12月 25

今年も来ましたね。M-1。

ちなみに去年の記事は>2022年 M-1グランプリ 感想

今年もエントリー数は最多更新。即席コンビとかが増えてるんですかね…。

まずは審査員。立川志らくさんが勇退(?)し、海原ともこさんが審査員に。まず志らくさんについてですけど、続けて欲しかったなぁ…。漫才とは違う視点の立場の評価代表として貴重な立場だったんじゃないかな?と思ってたんで。それと海原ともこさんについてはちょっと意外でしたね。もちろん知ってはいるんですけど、正直そんなに知らん…。もうしわけ無い。私は東日本住みですし、劇場にたくさん通うみたいな人でももちろん無いですし。イメージ的に大阪かつ劇場の叩き上げ的な人のイメージ。でもなんで海原ともこさんなんですかね…。私はその辺の事情1mmも分からんのですけど…。まぁよく分かりませんが、今TVの視聴者は昔と違いとにかく女性が多いので、そっち視点の評価を増やしたかったんかな?よく分かりません。この辺について詳しい方居たらコメントお願いします。

決勝戦9組プラス1については、まぁそれなりに順当な所が残ってきたかなぁと。敗者復活のシシガシラ含め。全く知らんのはくらげぐらいかな。まぁ他にも名前と顔ギリ知ってる的な組も居ますけど。でもまぁ順当かなぁと。

でも今回事前の状態での自分的な推しって程の推しの組は居なかったですね、だからか…なんか事前のワクワク感は少なかったです。これはあくまで個人的な気持ち的な事ですけど。まぁ実際そんなのはあくまで事前のテンションの問題で、ミルクボーイだって全然知らなくて、決勝で初見で見て腹千切れる程笑いましたし。関係無いですけどね。というか初決勝の組の方がそれまでの結晶としての面白さあるんで活躍する確率高い気もしますし。

といわけでM-1の個人的感想をできるだけかいつまでんで書こうと思います。

決勝1stラウンド感想

1番手令和ロマン

掴みからまずしっかり先制パンチ出してました。この「掴み」の部分がM-1においては非常に重要でして、この掴みをしっかり笑いとれるかどうかで、良い点とれるかどうかもう8割決まるんじゃないかって思うぐらいです。なんでかっていうと、飛び込みの営業マンに例えれば、いわゆる”名刺”であり最初に見る”顔の印象”の部分なわけですよ。そこで失敗してたらその後面白くてもずっとその最初の「イマイチ」の印象が残り続けるし、そもそも「掴み」という大事な部分で滑り…もしくは軽滑りしてるようじゃ、その後の漫才がそれを上回って来ないですよ。まずは掴みでしっかりと笑い穫る。それが良い漫才の鉄則。ただその掴みにも長い時間(長めの前フリ)を掛けてドカンと笑いを穫る掴みと、最初はご挨拶程度のジャブの感じで笑い穫る掴みと大体2パターンあるんですよ。もちろんその間の中間っぽい掴みとかもありますけどね。令和ロマンは後者のさらっとジャブでしっかりと当てていく掴みでした。いいですね。で、令和ロマン二人共声がハキハキしてて比較的聞きやすい。かなりテンポの早いネタというか言葉遣いなので、そうじゃないと何言ってるか分からんわね。これも生の賞レースで重要。あと強弱もしっかりしてて、テンションがあがってガ~っていく感じと静かになって空気をキュっと締めるのとメリハリもある。そしてボケの数も良い。ただ、微妙にざっくばらんとしてる雰囲気というか、結局なんの事の漫才だかよく分かんないというか。まぁ基本はその角でぶつかるシチュについてアレコレ言うネタなんだけど、なんか言ってる事は意外と別の話も多いな的な。まぁブラマヨみたいな脱線していく事が主旨(?)のネタならまだしも、そういうネタでもないので。でもトップバッターでこの安定感は凄いと思います。 平場というかネタ後のトークも良かったね。余裕があるというか。実力あるんだろなっていう。

2番手シシガシラ
敗者復活組。シシガシラはねぇ…、私チドラー(いろはに千鳥好き)なので、このネタ見てたんですよ。(令和ロマンもいろはに千鳥出てましたが)掴み含め。なので、他の組のネタと違って、初見じゃないので印象はまた違うと思うけど…でも正直クオリティそれなり…ぐらいですね。面白い部分はあるんだけど、「クスクス…」程度で終わる笑い部分が多く、このM-1というピラミッドの頂点部分でやるには少し弱いなぁと思いました。審査員の方達も「もっと爆発する部分が欲しかった」とみんな言ってましたが、まさにそんな感じですね。ずっとそれなりに面白いけど「クスクス…」で終わって「がははっ!」にはならないというか。

3番手さや香
もう言わずもがなの優勝候補コンビ。流石のネタ。さや香らしいネタ。やっぱりテンション具合とかどなり感とかが相変わらず素晴らしい。ボケとツッコミのテンションがずっと一緒じゃなくて、上がる時下がる時とある対比のメリハリが良い。後半のエンゾが50代のおっさんというオチへの流れもいいですしね。安定感あるネタだったと思います。まさに前回のさや香の1つ目のネタを彷彿とさせるような良いしゃべくり漫才。

4番手カベポスター
うーん…前回のネタより若干劣るネタだったかなぁ。掴みまでが長いわりに、そんなにウケなくて…。まさに前述の感じですよね。なんか掴みまで長い割にそんなにドカンと来ないので「あれ?」っていう。あとネタのシチュが頭の中で想像しにくい感じあった。漫才は脳みそ空っぽで聞いても面白いのが良いネタですから。あと最後のドロドロ噛みはねぇ…千鳥のストゼロM-1打ち上げも見ましたが、この事についてアレコレ説明してましたので、興味ある方は見た方がよろしいかと。あと邦子さんが前回めっちゃ低い点つけて、今回点高かった事についてもね…。本人達も打ち上げで言及してましたのでそれも興味ある方は是非。

5番手マユリカ
もう2023年は結構露出多くて、既に売れてる…、もしくは売れかけてると言ってもいいマユリカ。導入は漫才らしい漫才って感じで好感持てるんですが、マユリカも掴み失敗してる感じありましたね。掴みの次のボケはそれなりにキャッチーでしたけど。安定感それなりにあるネタなんですけど、なんかハイテンションツッコミで無理くり…って感じのくだりもいくつかあって…。「それなりに良い」ぐらいに留まってる印象を受けたかな。でもマユリカはもう平場強いの分かってますし、M-1関係無く売れるでしょう。

6番手ヤーレンズ
令和ロマンと同じく、ジャブタイプの掴みからの漫才定番の導入。ちょっとコント漫才ちっくな感じですね。ボケの数も良いし質も良い。ボケの数とクオリティはアンタッチャブルの漫才っぽさを感じましたかね。ツッコミのテンションは柴田さんと全然違いますけど。ボケの憑依芸的な感じがキャラ濃くて良いですよね。「全員ステゴロ」が個人的に好きなワードでしたが、多分どの人もヤーレンズのネタ中の小ボケの中で好きなワードがあったんじゃないすかね。それぐらいワードセンスも良かった。ネタ後のトークも良かったですし。元々名前ぐらいしか知らなかったコンビですが平場も強そうですね。

7番手真空ジェシカ
もうある意味笑い飯っぽい感じになりつつあるかもしれない真空ジェシカ。私はガクさんのツッコミが過去一聞きやすく、今回のネタが過去のネタの中では1番良かったんじゃないかな?と印象を受けました。あとワードもなんか尖りすぎてる部分があったんですけど、今回比較的誰が聞いても分かるワードを揃えたように思えるし、かなり良かったです。ですが、それはネタそのものの良さともちょっと違う部分なので…。別に悪くないネタなんですけど…イマイチ爆発するまでいかなかったかな。

8番手ダンビラムーチョ
掴み(天体観測の歌い終わり)までが長すぎたかな…。もうそこですべて決まった感じある。打ち上げでも言ってましたが、劇場では天体観測歌ってる時点でしっかり笑いがめっちゃ来て、歌い終わりのツッコミでさらに爆発するネタなんですけど…って言ってて、M-1でよくある事ですね。舞台や劇場で受けたネタとM-1でウケるネタが違う問題。劇場は「お笑い好き」が集まるのでM-1とは客層も雰囲気・空気感も全然違う。声の反響や聞きやすさも違う。評価するのも百戦錬磨の審査員。全部劇場とは違う。歌ネタのハードルの高さもあるな…。歌のチョイスも全世代にささる選曲じゃないので…。難しい所ですね。

9番手くらげ
パターンに嵌めるネタ。私は結構好きでしたよ。ネタ後からネットでも松ちゃんの評価でも「ミルクボーイっぽい」と言われてましたが、私はそこまでそれは気になりませんでした。ただ、名前の羅列言いまくる下りから「◯◯だった」「いやそれ◯◯じゃねーか」のパターンで名前の羅列言いまくる下りは素晴らしいんですけど、その後の一番笑いが来ないといけない「◯◯だった」「いやそれ◯◯じゃねーか」の部分で毎回軽スベリというか、スベリではないけど、もっとドカンと来ないとって所で来ないのでそこがネックになりましたね。それこそミルクボーイはその後の◯◯じゃねーか的な後のワードセンスも抜群でしたが、そういう領域には全然届いてませんでした。変化も乏しかったかなと。

10番手モグライダー
前回の美川憲一さんのネタの2番手ネタみたいなネタですね。まぁ悪くはないですけど、その美川憲一さんのネタもファイナル行けなかったわけで、その美川さんネタとクオリティ的にそこまで変わらないし、ネタの雰囲気傾向も同じなので、そりゃこのネタでもファイナル行けないですよね。まぁモグライダーはもう完全に売れてるんですし。もういいじゃないですかね。そんな事言うと怒られそうですが。平場の面白さもみんな知ってるわけですし。これもやはり歌ネタの難しさが出たかな。まぁともしげさんの、かんちょう言いまつがいでウケたし、しっかりモグライダーの印象は残ったかなと。

というわけでファイナルランド進出は1位さや香2位ヤーレンズ3位令和ロマン。

決勝ファイナルラウンド感想

令和ロマン

掴みからしっかり笑いを取り、ネタ中ずっと面白く、正直ネタ終わりで「あ、優勝したな」って思いました。正直最初のネタも面白かったのにそのネタよりずっと面白かったですからね。分かりやすいネタでしたし。誰が見ても面白いネタですよ。ボケの数も質も抜群。今回の全ネタの中で1番好きでした。まさか2ネタ目にこのネタを残してくるとは…。よしもとイジりネタも審査員には刺さるでしょうしねぇ。正直悪い部分が無い。しゃべりも聞きやすいし、その町工場の状況も想像しやすい。

ヤーレンズ
いや素晴らしかった。1つ目のネタよりほんの若干劣るかな?位で、ほぼ同じ位の素晴らしいクオリティの漫才。このネタもボケの数と質が良い。やっぱりこのネタでもボケがザキヤマさんとか富澤さんとかのしれっとボケ続ける感じを彷彿とさせて、終始素晴らしかった。コント漫才チックな部分もあってサンドウィッチマンっぽさを感じるのかな。さっきの令和ロマン終わった後優勝は「令和ロマンだな」って思ったんですが、このネタもしっかり面白く「分からなくなった」と思いました。ボケの方の憑依具合・キャラの濃さいいですよね。コントも出来そう。実際やってるのかもしれませんが。

さや香
誰もが「なんでこのネタを選んだ…」ってなったと思います。もちろん刺さる人には刺さるネタだったと思うけど、老若男女に刺さるネタではない。まぁこの辺の事も打ち上げで言及してましたんで、「なるほどねぇ~」って感じですけど。やはりそれを聞いてもネタの選択はミスったと思いますね。自分達がどうしてもしたかったってのは分かりますけどね。良い漫才って頭空っぽで見ても…、、なんなら音声だけで聞いても面白いんですけど、このネタは見てるこっちが頭で色々考えないと駄目なんですよ。そっちに頭のキャパを使うんで、ネタがすんなり頭に入ってこない。まぁ…誰もが違和感を覚えるネタだったと思いますよ。

で結果1票差で令和ロマンの優勝。

1個目のネタだけでいえばヤーレンズですが、令和ロマンは2こ目にさらに上のネタを持ってきたのが印象良かったですね。そういう僅かな部分で1票差に繋がったのかもしんないですね。令和ロマンのネタ順が逆なら結果変わったかもしれないです。それに1番手からファイナルも1番手で優勝ですからそういう意味でも凄いですよね。ヤーレンズもホント面白かったでしたけど…。惜しかった。さや香は…。前回以上に2個目のネタが…。そりゃこういう結果は至極自然な結果かなと。

審査員の評価もヤーレンズに入れたのはコント漫才のパイオニア的なサンド富澤さん、邦子さんともこさんの女性陣。令和ロマンに入れたのは、どちらかというとしゃべくり漫才派の大吉先生、塙さん。礼二さん、松ちゃん。まぁ松ちゃんは両刀的な感じですけど、令和ロマンに入れた理由もしっかり説明してましたし、理路整然としてると思います。私も2つ目にあのネタを残すのは評価に値するかと思います。

まとめ

面白かったです。……ですが、やはり平均クオリティ的にはそこまで高いと思いませんでした、令和ロマン、ヤーレンズは素晴らしかったですけどね。キングオブコントの方が近年レベル上になってきたと何度も言ってますが、やはり確信に変わりつつあります。過去のM-1で比べれば去年と同じ位かチョイ上かな?って感じですかね(平均クオリティに関しては)

海原ともこさんの評価良かったですね。山田邦子さんの方が未だにちょっと違和感あります。

令和ロマンとヤーレンズは平場も強そうだし、売れそうですね。売れてほしい。この二組ユニットライブもよくしてる仲らしいので二組一緒に売れてほしい。

はい。というわけで2023年のM-1感想をかいつまでんで書きましたが、如何だったでしょうか。みなさんは今回のM-1どう感じましたか?もしよろしければコメントなども残してくれればと思います(コメントは承認制で即時公開にはなりませんのでご了承ください)

ではまた来年のM-1記事で。

以上。

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12月 25

お笑いファンとしてはM-1の興奮も冷めやらない状況かと思いますが、それはそれこれはこれ。M-1の感想記事は明日中(今日中)には上げたいなぁと思うのでそちらも上がりましたらよろしくお願いします。

で、ガキの使いは

前回の続き

です。

まず後編最初のお題はガソリンスタンド。

よく分かりませんがガソスタはかなり難しめのお題なのではないでしょうか。

特に津田さんに同情するわけじゃないですが、ガキメンバーでなく、住んでる期間も短く、車も乗らない人にはかんなり難しい思われるお題。

で、結果遠藤さんの読みがかなり惜しく、ダウンタウンのお二人とニアミス。つっても外した場所も惜しい場所。津田さんはハズレどころか、もう2年前から存在しない場所を選択。でもまぁしょうがないかなこれは。田中さんは松ちゃんも言ってましたが、大外しでも無い「ちょっと分かるなぁ」的な場所でハズシ「どうせ外すならもっと大胆にハズせや!」的な案件に。

というわけで全員揃わず。まぁお題がちょっと難かったですかね。

後半2つ目のお題は宝くじ売り場。

これは銀座の所はたしかに有名ですよね。新潟に住んでる自分でも、バラエティとかで「よく当たる売り場」として特集されてたりするの見たことあるし、そこで大量に買って「当たるかどうか」みたいな内容の番組も見たことあります。なのでお題の難易度的にはさっきにガソリンスタンドよりかは緩めかと。

移動中のダウンタウンお二人の車で浜田さんのおっさんとの絡みについて、おっさんへものすごい初速でキレる浜田さんを「速攻もろ差しの体勢」と形容する松ちゃん流石ですね。めっちゃ笑いました。相撲好きなんで尚更この例え面白いです。まさにですもんね。

そして新橋ついてからの「パナマどこよ」ネタ。ホント松ちゃんこの小峠さんのパナマどこよネタ好きなのか、ただ単に言いやすいのか、めっちゃ使いますね。他人のセリフ回しの中でもトップクラスに使ってるんじゃないでしょうか。ガキでも何度か出してますし。でもホント「どこよ…パナマどこよ!」「コスタリカの横よ!」「それもどこよっ!!」って、言葉の面白さはもちろんテンポとか語感が素晴らしく良いんですよね。私も大好きですパナマどこよ。

で、銀座有楽町で方正・遠藤組と田中さん合流。なんと津田さんは頭では銀座有楽町を描いていたものの、勘違いして合流出来ず。

最後のお題で格闘技会場。

そしてダウンタウンは迷いなく後楽園ホールを選択。山ちゃんのモリマン対決でも後楽園ホールをつかっており、ガキでも馴染み深い場所。で、方正・遠藤・田中組も流石迷いなく選択。問題は津田さんですが、いくつか迷ってたようですが、後楽園ホールを選択し全員合流。若干津田さんは「ホントか?」って疑問が無くは無いんですけど…。まぁ普通に揃えたんでしょう。うん。

まとめと次回

まぁ普通に面白かったです。いつものこの企画らしい展開と盛り上がりとオチって感じで。予定調和的ですが、安定感という意味ではいいんじゃないかなと思います。まぁ今回ゲストがポンコツ要素を持つ津田さんってことで、難易度は少し上がってたかもですね。ただ、この企画もとにかくもう回数を重ねてるんで「この企画の過去に行った場所」ありきでの、場所選択って感じの読みになってきてるんで、それが使えない津田さんは確かにちょっと不利だったかもしれないです。でもそれぐらいが番組の盛り上がり的にも難易度的にも丁度いい位なのかもしれないですね。田中さんは相変わらずかなりヤバかったですけど。

で、年内は今回で終わりですよね。次回はおそらく7日かな?。多分。で、おもしろVTRですね。年明けパターンですね。このおもしろVTR企画年末にやるパターンと年明けにやるパターンとあるんで。2023verは年明けパターンですね。で、なにやら藤原さんが謝罪とお知らせを~とか言ってましたが、多分釣り的なアレだと思いますね。よく分かりませんが。

ではまたガキの使いの記事は来年にまた逢いましょう。M-1の感想記事もできるだけ早めに上げると思うから、そっちもよろしくね。

ではまた次回~

以上。

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12月 19

諸問題により更新が大幅に遅れました。申し訳ありません。

ガキの定番企画「スマホなしで待ち合わせ」

前回は約1年前

2022 11 27「第10回スマホなしで待ち合わせ(前編)」感想
2022 12 4 「第10回スマホなしで待ち合わせ(後編)」感想

でした。そうか1年も経ってたかぁって感じです。前回のゲストはフジモンさんだったんですけどね…ちなみにこの企画伊勢谷友介さんピエール瀧さんフジモンさんとゲストで参加してその後諸事情によりTVに出れなくなった人がかなり居るという変な星回りもあったりします。

定番企画ですが、回によってゲストが居たり居なかったりと言う感じの企画ですが、今回も前回同様芸人から1人のゲスト。ダイアン津田さんです。

少し話は飛びますが、ダイアン売れましたね。ダイアンが東京に出てきた位の頃はガキの2ショットトークに「僕たちどうすりゃいいですか?」と相談しにきたり、アメトークやロンハーなどでも東京でやっていけるかどうか…みたいな不安を漏らしてたような気がしますが、そんな不安も見事払拭し売れに売れましたね。正直私もここまで売れるとは思いませんでした。特に津田さんはポンコツ具合といい、わーぎゃー騒ぐ感じといい、出川さんや若い頃の山ちゃんと同じ空気感というか似てる匂いを感じるキャラでガヤとしても番組を盛り上げ、意図しないポンコツキャラでの突っ込まれる側でも活躍し、津田さんがいると番組をやりやすいという声も分かる気がします。なんだかんだでポンコツキャラって愛されるんですよね。さらに若干のクズ的な要素もありますからね。そういうのは出川さんとはちょっと違う。山ちゃんの方に近いかもしんない。若い世代の視聴者はイメージないかもしんないですが山ちゃんは20~40才位の頃まではわーぎゃー騒ぐキャラだったんですよ。なので津田さんを見ると若い頃の山ちゃんを思い出すんですよね。厳密にいうともちろん違う部分も色々あるんですけどね。ダイアンはコンビで活動してるし、山ちゃんはほぼピン芸人での活動がほとんどですし。

ダイアンはさらに飄々とした西澤さんも安定の面白さで売れるのもわかります。とはいえ繰り返しますがここまで売れるとは思いませんでしたが。あ、そういえば七変化も通らず売れちゃいましたね。27時間TV司会組としては唯一七変化出てないか…。でもここまで売れるともう出ないでしょうね。津田さんは24時間インタビューを始めその他ガキの企画にもちょこちょこは出てますが…。

で、そのポンコツキャラの津田さんがスマホ無し企画挑戦という事で波乱の予感がありますね。そもそもポンコツキャラとか関係無く東京に引っ越してから約5年と短いのも不安材料。あんまり地名とか場所とかそういうのを意識して無さそうな感じありますし。

企画のルール等は過去記事にて。

感想

で、OPトークからいつものようにイジられる田中さん。

この企画ではネタとかでなくガチで下手くそな田中さんがイジられるのはしょうがない事です。こんなん好きなんやろ選手権もイジられたりしますが、いうてあの企画は田中さんだけじゃなく浜田さん以外は全員やばいので田中さんだけ突出して変というわけではないですが、この企画に関しては明らかにガキメンバーで一番下手くそ。なんででしょうね。なんでかまではよくわかりませんが。とにかく毎回一人だけ素っ頓狂な所に行きます。イジられるのも必然です。そりゃそうだっていう。でも逆にいうとこの企画オンチの田中さんがいるおかげで企画・番組としては盛り上がって面白くなってるんですけどね。私をはじめ古参視聴者はもはや毎回その田中さんのポンコツぶりを期待してるまである。そして今回もその素っ頓狂ぶりをいかんなく発揮してましたね。

1つ目のお題は「オープンカフェ」

さすが最初のお題は難しめなイメージ。ガキメンバーは田中さん以外は過去ロケを意識し、ちゃんと過去のロケをした場所でダウンタウンの二人、そして山ちゃん遠藤さんが出会うという1つ目としてはかなり上々の出だし。で、過去ロケなどを知らないで東京歴も浅い津田さんが外すのは致し方ない…ですがさすが田中さん…。1つ目から一人だけ過去ロケで行った場所のイメージもなく、しかもカフェ感も薄いお台場のマックを選ぶといういきなりのヤバさぶりを発揮。流石です。はずさない。

ちなみにダウンタウン二人だけが揃っちゃうパターンはこれで3~4回目な気がしますね。結構あるイメージ。流石還暦コンビ。

そして2つ目のお題は「大きい池のある公園」。

ケツのある津田さんを慮ってか、2つ目は大きい池+公園というかなり限定的なイメージが湧きそうな比較的簡単と思われるお題…にも関わらずなんと誰もどの組も会えず…。

ここでも津田さんはまだ全然選択肢としてアリな不忍池を選択してるにも関わらず、田中さんはそもそも池でもない場所、しかもよくわかりませんが「公園」感も薄いお堀のボート場?を選択。流石です。安定の田中さん。

で、この2つのお題で前半終了。もう夕方っぽかったから7時までに間に合うのかな?まぁ最後のお題は「絶対あそこしかない」みたいなお題が出ることが多いので大丈夫かと思いますが、そのお題はほぼ失敗救済みたいなもんなので企画成功とは言い難い感じありますけどね。でも今回の田中さんのヤバさも鑑みると4つ目のお題まではいきそうですね。ただ一応この企画過去完全なる「失敗」は無いんで逆に「出会えませんでした~時間的にギブアップです!」的なパターンも見てみたい気がしますけどね。それはそれで面白そうだし、企画としてのリアリティが上がる気がするし。

まとめと次回

流石の安定感。企画としてこの企画シリーズは安定感がかなりあります。もう10回以上重ねてる企画とはいえまだ年1位なら全然見れますね。面白い。ゲストも1人がいいかもですね。もしくは5人のみでもいいんですけど、それはそれでマンネリな画になりそうなんで一人ゲスト位がちょうどいいかも。SPの時のような大物ゲスト多数ってのも豪華感はあるものの、ガキのこじんまり感とかアンダーグラウンド感が薄れて不思議な「コレジャナイ感」がありますし。

次回果たして揃うのか…。まぁなんだかんだで揃うんでしょうけど。

ではまた次回~

以上。

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