最初スタートダッシュ良くて後半失速しましたが、ゆりあんさんは後半良くなるという珍しいパターンでしたね。
芸風としてはシュールで突拍子もないタイプなので、これまでの挑戦者としてはくっきーやホリケンさんとベクトルとしては近いかもな~って感じだと思ってました。でも結果的にはそういうのともちょっと違ったかな。といってもトリッキーな部分はありつつもちゃんとした頭のいい面もしっかり持ってる芸人さんなんで珍しいタイプの芸人さんではあるんですよね。
七変化は大体小峠さんパターンが多いんです。そりゃそうです。最初の1ネタ目とかは掴みネタなのでキャッチーなネタが多いですし、息切れパターンが多くて、今回のゆりあんさんみたいな後半良くなっていくパターンは非常にめずらしいですね。
といっても、全体的なレベルで言えばやはり前半の残念感は拭えないので、それが結局最後まで響いて結果からいえば32位ですか。
といっても最後良くなったおかげで全部見た印象としてはそこまで悪くなかったと思います。
ネタについて
ピックアップして感想を書きますけど、1個目のネタはアメトーークで大失敗したオール・バイ・マイセルフのサビと同時に泣くネタ(それ以前からある持ちネタなんでしょうけど私はアメトーークが初見でした)はなんであれ1個目に持ってきたのか…。涙も無理やりでしたが、仮にサビと同時に涙が出ても笑いにはならなかったんじゃないでしょうか。本人が気にってるんですかねこのネタ。よくわかりませんが案の定全員セーフでしたしね。
で、次のディレクターネタ、飲み込まない選手権?ネタと全員セーフが続いた時は「おいおい大丈夫か?」とマジで心配になりました。
で、最初に面白かったのはWikipedia朗読のネタですかね。これはもう安定感あるネタでしたね。あくまで結果的に。これは山ちゃんがネタフリに対して浜ちゃんを指名したのが功を奏しましたね。でも運が良かった気もしますけど、実際あの状況なら全然関係無い人よりその場にいる人を指名する可能性が高かったわけで、ゆりあん的にはダウンタウンの二人のどちらかに指名が来ることは可能性としてかなりあると踏んでのネタだったんじゃないかな?と思いますね。わかりませんが。どっちにしろ、浜ちゃんは正解でしたね。そうでなくても「Wikipediaを凄く感情込めて朗読風に読む」というネタはネタとして良いと思いますし、このネタは良かったと思います。
次の咳き込むネタも、ジミーさんの臭い嗅いでオエのくだりを思い出す会話の途中で絶妙なタイミングで何度も咳き込むというね。面白かったです。ある意味シンプル。しかも咳き込んでるのに飲み物をあまり飲まないっていう。でもいっその事徹底して飲み物は出すのにそれに全く手を出さずに食べ物を食べる…という感じにすればもっと良かったと思うんですけどね。
で、最後2ネタは続き物…ではないですけど、若干のてんどんネタ。これも七変化では常套手段といったらアレですけど、よくあるパターンですね。名作も多いです。今回もてんどんパターンではありますけど、ネタとしてはベクトルが違うネタなのでそこまで続き物という感じでも無くて、それぞれ1つ目は不可思議な状況からなぜか舞台風というかミュージカル風というかバレエになるというキャッチーさもありますし、ゆりあんらしさもある良いネタだったんじゃないでしょうか。
最後のネタはちょっと力技な感は否めないですけど、女芸人のネタなら1個ぐらいそういうネタあるのが定番なのでむしろバランス的には良かったかもしれないですね。
まとめと次回
今回浜ちゃんのツッコミがまた絶妙というかね。松ちゃんも面白かったですけど、チョロっていれるツッコミがワンパック化してて面白さをプラスされていました。
でも正直全然七変化と関係ないけど個人的にはライセンス藤原さんのボイスサンプルのくだりが一番面白かったですけどね。なんだろ…あの面白さ。ネタでもなんでも無いのに松ちゃんも言ってましたけど仕事取る気まんまん感というかね。そのマジ感が面白かったですね。
もちろんゆりあんは最初3ネタさえもう少し良ければもっと色んな意味で良かったし評価も上がったと思いますが、逆にいえば後半のネタのクオリティを考えれば、「結局本当はお笑い力の無いポンコツ」みたいな事にはならずに、それなりに体裁は守ったというか、お笑い力はちゃんとありますよ!という部分もちゃんと見せれたと思うので勝ちでもないかもしれないですけど、負けでも無い引き分け…という印象でした。ワタシ的には。
個人的にゆりあんは結果どう転ぶか全く想像できなかったんで、自分的にこういう悪くない結果に落ち着いたのはむしろ良かったかなと思います。それだけにやはり前半は残念でしたね。もったいない。それに尽きますね。
で、
次回はまた世界のテーブルゲームのシリーズですね。かなりやりますねこの企画。でも全然大好きな企画なんで全く構わないです。楽しみです。毎回謎の盛り上がりがあるんで好きです。
ではまた次回~
以上。
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こんばんわ。
Wikipediaのネタは自分も浜ちゃんのウィキを見ながら見てたんですが、そりゃ笑いますよねw この不倫騒動ちょっと時期がズレてて良かったですよね 一昨年や去年ならもっとボロクソにたたかれてたのでは…^^;
七変化は個人的には大好きなサンドウィッチマンの2人とか板倉さんとかにもやってほしいんですけどね。ほかにもまだいますが。
そういえば大晦日6時間になってからとヘイポーさんの「どうしたの~」からもう丸10年なんですね。感覚的には5年前くらいなんですが。。。確か怖がってはいけないの時に章造さんが「ダウンタウンさん2人合わせて90歳、そんな人たちがあんなに声出してる」みたいなこといってましたよね。
マス様
コメントありがとうございます。
>不倫騒動ちょっと時期がズレてて良かったですよね 一昨年や去年なら~
どうですかね~。松ちゃんを始め宮迫さんや友近さんとか普通にすぐイジってましたし、そんな変なことにはならなかったとは思いますよ多分。確かに騒動直後とかだったらアレだったかもですけど。むしろ「今それ言っちゃう?」的な面白さになったかも。イジりもちゃんと笑いになっていれば問題ないんですよね。ワイドショーのコメンテーターが真面目に批判してたりしたら話は違ってきますが。それに浜ちゃんはある意味やんちゃ感があってむしろドS芸人としてプラスぐらいのエピソードだと思うんですけどね~。先日もごぶごぶのゲストYOUさんがごっつ時代に浜ちゃんのセクハラの話してましたが、浜ちゃんらしいなぁって感じでマイナス感は無いんですよね。笑いになるし。イメージって不思議ですね。今不倫って事に超敏感になってる感のある日本ですが、日本のタレントで最もマイナスイメージが着かないタイプの人かもしんないですね浜ちゃんは。多分世間もそういうイメージ十分だし、菜摘さんの対処も的確だったから特に大事にも実際なりませんでしたし。ちょっと話が変な方向になりましたすいません。
>七変化は個人的には大好きなサンドウィッチマンの2人とか板倉さん~
そですね~。サンドの二人はどっちもいけそうですしね。別にダウンタウンともそれなりに絡んでいますし、なんでやってないのか?ぐらいかもしんないですね。板倉さんはどうですかね。わかりませんが、なぜかあの事件後、悟りを開いただの目が死んでるだの色々言われて新しいキャラ付けされて、むしろよく見るようになりましたね。怪我の功名なのか、同情なのかアレですけど。インパルスは基本コントタイプですし、それでいて漫才も出来る実力あるコンビでしたし、それなりにはやるとは思いますけどね。どうでしょうね。
挑戦してほしい芸人さんも非現実的な人を言えばいくらでもいますけど、現実的な所だと難しいんですよね。でも現実的な路線でいうとバカリさんやあさこさんやロッチさんはやってほしいかなぁ。あと徳井さんもやってないかな?見たいですけどね。あとはおぎやはぎさんとか麒麟川島さんとか…。若手だととろサーモン久保田さん、和牛水田さん、ミキ昴生さん、さらば森田さん、ガンバレルーヤよしこさん、チョコプラさん、カズレーザーさんとか…いやまだまだいるなぁ…。でもよくよく考えると既に51人やってますけど他にもまだまだ居ますね~。
>大晦日6時間になってから~
いやほんと早いです。新聞社ですかね?あれ?病院が先でしたっけ?でもヘイポーさんのくだりは確か新聞社でしたね。笑ってはいけないの初代温泉宿はリアルタイムで見れている人なんかもういい大人になってますもんね(私含め)。それだけ長くやってるポテンシャルの高い企画っていう証拠ですもんね。もう大晦日といえば紅白だけというイメージからガキの使いも超定番という世間の認知度は非常に高いですもんね。当時そんな事になるとは思いませんでした;