私は大学で映像を学んでいました。
その中でたくさんのテレビコマーシャルを見ました。
国内のCM賞の受賞作品
海外の公共CM
CGを駆使したクオリティの高いCM
など
相当な量のテレビコマーシャルを見てきた。
勉強もした。
レポートもいくつか書いた。
それら国内海外のすべてのCMの中で
私が一番素晴らしいと思っている作品がある。
むぎ焼酎 二階堂のCMシリーズだ。
たったの30秒そこそこの間の映像だが。
二階堂のCMには
芸術性
叙情性
の最上そのものがそこにはある。
泪が溢れてくるほどに美しく
可憐で
心のなにかに届いてくる。
これほどに素晴らしいCM
いや
芸術作品は
他にない。
CMという枠というか
格が違うのだ。
この映像と詩を作り出している人は
なんて感性の豊かな人物だろうと驚かされる。
どんな作品にも善し悪しというものがあるが
この作品にいたっては非の打ち所を見つける事ができない。
詩を読むたび
映像を見るたび
体が震え
感動を覚える。
あぁ私も一生のうちに一度だけでも
こんな作品をどんな形になろうと
残してみたいものだ。
それには多くの作品にふれ
感性と芸術性を鍛えて行かなければならない。
見たもの
聴いたもの
すべてを感じ取らなければ
良いものはつくれない。
これはあらゆる創造するすべてに共通すること。
そういうことまで考えさせてくれるCMだ。
私はこのCMの事を調べるうちに
二階堂のCMファンクラブなるものを発見し
気づいたら入会願いのメールをだしていた。
昨日管理人のかっちゃんさんから
入会が完了したという返事を頂き、
正式にファンクラブの会員になった。
やはりこのCMのすばらしさを感じているのは私一人ではなく、
たくさんのひとが共感し、感動をおぼえているのだなと思った。
さらにこのCMの一つ一つの詩や
内容を知りたい方は下記からどうぞ。
大分むぎ焼酎二階堂CMファンクラブのページ
むぎ焼酎二階堂TV-CMギャラリー
全部の作品すべてすばらしいのですが
自分のお気に入りは
2005年の「砂丘の図書館」篇です。
詩もいいし
夢の中のような心象風景
シュルレアリスムを映像化したかのような表現
すべてにおいて完璧である。
美しい
CMでこれほどの感動できるものは
コレ以外にはないと思う。
ちょっと熱くなったが
それほど好きなのだ。
今テレビで流れてる作品もいいけど
次の新作も楽しみだな。
いつかこのCMシリーズは一つ一つ紹介したいですね。
以上
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俺は苦手。
暗いしウザイし辛気くさい。
このシリーズが始まってから二階堂が嫌いになった。
匿名様
コメントありがとうございます。
そうですか、そう感じる方もいるのですね。