5月 01

以前に「自分はイラストが書くのが苦手だ」的な記事を書いたのですが、最近というか今頃なんですけど改めて絵が下手なんだなって思いますね。

時々イラスト的なものの依頼がデザインから回ってくるのですが、もう駄目ですね。まず空想では書けない。というかなにか見ながらでないと基本書けないし、書いても下手だ。デザイナーとして致命的だと思う。自分自身。

小学、中学、高校の頃は自分的には他の人より描けていた気がした。でもそれって所詮”普通の人”と比べてってことなんですよね。

大学に入った時デザインの大学なので入学と同時にデッサンの授業がたくさんありました。それはもうつらかった。そいで1年過ぎた頃気付いたんですよ。

「絵じゃこいつら(周りの人)に勝てねー」
って。

やっぱり美術系の大学(レベル低いですが)に入ってくるのは、それなりに絵に自信を持ってる輩が多かった。

その中で1,2年はかなり絵やデッサン、デザイン画などを書きましたが”それらのみ”の腕は絶対勝てねーなと確信しましたね。

つまり大学に入って初めて、自分の絵の腕前はイマイチと気付いたんですね。好きな人って授業中もひたすら書き続けるしね。黙々と。自分にはそれができなかった。毎日デッサンし続けたらわからないですけど、その時はそんな事できなかった。

それで最終的に自分はこいつらに勝つには

「デジタルしかねーーーー!!!」ってこれまた確信しましたね。

大学入るまではMACなんか触った時無かったケド,いじくるようになって「自分に向いてるぞ、これ」って思いました。というか飲み込みが周りより早かったと思います。自慢のようですが。なんかスイスイできた。

それで三年生以降は映像を勉強しましたが、根本的にはやはり”デジタル”でっていうこと。これが大学に入って一番良かったこと、収穫かもしれません。”デジタル”という表現に出会えたのは。

パソコンの無い時代だったら私はデザインを諦めていたかも。そう思うと、AppleやAdobeには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

自分はまだ駆け出してもいないようなペーペーですがデジタルのデザインに出会えてよかった。

本当よかった。良い時代に生まれたもんだ。

以上。

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4月 30

今回でめちゃめちゃ間が空いたF-BOOTの制作記をしめようと思います。

前回土台までできたのですが、アンテナや腕も付けて完成間近に迫った所で事件発生。

F-BOOTには印象的なクリアパーツの頭があるんですね。このクリアパーツまで付属しているわけです。恐るべし帽子屋さん。

ところがこれが難敵でして、まずカットして、切り口を綺麗にするのが一苦労。
不器用な私は何度も少し切って、ヤスリをかけて…と繰り返す。
でもなかなかちょうどいいサイズにならない。それでもやり続けた結果なんとかそれっぽいサイズになり、よし接着!と思ったんですが、これまたミスをしてしまった。
いつも通りに瞬間接着剤で接着したところ、見事に白化。クリアパーツが濁ってくもってしまった…どうしよ

↑見事にくもってます。

原因は密閉しているところに揮発したからかなぁと思ってます。よく考えたら当たり前なんですがその時は気付きませんで…

でもやっちゃったもんはしょうがないんで、そのクリアパーツはボツ。もう一個作ることに。

幸い帽子屋さんはクリアパーツが自分のように駄目になった時の為のヒートプレス用の型まで同封されています。マジすげー。

↑練り消しに軽く固定しています。これに押し付けるわけです。

なのでこの型にその辺のパッケージについてる透明なプラスチックをライターで熱して、型に押し付ける。
F-Boot
↑失敗もしましたけど…

難しいかなと思いましたが、2、3回やったらなんとかなりました。本物より若干薄手になりましたが問題無し。でもまた1からやり直し。また切ってヤスって…とりあえず時間は少し掛かりましたがなんとかクリアパーツ複製完了。

それで今度はものすごい微量の木工ボンドを慎重にふちに付けて接着。なんとか付きました。くもりもほとんどなく。無事クリアパーツを付けれた。あーよかった。

それであとは出来たF-BOOT本体をニスが乾いた土台に乗っければ完成。

そいで撮影をしまして、けっこう高評価のデジラマを制作して画像も容易完了!

よしfgに上げてミニスケコン間に合った〜〜…と思いきや

「締切間違えた!」

すいません。もうしわけない。特にミニスケコン主催のreeさんに。
日曜の夜閉め切りだと思ってましたが、なんと土曜の夜…
でもめっちゃ疲れていたし、とりあえず完成しただけで満足。

で、fgの反応はまぁまぁ普通といったところでしょうか。無突マスターや、原型制作者の帽子屋さんにもコメント貰ったし。”デジラマ賞で投票したかった”のタグまで頂いて感謝感激ですね。

なので自分的に納得いくもんがそれなりに出来たし、ガレキ1号にはちょうどいい難度でF-BOOTを選んでよかったなと思います。reeさん始めみなさんに感謝。

そいで締切に間に合わなかった悲しい自分は更に風邪もこじらせ、ミニスケコンの結果発表&打ち上げチャットは断念。
とりあえず結果を

 1位 おおつののだんな(とまさん)
 
 2位 繰り返される日常(ダンディさん)
 
 3位 Grave(hougokuさん)

 特撮賞 小さい巨大機械生命体プルート(はるとさん)
 
 会場賞 1/144フリーゲ(marchantさん)

とこんな感じ。
とりあえず自分が投票したものがそのままランクインしていたんでそれはうれしかったですね〜。

はぁ
なんか長くなりましたが、こんな感じでF-BOOTの制作記を終わります。
自分が参加できそうなコンペが特に無いんで、次は何を制作しようかな…先日ツイッターで「宇宙船とか衛星モノ」作りたいって盛り上がったんで、その辺作ろかなとか画策してますけどね〜

なんかMa.k.とはまったく関係ないやつも作りたいなぁ。

ちなみにF-BOOTの完成ギャラリーはこちら
http://www.revolve-gear.com/contents/model.html
fgの会員の方はfgにも展示してるんでこちらもどうぞ
http://www.fg-site.net/products/62813

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4月 29

勘違いしている人が非常に多いので書きます。

Webデザインと聞いて一般の人は「カッコいい」とか「現代的」とか華やかなデザイナー職とよく思われているようですが、その実は地味で地道でデザインよりプログラムが大部分なんです。

結果も即物的ではありませんし、グラフィックデザインもやっている立場から言わせてもらえばWebは地味です。グラフィックのほうが私から言わせれば全然楽しい要素、デザイン要素が高いです。DTPと比べてもどっこいどっこいかなぁ〜。DTPも結構地味ですけど。

結局Webデザインは「デザイン」と呼べる部分は主にindexのトップページのみ。あとはそれの焼き増しみたいなもんですから。それに制作の大部分はブラウザの互換性やSEO対策、細かなdiv付け、タグ付け、プログラムやリンクのチェック、やメタ情報、alt属性の画像の説明付け等一見見た目とはまったく違う所が主に時間を使う場所だ。

だから一般のクライアントには努力した部分が見えないし、わからない。これは地味で報われない。だからWebデザインが「カッコいい」とか「華やか」とか「楽しい」とかそんなのは勘違いも甚だしい。

全体の制作時間の見える部分のデザインなんて2割以下な気がします。8割以上が見えないところの努力という感じ。

まぁある意味でものすごい「デザイン」ではですけどね。設計するという意味では建築の概念に少し近い。

でも実際のWebデザインが実は地味で努力があまり見えないというのは事実ですよ。
でももちろんそれを承知の上でWebデザインを頑張るしかないんですけど。

これからWebデザインを志す方はぜひこの辺を理解してからこの職を目指してほしいと思います。

以上。

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