笑い飯シリーズの復活です。
あまりに昔のシリーズで私も記憶が曖昧でしたので、過去の放送リストを確認しました。
先週紙芝居とヒーローショーとあとなんかあったような…と書きましたが、やはりもう一つやってましたね。完全に忘れてました。
2007/08/26 笑い飯の紙芝居「さるかに合戦」
2007/12/16 笑い飯の人形劇 赤ずきんちゃん
2008/08/03 笑い飯のヒーローショー
と過去3回やってきたシリーズ。15年近くぶりという事になります。
先週の次回予告で笑い飯が登場という感じで、笑い飯が来ると言っても内容がもしかしたら昔のシリーズと全然違う内容かもしれないと思ってましたが、まぁちょっと雰囲気は違いましたたけど、大筋や雰囲気は同じような感じでした。
企画概要
この笑い飯企画の基本構造は笑い飯が無茶苦茶して、それに対してそれを見させられてるガキメンバーがツッコむ…的な感じです。まぁ簡単に言うと笑い飯がずっとホケ続けるんで、それにガキメンバーがツッコむという事ですね。
このシリーズ初回も、さるかに合戦の紙芝居を笑い飯が読むんですが、それが本来のさるかに合戦と全く違う無茶苦茶な内容で、それに対して、文句言ったりつっこんだりって感じで人形劇、ヒーローショーも同じような内容でした。過去のこの笑い飯企画は紙芝居、人形劇、ヒーローショーのような誰もが頭に思い描くようなステレオタイプな内容からの相違でボケてくるという内容でしたが、今回はそういうのとは少し違いました。
今回は笑い飯がガキメンバーに東京が長すぎて関西弁が変になってきてるから、笑い飯がガキメンバーに関西弁の検定をする…という感じで始まります。そこから一応関西弁の歴史とかの説明が入り、その後検定内容の発表、そして実際に検定の実技…という感じの流れです。
過去のこのシリーズでは笑い飯とガキメンバーは事が始まったら、トークの掛け合いなどはほぼ無く、笑い飯に関してはガキメンバーが色々ツッコんで来ても我関せずずっとボケ続けたんですけど、今回は普通に笑い飯・ガキメンバー間で会話があるのが過去とは一線を画す内容だったと思います。
ちなみに余談的な事なんですが、この笑い飯企画がなんでこんな久しぶりに復活したのか考えた時に、少し前に西田さんが鼻部に出たじゃないですか。その時に西田さんが松本さんか高須さんと飯行ったか、もしくは普通に会話で昔の笑い飯企画の話題かなんかになって、松ちゃんが「あーそんなんあったなぁ…アレおもろかッたし、またやったらええんちゃう?」的な流れで、今回の復活に繋がったんじゃないかなぁ?と勝手に思ってるんですけどね。まぁあくまで推察ですが。なんとなく西田さんがレギュラー回に出たのも凄い久しぶりで、短い期間で笑い飯企画復活なので、なんかしら関連してんじゃないかなぁと思わざるをえないんですよ。まぁ別にどうでもいいんですけど。
感想
今までの導入はいつものバドミントン大会とかのテイで企画が始まって、さらに笑い飯にロケ先で偶然出会ったというテイで、笑い飯のあれやこれやを無理矢理見させられるハメになるガキメンバー…という導入と流れなんですけど、今回は最初から笑い飯に呼ばれているという導入でした、この時点で過去の方がガキらしさがあって好きな導入なのですが、今回はそれが無くて残念。あのガキメンバーはその気がないのに半ば強制的に見させられる…という感じが好きだったんですけど…。残念でした。
まず最初の肩がぶつかってブチギレ検定のくだり、本来どうでもいい西田さんの衣装とメイクが全然決まらずめっちゃグダグダするというくだりは、過去の笑い飯シリーズらしいくだりでしたね。このシリーズの特徴に「どうでもいい事を延々と繰り返す」というのがあるので、そういうのはちゃんと今も踏襲されてていいなと感じました。
で、お水飲んで下さいのくだりも最初は特になんも無いですけど、後々のフリになっていたり、ジワジワと天丼っぽくなっていく感じもいいです。
西田さんが機嫌が悪い理由という別にどうでもいい裏設定みたいな事をずっと話して、それが終わったらまた検定の説明をおさらいでまた話し出す感じとかもシリーズっぽい面白さでした。
結構細かいボケをずっと続ける感じとかは笑い飯の漫才と共通するものがあるなぁと感じます。
西田さんが熱中症になったというくだりの後で、哲夫さんが「みなさん水分補給お願いします!」で山ちゃんが「いやお前らせいや!」のツッコミは素晴らしい。そりゃそうだ。
次のお好み焼き屋でノリツッコミのくだり、地味に面白かったんが、西田さんが生え際とか髭に白塗りが残ってるのが個人的にジワリました。
あとなんと言っても謎の外人登場ですよね。この感じはとてもガキらしい。昔はよくこういう「お前誰やねん」的なエキストラがいい味を出すくだりが結構あったんですよ。実際今夜が山田さんとかも板尾さん企画に出てきた謎の医者というチョイ役で、そのほんの少しの出演がインパクトあってその後も名物キャラになったりたという過去もあります。腰振りおばちゃん、顔デカおばちゃん、新おにぃ、ピカデリー梅田、下落合の母、それに板尾の嫁なんかもそのカテゴリですね。まぁ流石に今回の外人さんはそこまでインパクトはありませんでしたが。
でも外人さんのノリツッコミのくだりは好きでしたよ。”ノリ”のパートは長々と英語でノルんですけど、ツッコミは一言日本語で「なんでやねん」なんですよね。そのギャップで笑ってしまいました。
まとめと次回
最近のガキの使いの基準から言えばガキらしいコント的要素も含む内容ですごく良かったんですけど、それは比べる内容が「最近のガキの使い」だったらで、過去の笑い飯企画と比べた場合、内容のクオリティは少し劣る内容だったと言わざるをえないです。
過去の笑い飯企画がよりシュールだったのは、笑い飯がガキメンバーをほぼ関せずにひたすらに勝手にボケ続ける感じが良かったので、今回は中途半端に受け答えがあるのは、邪魔だったかなぁと。
それに単純に過去の紙芝居、人形劇、ヒーローショーの方が内容構図的にシンプルで分かりやすい気がしました。今回は少し内容がとっ散らかってる印象を受けました。最近で言えば少しくーちゃん企画のようなああいう雰囲気を少し混ぜた感じというか。
なので、普通に考えたら内容は悪くないし、最近のガキの企画の中で言えばむしろかなり上位にくる内容ではあったんですが、過去の笑い飯企画と比較すると落ちる内容だったかなという感じで、良かったような残念だったような複雑さが気持ちとして残りました。
でも、企画傾向的には好きな企画なので、またやってほしいですけどね。
はい。
で、次回は松ちゃんの誕生日企画で、過去の対決&罰ゲームの歴史を振り返りながらのトークって感じの内容みたいです。
雰囲気的には笑ってはいけない前とか後にある全員参加トークの雰囲気でしょうけど…うーん…なんとも言えないですね。言うてまぁ思い出トーク的な事だと思うんで、そこまで面白い内容になるような事にはならないでしょうけど、たまにはこういうトーク主体の内容も悪くないかもですね。
ではまた次回~
以上。
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