11月 16

<追記前置き>この記事は2010年に作成したものであり、そういう意味で現在と照らし合わした場合記事に違和感や間違った点などがある場合がございます。しかし敢えてそのまま特に記事を改変することなく当時のまま記載しております。加えてこの記事はあくまで個人の好みの話をしており、エヴァンゲリオンを批判する目的の記事ではございません。それを理解した上でお読み下さい。

エヴァファンの皆様すいません。どうしても好きになれないんです。

個人的な好き嫌いなお話ですので、それを前提にお話します。私の友人で大好きという人はいっぱいいるんですけどね。なので好きな方は好きで居て欲しいし、イチ感想…とでも思って下さい。

アニメも旧劇場版も漫画もも全部見ましたし、読みました…が。私はエヴァが好きになれないんですよ。正確には単純に大嫌いとはちょっと違うんですが。

それには理由がいくつかあります。

演出やキャラクターの設定や舞台設定なんかは非常に良いと思うんです。この作品に影響を受けた作品もたくさんあるというのいうのも頷けます。世界観とかは本当いいですよね。

でも悲しい。

悲し過ぎる。

そして暗い。

特に後半の展開は非常に醜い。見るに耐えない。

wikipediaによると『るろうに剣心』で有名な和月さん(新潟出身なのよ!)がエヴァについてこんな発言をしたらしいんです。「製作側が作品も登場人物も愛していないのが伝わってきて少し不快に思った」と。

私も非常に同感です。キャラクターになにしてもいいのか?後半の全キャラクター達(もはや一人残らず)の末路は悲惨で、目も当てられない。

例えば、綾波レイは無表情な彼女がシンジと交流を深めることによって次第に感情が生まれ、シンジと親密になっていく……所までは完璧。素晴らしい。だけど、後半にレイはたくさんいる(魂は一つだとか言われても……;)という事実とか、普通に死ぬとか。…このキャラが好きでも死んじゃたり、3人目とかいっぱいいるとか言われたら感情移入出来ない…

アスカも出自(母親の事とか)が既に可哀想なんだけど、片思い(というか憧れ)の相手死亡、精神崩壊、廃人化、量産機に食われる…などなどあまりに酷すぎる。普通に悲しい過去程度でおさえて、ツンデレキャラでツンケンしてるけど段々シンジに惹かれていく…程度の分かりやすい感じで良かったと私は思うんですが……(あくまで個人的思いです)

まぁ他にも葛城ミサトに赤木リツコに加持リョウジに鈴原トウジに…まぁことごとく死ぬのなんの。しかも良い死に方とは決して言えない。他の様々なキャラも悲しい結末がほとんど。

私は赤塚不二夫さんがいっている「キャラクターは生きている」という考えが本当だと思っていて、そういう考えからすると、エヴァのキャラクターは制作側に無惨に殺されたと私は解釈しているんですね。

「現実はこんなもんだよ」とか「リアリティがあって良い」とか言う人がいるんですが、ある程度は”リアリティ”で許せるが、あそこまでいくと逆に嘘っぽいんですよ。

これも上記の和月さんの発言なのですが「エンタテイメントの基本は笑顔とハッピーエンド」という持論に賛成する派です。

アニメ版、旧劇場版、漫画版含め私はまったくいいエンディングとは思えなかった。

やはり創作されたお話は最後は希望の光が指していないと駄目だと思う。

ミスチルの「ヒーロー」の歌詞でもこんなのがあるんですね。「駄目な映画を盛り上げる為に簡単に命が捨てられてゆく、違う、僕等が見ていたいのは、希望に満ちた光だ。」

これを聞いた時まさに自分の中のエヴァに対する気持ちだったんですね。

エヴァに限ってはいませんが、最後は「絶望と哀しみ」で終わるような物語は私は好きになれません。

いくら創作のキャラクターだとしてもそれぞれの魂があると思っていますので、それを踏みにじるような事はしてほしくないんですね。

例えば北の国からで有名な倉本聰さんの脚本って暗くて、辛い展開にはなるんですけど、いろいろと最終的には救済されるんですよね。だから好き。

他にも宮崎駿さんもこの作品を否定していますし、なぜ世間がこんなにこの作品を愛しているかが理解できない。

というかあと一歩というか制作者がもっと良い方にキャラクター達への愛のようなものがもう少しあれば最高の作品になっていたかもしれないのに。

残念でならない。

周りが凄い凄い、良い良いと叫ぶから騙されるんじゃなかろうか?

私は漫画でいう3~4巻までが限界です。そのぐらいまでは非常に面白いなと思ってました。ヤシマ作戦とアスカの共同生活のエピソードあたりまではね。その後はもう醜い。見れたもんじゃない。

私はそう思います。

それとも新劇場版はその辺が全て改善されてるのか?

もしそうなら良いけどねぇ。多分結局悲しいのは悲しいんだろな。

<追記>
新劇場版見ました…でもやっっぱり好きにはもちろんなれず。ほんの少し救済されてる感はありましたけど…うーん…やっぱり俺はダメだな。しかも劇場版という割に違和感のあるCG(基本的に私は2次元作品に中途半端に入れてくる三次元CGが嫌い)も気になりましたし、映像自体のクオリティもそんなに驚かなくて…

以上。

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11月 15

※当サイトはガキの使いの動画等貼付け・リンク等ございません。感想のみです。ご了承ください

ハイテンション ザ ベストテン 2010 です。

調べたら去年は11/8が前編…ということはホント丁度1年ぶりぐらいなんですね。ハイテンション。

去年のハイテンションはほんと名作揃いでしたが,,,今年は前編しか見てませんが今の所大ヒットは無いですねぇ…

とりあえず順位や演目リスト

10位ココリコ田中
「犬よ、吠えろ、思いのほかに」

9位ピース 又吉
「お母さんに買ってもらった自転車」

8位オードリー春日
「楊貴妃 クレオパトラ 春日」

7位エレキコミック やつい
「後悔2010」

もうすぐベストテン
18位Wエンジン チャンカワイ
「『惚れてまうやろーっ!』よりも伝えたかった事」

16位楽しんご
「ヘルシー」

13位しんじ
「ヒヨコ」

前編はこんな感じ。いつも通りの流れですね。出演はガキにしてはめずらしい系が揃いましたかね(でもハイテンションはいつもこんな感じかも) 楽しんごは出るとは思いました なんとなくw

まず13年連続10位の田中ですが、今回はちょいイマイチw 前回の「雨よ、降れよ、思いのほかに」のほうがレベル高かったですね。ピース又吉も本当に松ちゃんも言ってましたが、綾部じゃないの!?という感じ(笑 でもなかなかよかったですね。

オードリー春日もそのポテンシャル通りの結果かなw なかなかよかった..なぜかオチが荒井注なのがわかりませんでしたが。

あとしんじって誰ですか(笑

初めて見ました。ほんとう見た目だけでいうと完全変質者っぽかったですねw ネタも見た目通りのハイテンションさでイカレっぷりがなかなかよかったw

楽しんごもやっぱりポテンシャル高いですね。オモロいですね。まぁ今年のガキの新年会に登場して軽くブレイクした芸人さんの一人。

…まぁ前半は正直無難な感じだった印象がありますね。どれもいかにもハイテンションって感じでいいんだけど絶叫押しが多かったかな?と。

去年のハイテンションで一番オモロかった、新宿カウボーイ かねきよ勝則の「テイテイおじさん」程のクオリティのネタはあるのでしょうか!?

後半戦も楽しみですね。

以上。

ガキの使い記事一覧はこちら
http://www.revolve-gear.com/blog/archives/196

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11月 12

Knife Outtake
Attribution License by DieselDemon

今日はどうでもいい自分の信念のようなもののお話を。興味の無い方は読まなくてOK。

タイトルに書いた「心に持つナイフ」これは自分が常に持っている信念を表す言葉なんです。

どんなに自分がなにかに影響されたり、年を取って、なにかを始めたりするのが億劫になったり、自分の未来が暗くても、反骨心が削れるようなコトになっても、どんなことになろうが「心に持つナイフ」を離してはいけないと思っているんです。

要は牙みたいなもんです。牙と爪をもがれたトラはなんにも恐くない。毒と攻撃性がない蛇も恐くない。そしてそれはつまらない。

人間も同じ。どんなに人当たりを良くして、社交性を向上したとしても、絶対にそういう尖ったものを心にいつも持っていないと人はダメになると思う。一人の人間としての向上は無いと思います。

いつもはニコニコとやさしそうでも、やさしいだけではダメだと思う。その奥底にギラギラと光るナイフを心にいつももっている…こういう感覚や意識を自分はいつももっています。

その「心に持つナイフ」は負けん気や気丈さや勇猛さ、服従しない精神等様々な気持ちを生んでくれます。10人中9人がYesと言っているものでも自分がNOだと思ったらNOと力強く言える…そういう人間でありたい。それには「心に持つナイフ」が必要なのです。

どんなに偉い人でも、多数の意見でも、自分自身の弱気な心も、「心に持つナイフ」を持って無ければそれは飲み込まれてしまうでしょう。

自分が信じているもの。自分の信念。そういうものは時に曲げられないし、時には素直に他を認めて快諾しなければならない。

「心に持つナイフ」

自分はこの感覚を一生涯持ち続けたい。もし「心に持つナイフ」をぽとりと落としてしまったら、それは私の心臓を一差しにして、一人の人間としてダメになることでしょう。

自分はいつも持っている。「心に持つナイフ」を。ギラギラとした切れ味鋭いナイフを。それが自分を強くする。それが俺の信念だ。これを捨てる気はない。捨ててはいけない。

以上。

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