9月 19

ちょっと勘違いしてたんですけど、SP枠みたいな感じで、ガキの使いとはちょっと違う一応別番組扱いになるのかなぁと思ってたら、普通にガキの使いのイチ企画という扱いなんですね。しかも時間も普通に30分。前にあったスマホなしで~や大喜利対決の時のSPみたいな1時間半(1時間枠プラス通常の30分)とかの尺かと思ってたんですけど、普通にレギュラー回扱いなんですね。それもちょっと意外でした。

企画概要

基本はネタ見せです。今回、ZAZY、ランジャタイ、マヂカルラブリー、どぶろっく、錦鯉、とろサーモン、ナイツ、ザコシ&くっきー、ココリコ&陣内、FUJIWARA、方正&たむけんがゲスト。しかも司会MCが今田さん。豪華ですね。なんせ今田さんに至っては本家(?)のM-1の司会やってるわけですし。局が違うけどその辺の軋轢とかは大丈夫なのか的な心配はちょっとありますけど、こっちが心配することも無いかって話ですね。はい。

で、ネタは一応ダウンタウンをテーマに置いたネタってことがルールです。最初このルールを見た時なんかダウンタウンヨイショみたいな雰囲気が出るんじゃなーか?って懸念があったんですけど、今のところ全然そんな事なかったですね。むしろちょっとイジり気味のネタも多くて、クオリティも前編の段階ですけど、かなり高くて想像以上に面白かったです。まぁまだ後に出てくる芸人がどうだか知りませんが。

たぶん前編で3組のネタ見せなので、これ前中後編の3週続きになるっぽいですね。面白いし悪くはないけど流石に3回分はちょっと長いな…。まぁしょうがないか。

感想

まず流石今田さんは上手いですよね。OPのトークからきっちりMCを上手く進行しつつ、笑いもとりつつ、ダウンタウンとも上手く絡む。流石です。

1番手錦鯉
とにかくね。錦鯉は渡辺さんがキーなんですよ。とにかく上手い。タイプ的にオードリータイプですね。最初注目するのは春日さんなんだけど、実際すべてを制御し上手く春日さんを使いこなし、笑いをまとめるのは若林さんであるように、錦鯉も渡辺さんがすべてまさのりさんを一番上手く使いこなすし巧い。ほんとツッコミとして100点に近いと思います。

それはそうと、今回の事前Vから渡辺さんのダウンタウンになれないって言われた~の話めちゃくちゃ面白い。ジャブとしては最高のジャブですね。ネタに組み込まないでこっちにサラッと使うあたりも巧い。もちろんまさのりさんのいなし方も上手い。

ネタ。最初の方で渡辺さんが「ダウンタウンにみんなが目指してみんながなれなかった」って言ってましたね。有吉さんもかりそめ天国かなんかで、同じような事言ってたらしいですね。松本人志さんみたいになりたい~みたいな相談メールに対しての回答で「俺らは全員一人残らずダウンタウンみたいになりてぇってお笑いの門叩いて、全員なれなかったんだから。お前ごときになれるわけねぇだろ」的な。日本を代表するトップの芸人がそういう事を言うってのは言葉の重みが違いますよね。うん。

それはさておき、まずいつもの錦鯉のネタのパターンに合わせて、ダウンタウンやガキの使いを引用しつつ、イジりつつ、めちゃくちゃ上手い。あとなんといっても「捨てゴリラの習性」のトークですよね。あれを引用するあたりが流石という感じです。たしかこのトークはDVDにもなってると思うので、気になる方はDVDでチェックしてみて下さい。でもコレ伝説なんですかね…。ガキの使いのフリートーク・はがきトークって神回がめちゃくちゃあるからなぁ…。私は数ある中でも「牛になる過程」の話が特に秀逸だなぁって思ってます。あれを即興ってホント神だなぁって心から思った回ですね。多分芸人が1年練りに練ったネタより面白いんじゃないですかね。それを完全に大喜利レベルで即興でするんですから、神としか言いようがないんだよな…。他にも好きなトーク挙げ出したらキリがないんですけど、狂犬病になった時の話とか、ホップステップジャンプの続きの話とか、サッカーの新しいポジションの話とか…多分ガキのトークを見てきた人たちには必ず自分の中のMVP的なトーク回があると思うんですよね…。はい。もしあったらコメント等で教えて下さいね。

話を戻しますが、さすがまさのりさんの唇張り付くのは天才だなっていうか持ってるなって感じ。ネタとしてのクオリティは完璧に近いと思います。

2番手FUJIWARA
面白かったです。私でさえ知らない元ネタが多かったです。でも人間って不思議なもんで、知らなくても見てる人が頭に「画」を描ければ問題無いんですよね。細かすぎて伝わらないものまねも、全然知らなくても面白いですし。ニッチなネタを徹底的に攻めたのは素晴らしい。ダウンタウンのマニアな人ほど尚更面白かったかもしれないです。テンポも良かったですし、流石の安定感でしたね。

ネタ後のキム兄にキレられたトークも面白かったですし。想像より良かったです。

3番手どぶろっく
どぶろっくらしい。THEどぶろっくなネタで良かったです。ホントどぶろっくってこのネタでずっ~と面白いの凄いですよね。もちろん、歌と歌詞は変わりますけど、ネタ傾向は一貫してるのに、毎回面白いもんな。やっぱりあのプロ顔負けの歌の上手さと感動的なメロディと丁寧な前フリからのモロ下ネタのギャップというオチって黄金鉄板の流れなんでしょうね。下ネタなんですけど、あの雰囲気でまろやかになってるのもミソですよ。うん。流石です。

あと余談的なレベルの話ですが、事前VにGeisha Girlsの「Kick & Loud」がかかるのもいいですね。

まとめと次回

面白かったですね。流石前編は「掴み」の部分だからか、安定感のある3ネタかなぁって感じします。ランジャタイとかザコシ&くっきーとかから入るわけにはいかないもんね。

テーマ性の絡めたネタ見せってのも悪くないですね。ゴッドタンでもネタギリッシュNIGHTとかがある意味そういう類かもしれないです。

まだ前編ですが、まだまだ即興ユニットもいるし、若手もまだ出てきてないし、ピンネタのZAZYもいるし、地雷感もあるとは思いますが、期待したい所です。

ではまた次回~

以上。

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9月 12

先週の続き。

感想

後編最初は

「フランスにエビアン汲みに行く(1993 7)」

これはかなり有名な(?)罰ですよね。当時の放送が1993年なので自分はまだ小学生になって間もないぐらいですが、この罰ゲームはなんか知ってましたからね。なんでかは分かりませんが。なんか他のダウンタウンの番組でこの罰ゲームについての言及があったのか、なんなのか分かりませんが、知ってましたし、「またエビアン汲みに行かされる」みたいな定番ネタとまでは行かないかもしれませんが、かなり知名度の高い罰ゲームなんじゃないかな?という勝手な印象があります。実際は分かりません。私がなんとなくそう感じてるだけかもですが。

とにかく当時はTV番組にお金があったんだなぁと思わせる企画とも言えます。深夜番組でサラッと海外に行く感じが。といっても当時の深夜番組の中でもかなり視聴率は高かったとは思いますが。実際90年代は何度もガキの使いをゴールデン番組にお引越ししようというオファーがあったそうです。でも松ちゃんや菅さんがガキの使いは深夜帯ならではの味がモットーだから、ゴールデンは行かん!と決めて、そういう話は全て断ったそうです。賢明な判断だと思います。実際もしガキがゴールデンに行ってたら全く違う番組になってたでしょうし、そもそももう終わってるでしょう。深夜帯の30分が一番ガキという番組にしっくりくる時間帯と尺なのです。

ちなみに番組自体のゴールデンお引越しの話は無くなりましたが、ゴールデン帯のSPは笑ってはいけない以外にも過去に何度かやってるんですよね。マネージャー岡本怒るの香港SPとか。余談ですが。

このエビアン汲みに行くって罰ゲームの面白さはコント的な面白さがあるんですよね。楽屋での小芝居があって、松ちゃんが弁当食べてて喉に詰まったから水を飲もうとしたら水(エビアン)が無い…。無いからフランスまで行って水汲んで来て~っていう前フリがるからこその面白さというか。海外に行かされる罰ゲームという本質はあっても、ただ遠くまでお使いに行くじゃ面白くないですから。このちょっとした前フリミニコントがあるおかげで、なんでフランスまで水汲みに行かあかんねん!という面白さが生まれるので。しかも持ってきた後の松ちゃんのリアクションも絶妙なオチになっていて、長めのコントとしても見れる事になってるんですよ。そこがガキの使いの巧い所だなぁと思います。

「早朝親子漫才(1994 2)」

ここで秋子登場。この後罰ゲームでよく登場する秋子さん。まぁ秋子さんだけじゃなくて、家族総ぐるみでガキには出演するんですけどね。一方浜田さんの家族は見たことないです。お父さんの名前が憲五郎って名前な事ぐらいしか分かりません。あと妹さんも居るんでしたっけ?それに家族の顔出しとかもしてないんじゃないかな?と思いますけど…どっかでしてたんかな?浜田さんのご両親・妹さんに関してはトークとかでもあまり話してた記憶が無いのであまり分かりません。松ちゃんの家族はそれぞれ両親、お兄ちゃんお姉ちゃん含め色々エピソードトークもしてるし、顔出しもしてるからアレですけど。浜田さんに関してはほとんど知りません。でもちょっと素行が悪いってだけでめちゃくちゃ厳しい全寮制の高校に入れさせるぐらいなので、厳しく真面目な家庭なのかもしれません。

「ニューヨークにシャーペン取りに行く(1995 4)」

93年以降は対決&罰ゲームのペースが1年に一回程と、ペースは初期に比べると減ってきてるのがわかりますね。そりゃそうでしょって感じもします。初期は逆に3ヶ月に1回とかハイペース過ぎな感じしますし。というか初期はまだ番組の内容や企画が固まって無いっていう理由もあるとは思いますが。

で、罰ゲーム自体の基本プロットはエビアンと同じですね。エビアンが好評だったからもう一回みたいな感じでしょう。

で、当時ダウンタウンは何故か坂本龍一さんと交流が深かったんですよね。最初ガキのトークの観覧かなんかに来てたんでしたっけ?記憶が曖昧で申し訳ないんですけど、それでガキの使いのトークの時に坂本龍一に曲作ってもらってアメリカでデビューしようぜ!名前は芸者ガールズで!と、適当にトークで笑い話をしていたら、それを本人に一応連絡してみたらOKが出て、実際に「GEISHA GIRLS」として全米デビューした…みたいな経緯があって、色々と仲が良かった事もあって、この罰ゲームもあった…という感じですね。

それにしてもニューヨークまで2往復は凄い。

「オカンとロスでタイタニック撮影(1998 8)」

前回の罰ゲームから3年程期間が空いたんですね。結構だな。

でもこの罰ゲームは面白いんですよね。今回の尺はほとんど無かったですけど、浜田さんと秋子さんのロスでお買い物したり、なんやするくだりとかもあって、そこもかなり面白いんですよね。「浜ちゃんLAやでLA!」とかめっちゃシュールで面白かった。もちろん、タイタニックのくだりも面白いですし。

「浜田雅功24時間営業中(1999 4)」

これも罰ゲーム面白いんですよね。後に水曜どうでしょうでもほぼほぼパクったような内容の企画やってましたし、与えた影響みたいなものとかインパクトも強かったんじゃないでしょうか。ちなみに水曜どうでしょうではカレンダー撮影企画もしてますが、それもガキの使いのカレンダー撮影企画のパクリインスパイアされた企画だと思います。どうでしょうは影響された番組で「ウンナンの気分は上々」を度々上げてますが、ガキの影響も少なからずあるんじゃなかろうかって勝手に思ってますけどね。「どんっ!」っていう太鼓の音の効果音とかの使い方とかも。余談でした。

「24時間耐久鬼ごっこ(2000 3)」

このぐらいから私もリアルタイムで見始めた頃ですね。これは全編DVDにもなってるので、特に補足解説のような事をする必要も無いと思いますが、あるとすれば、この罰ゲームには元ネタというか、レギュラー回の鬼ごっこ企画が元になってて、雨上がりさんにリットンさんも参加してて、まぁ基本は同じなんですけど、全身黒タイツに追っかけられて捕まったら、その書かれている罰ゲームをその場で受けるという企画だったんですよ。それが元になってそれを24時間にしたのがこの罰ゲームですね。

まぁホントキツかったらしくて、今回のトークでも「芸人人生で一番キツかった」と言ってますが、度々この罰ゲームは引き合いに出されて「キツかった」「若かったからギリギリ出来た」など言ってましたね。笑ってはいけないでの「捕まってはいけない」の元ネタでもありますね。もし見たこと無い方がいれば、めちゃくちゃ面白いんでぜひDVD等レンタルとかして見てほしいですね。

この企画の感想書こうと思ったら記事1つになるので、細かい感想などはすべて割愛しますが、とにかく面白いです。ガキの使いは2000~2010年ぐらいが一番の円熟期という感じがするんで、その最高に面白い時期の神企画なので面白くないわけがないのですが。

ちなみにこの罰ゲームを決める時の100M走対決も凄い面白かったですね。ほんと予想以上に接戦で見応えあったし、ヘイポーさんとか藤原さんとかも面白かったなぁ…。

「一人ぼっちの廃旅館一泊二日の旅(2001 8)」

これは先週も書きましたし、ちょこちょこ書いてますが、私はこの企画を見て、ガキの使いに完全にハマったんですよ。そのきっかけになった企画です。当時中学生だったので、お笑い偏差値の低い中学生の自分でも見ててシンプルに面白いと感じたんですよ。しゃべりとかコント的な面白さじゃない、ドキュメントの生の「怖がり」だけなんですけど、人が怖がってるのって、こんなオモロイのかってなった記憶があります。特に今回はそのシーン無かったんですけど、浜田さんがクローゼットみたいな所から出て驚かせるシーンで松ちゃんが足をバタバタさせてビビるシーンがあるんですけど、そこのシーンでもう当時死ぬんじゃないかってぐらい笑いましたね。夜中に。またそこでマンボNo.5に合わせて、繰り返し編集が入るのがまた面白くてね。もうバッチリでしたね。

まぁこの企画も面白いシーンとかを挙げていったらキリがないので…お兄ちゃんの電話シーンとか、今夜が山田のシーンとかブーブークッションのくだりとかめちゃくちゃ面白いんですよね…。まぁ見てない方はぜひDVDで見てみて下さい。めちゃくちゃ面白いです。

松ちゃんの当時の年齢が今の私とほぼ同じぐらいなので、感慨深いものがあります。

「早朝松本レンジャイショー(2002 8)」

これも今回は全く全カットですが、このショーの本番前の松本家族全員集合して、色々話すくだりもめちゃくちゃ面白いんですよね。そこ含めてあのおとんの感じとか含めて面白いんですよ。これも松ちゃんのマジ家族全員集合という貴重な映像ですよね。

「ノーリアクションパイ地獄(2002 11)」
今回久しぶりにこの罰見てて思ったんですけど、松ちゃんの心の声というか天の声的なものは多分作家の倉本美津留さんですよね(違ってたらごめんなさい)。DTDXのトスポくんとか一人ごっつとかはじめ、ダウンタウン関連の作家はもちろん声の出演も多い作家さん。でもガキの使いではそんなに関わって居ないイメージなので、ちょっと珍しい感じがします。

ちなみに倉本美津留さんというと、私個人が絶対に思い出すので「憎っくき駅前」なんですよね…。松ごっつの面雀をプライベートでやってて…。あ、面雀っていうのはランダムな2つの単語を組み合わせて、面白い熟語を作るっていうシンプルな大喜利テイストのあるゲームなんですけど、それで、松ちゃんやあと板尾さんとかだったけな…キム兄だったかもしれないし、ジュニアさんだったかもしれないけど、とにかく松ちゃん含め何人かでやってて、その日優勝したのが倉本さんの出した「憎っくき・駅前」だったていう話がめちゃくちゃ好きで。たしか放送室で話してたんですけど、ただの駅前になんの恨みがあんねんみたいな話がめちゃくちゃ好きでね。この「憎っくき駅前」というワードは未だに、このワードより面白いワードはパッと思いつかないぐらい好きな面白ワードです。「黒ボンジュール」も好きですけどね。

話を戻しますが、これは最近の企画「TANAKER」のパイのくだりの元ネタ的な企画ですね。でもこれもめちゃくちゃお金か掛かってるなぁって感じる企画です。今じゃここまで大規模なものは無理かもですね。

「極寒の地ウラジオストクへ(2003 12)」

これも今回ほぼカットされてますが、終始芸が細かくて、凝ってましたね。コント性が強いというか。ホテルの全部裏向いてるもそうですけど、色々とガキの使いの「芸が細かいなぁ」が詰まってて、当時のガキの使いが勢いが凄かった証拠の一つかなと思います。

ウラジミール君が裏拳する所だけでも放送してほしかった。

「絶対に笑ってはいけない温泉宿(2003 7)」

記念すべき笑ってはいけないの元祖。もう元祖から神ががってます。これも当時私見た時ホント笑い転げてヤバかった覚えがあります。企画の元になってる要素は七変化なんですよね。「笑ってはいけない」という要素は。でもこの「笑ってはいけない」という縛りはお笑いというカテゴリにおいての画期的な大発明だと思います。

「絶対に笑ってはいけない温泉宿in湯河原(2004 12)」

たしかこのSPからは9時始まりだったかのSP枠での放送だったんですよね。これも前回の笑ってはいけないに拍車を掛けて面白かった。この時期というか24時間鬼ごっこ以降の罰ゲームは全部神ががってた。

「絶対に笑ってはいけない高校(2005 10)」

もう言わずもがなって感じですね。現在の笑ってはいけないの職業的なテーマ要素性はここで固まった感じがします。

「絶対に笑ってはいけない警察(2006 12)」

ここから大晦日。まだ全員参加ではない、対決をしてた最後の「対決&罰ゲーム」のカテゴリですね。この「対決&罰ゲーム」故の面白さってののもありましたね。この罰ゲームがキツイのはもう経験済みなので、それだけ対決もガチでヒリつくので、対決自体も面白かった。

…はい。という感じでしたね。

まとめと次回

前後編見て、初期の対決&罰ゲームから、かなりしっかりと振り返る感じは想像以上に良かったです。

しかも最後に対決&罰ゲームの復活は嬉しい報告です。ただもちろん笑ってはいけないは出来ないはずなので(どちらにせよアレはもう別枠なので)、対決はいいとして、罰ゲームはどんな内容なのか気になります。どちらにせよ楽しみです。今までの罰ゲームに関連したなにかなのか、全く関係のない完全な新規のバツなのか…。

で、次回はガキではなくて、ガキの関連番組的な感じなのか分かりませんが、D-1というネタ見せ番組があるそうです。次回はその感想を上げるかもしれないですし、上げないかもしれない。

というかメンバーに方正&たむけんってあったんですけど、たむけんさんってもう芸人引退したんじゃ無かったですっけ?アレ?どうだっけ…。まぁいいか。

まぁどちらにせよ、方正ココリコと出演するのでガキの使いSPみたいな感じで考えればいいのかな?と思います。メンバーも若手から即席ユニットからベテランまでエトセトラ感あるので、結構楽しみですし、今田さんがMCってのも楽しみです。

ではまた次回~

以上

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9月 05

先週の予告で「こんな感じの内容かなぁ」と思ってたのとほぼ相違は無かったです。

企画概要

ダウンタウン40周年と松本人志の誕生日もあり、ガキの使いを象徴すると言ってもいい「対決&罰ゲーム」を振り返り、過去の対決&罰ゲームの過去VTRを見ながら、映画の副音声的な感じで、ガキメンバーが思い出トークをする感じ。シンプルですね。

ただ、先週の段階では、いうて初期の罰ゲーム系はダイジェストで、2000年以降ぐらいのが主なんでしょ?って勝手に思ってたんですけど、まさか2週の前後編で、前編ガッツリ初期の対決&罰ゲームの映像があって予想以上に良い内容だと思いました。

感想

OPトーク、タイトルバックで浜田さんのケツキックのくだりは昔を思い出します。昔のトークでは定番のくだりでした。はがきを持ってくる人もスタッフだったり、セクシーな人だったり、芸能人だったりといろいろありました。しかもケツキックの後の松ちゃんのコメントも流石面白くてこの面白いくだりをタイトルバックでさらっと流すって今回は尺がカツカツなんだろうなぁってなりました。

今回の内容は特にここ5~10年内ぐらいにガキの使いを見始めた人にとってはかなり面白いというか興味深い内容だったんじゃないでしょうか。ただ一部はDVD化されているので、今回で興味が出た人はDVDを見ることをおすすめします。面白いです。

ちなみに私も生でガキの使いを見始めたのは1999年か2000年ぐらいで、しかも必ず毎週見てるって感じじゃ無かったです。ダウンタウン自体は好きでしたけど、深夜帯の番組でしかもまだ当時はコアな内容が多めな事あって、板尾さん企画とかはよく意味も分からない感じで「なんだコレ?」って思ったのを覚えてます。でも鬼ごっこは見て面白いってなって、そして決定的にファンになったのはおそらく次回出る松本人志罰ゲーム廃旅館一泊二日の旅でした。これが当時確か中学生でしたが、もうマジで自分笑い死ぬんじゃないかってレベルで笑いましてね。これで完全にガキの使いの虜になったわけです。その後はおそらくほぼ欠かさずガキの使いを見るようになった感じです。

なんかお前の思い出話はどうでもいいと思ってる人も多いと思うので実際に今回の内容についていくつか話していこうと思います。

まず記念すべき対決&罰ゲームの初回は「1⃣ガララニョロロでズームイン(1990 1」。

番組開始から3ヶ月と経たずにもう対決&罰ゲームが始まったんですね。そういう部分まで意識してませんでしたが、そんな早かったのか。ガララニョロロは夢で逢えたらのコントキャラってのは知ってるんですが、どんなコントかまでは見たことないですねぇ。というか夢で逢えたら自体見たこと無いので。…ビデオとかDVDとかになってたりするのかな?なってるなら見てみたいですけどね。ダウンタウンとウッチャンナンチャンが一緒にコント番組やってたって今考えると奇跡のような神番組ですもんね。

話が脱線しまくりますが、もうこの番組開始当初からガキの使いが面白いのがVTRからでもわかります。電話で浜田さんに松ちゃんがガララニョロロの格好&真剣な面持ちで「俺の生き様見とけよ」のくだりとか凄いですもんね。めっちゃオモロイ。ギャップがエグいもんね。この罰ゲームももしかしたら今は出来ないかもしれません。例えば朝のZIPにコントの扮装で見切れるって…無理な感じする。今だからダウンタウンは大御所ですけど、当時まだ東京では全然知名度無いですから。「誰こいつ!?」「ふざけんな」「非常識だ」ってなって炎上…とかになりそう。

で、数ヶ月後「2⃣SM亀甲縛り新宿アルタで番宣(1990 5)」。

これも今ならアウトかもですね。TVとかなら逆にいけるかもしれませんが、新宿アルタのモニターで亀甲縛りはエグいですよね。でも当時からホント攻めてますよ。うん。

そしてまた3ヶ月程しかないブランクで初めて浜田さん罰ゲームで「3⃣決死のスカイダイビング(1990 7)」。

今では考えられない浜田さんのスカイダイビング。こういうリアクション系の芸はダウンタウンはお二人共苦手なので人生でもあまりしてないはずなので、ある意味超貴重映像でもあると思います。でもダウンタウンさんでもこういう体を張る若い頃ってのがあったってのは感慨深いものもあるし、芸人の若手は見習わないとですよね。

ちなみにこれは後に大友さんの七変化でもパロらててました。

トークでも山ちゃんが「松本さんやさしい」ってくだりがありましたけど、確かにその通り。確かまだ当時ダウンタウンは二人で旅行に行くぐらい仲が良かった(別にその後も仲が特段悪くなったわけでは無いですけど)ので、今のお二人の雰囲気とはちょっと違う印象もあります。

あと田中さんのスカイダイビングやらされたくだりの補足をしますと、元々ココリコで二人共それぞれ七変化をして、スベったらスカイダイビングって事になって、遠藤さんはイマイチな結果でスカイダイビング決定になりましたが、田中さんは当時賞金ランキング1位になって、見事回避…って事になってたはずなんですけど、そのコインのくだりで半ば強制的に結局やることになりました。山ちゃんは当時色々やらしてしまってスカイダイビングって事になったんで関係無くというか自業自得なんですけど。でもスカイダイビング中に坊主にするっちゅう山ちゃん曰く「気が触れた罰ゲーム」ですけど、確かに常軌を逸した罰ゲームですよ。素晴らしいです。ほんと攻めた番組だと思いますね。

「4⃣罰ゲームさんいらっしゃ~い(1990 12)」。

これも今見ると凄いです。当時は相当緊張感あったと思います。昔ダウンタウンは師匠を怒らせた事とかもあったので尚更だと思います。

「5⃣冬の湘南赤褌で寒中水泳(1991 2)」

松本チーム罰ゲーム。松ちゃんが「つっちーおる。土屋さん」と言ってましたが、土屋敏男さんの事ですね。松ちゃんが確か著書で自分が本当に世話になったと思ってる人は3人で大崎さん(現よしもと会長でデビュー当時のダウンタウンをお世話してくれた)、そして菅さん、土屋さんの3人だけだって言ってましたね。土屋さんはガキの使い並びに東京進出のきっかけを作ってくれた人で、まだ東京では無名だったダウンタウンの才能にいち早く気づき、菅さんにダウンタウンという凄いのが大阪におると話した事がガキの使いの発端ともなったそうです。電波少年では「Tプロデューサー」としても有名だった人。なので後に土屋さんの頼みで当時電波少年の「アメリカ人を笑わしにいこう」という企画に松ちゃんは参加しました。余談でした。

「6⃣ハゲヅラでジェットコースター(1991 6)」

これも浜田さんのスカイダイビングと同じで松ちゃんのジェットコースターでリアクション芸は貴重な映像だと思います。

「7⃣カラーバーで早朝TVジャック(1992 1)」

たばこ吸って新聞読んでる画が面白すぎる。カラーバーなにやっとんねん感ね。

「8⃣アシカショーで人気者になろう(1992 6)」
岡本さん出てきましたね。今のよしもとの社長さんです。当時スタッフの一人としてマネージャー岡本怒るシリーズはもちろんのこと、数々の企画に参加してました。ほんと岡本さんは面白いし度胸もあるし…今の人は「あの会見で泣いてた人」みたいな印象しか無いと思いますけど…。とりあえず気になる人は「岡本怒るシリーズ」はDVD化されてますので見てみて下さい。めちゃくちゃ面白いです。

あと山ちゃんはこの段階でもまだTEAM-0なんですね。いつ解散したんでしたっけねぇ…。記憶が曖昧です。

アシカショーの罰ゲームも普通にコントライブとして見れば今考えれば貴重です。面白い。

「9⃣局タイトルの鳩になってクルックー(1993 1)」

罰ゲーム終了後に浜田さんに電話で「もしもし…お前に誘われて吉本入って良かったわ」はホント面白い。いろんな意味でバチコリハマった天才的なコメントだと思います。

と、ここまで前編の主なV。

あと久しぶりにコールドカットの曲(昔のトーク出囃子的な曲)が幕間で流れて懐かしかった。やっぱりしっくりくる。

あとスタッフもまだ菅さんヘイポーさんをはじめ各懐かしい顔が揃い踏みで良いですよねぇ。今も残ってるのは柳岡さんと大友さんぐらいかな?

まとめと次回

ほとんど期待してなかったんですけど、前後編でがっつりやってくれたのは嬉しい誤算。初期の罰ゲームの貴重な映像がてんこ盛りで、こういうのであれば古参の視聴者である自分でも楽しめる内容になってました。

あと改めて時系列で見ると短い期間で対決と罰ゲームを繰り返してたんだなぁって思いました。ハイペースですよね。ほぼワンクールに1回ぐらいでやってるときもあるし。そう思うと濃い内容ですね。また対決&罰ゲームやってほしいですけど、世間的にもガキメンバーの年齢的にも難しいよねってなります。こればかりはしょうがない。でもTANAKERでパイ地獄やってるからああいう感じぐらいの罰ゲームなら全然アリだと思いますけどね。

まだ前編なので、後編はもう私もリアルタイムで見始めた時期になるので、個人的には今回の前半の方が楽しめたかもしれません。でも、ガキメンバーの幕間のトークも楽しいで全然問題ないですけど。

うん次回の後編も楽しみです。

ではまた次回~

以上。

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