Archive for the ‘模型・造形・立体’ Category

厳選!fgの”技術”タグまとめ 〜集塵機・塗装ブース・撮影・デカール・その他お役立ち編〜

木曜日, 2月 17th, 2011

前回の続きです。今回は集塵機系、塗装ブース系、撮影系、デカール系、その他お役立ちの技術をまとめます。

塗装・複製・フィギュア編はコチラ>http://www.revolve-gear.com/blog/archives/2280

今回も情報提供者の方々に多大なる感謝を!

でも”技術”のタグが付いていない為になる記事もありますので、「この投稿も為になりますよ!」という情報があれば追加させていただきますよ^^ ちなみにfgへのリンク集みたいな形なので、fgの会員(無料で登録できます)になって無い方はなってから閲覧してください。

まずは集塵機系に関するもの。

【自作】 真・サイQooロン集塵機V3!!!

1000円ちょっとで簡易集塵機

集塵機

以下貼付け不可だったもの。
【自作】 サイQooロン集塵機(これもポコペンさんの投稿です)

次に塗装ブース。上記の集塵機系とかぶる内容もあります。

片付け簡単!?お値段、たったの¥7000

自作塗装ブース

自家製塗装ブース

ザ・コクピット 〜塗装ブース 兼 集塵機〜

次に撮影。なんとどちらも貼付け不可でしたw

安・楽・早の撮影環境
撮影に用意したいもの

次はデカール系です。

亜流・自作デカールの作り方

簡単なインクジェットデカール

各種インクジェットデカール比較研究

最後にその他お役立ちのネタです。

光硬化パテを使った文字作成

ちょっとした便利アイテム

ガレージキット洗浄方法レビュー~ポリデント編~

粘土埋め用『L字型スパチュラ』自作

麻紐で木

スポンジヤスリボール(電動工具用)

おゆまるで軸打ち

楽しいリベットライフ

今更なメンタムの使用法

【ワンフェス2011冬】格安で瞬間接着パテ【消費しきれない編w】

筋彫り講座@スーパーモデラーズ

また気になるのがあったら追加します。

ちなみにこっちもよろしく!>模型やフィギュア等の役に立ちそうな情報を日々ピックアップするトゥギャッターその1その2

以上。

マシーネンクリーガーや造形物の記事一覧はコチラ>http://www.revolve-gear.com/blog/archives/198

模型完成ギャラリーはこちら>http://model.revolve-gear.com/

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関連記事:

厳選!fgの”技術”タグまとめ〜塗装・複製・フィギュア編〜

火曜日, 2月 15th, 2011

まぁタイトル通りなんですけど、模型投稿型SNSのfgには、模型制作に大いに役立つ技術や技法、講座がたくさん上がっていてとても勉強になります。

模型の制作上の技術をWebでしか得ていない私なんかにはとても貴重な情報源なんですね。

でも知りたい情報がまとめてあると閲覧しやすいだろうな!と思ったので人気な”技術”のタグをまとめてみました。

情報提供者の方々に多大なる感謝を!

でも”技術”のタグが付いていない為になる記事もありますので、「この投稿も為になりますよ!」という情報があれば追加させていただきますよ^^

ちなみにfgへのリンク集みたいな形なので、fgの会員(無料で登録できます)になって無い方はなってから閲覧してください。

今回は塗装系・複製系・フィギュア系(粘土、パテ含む)編。

まずは塗装系!特にぽこセンセあざます!!w

ヘアスプレーで冬季迷彩の練習

ザクヘッド(サビ塗装の参考になります)

失敗上等式 1/20フィギュア塗装法

筆塗り迷彩のロジック

無精者上等式 ハゲチョロ塗装法

サビ表現比較

メイキングオブ”RescueBall”

アクリル絵の具でのエアブラシ塗装(貼付け不可でした)

次は複製に関するもの。

熱に強い「ねんど消ゴム」で型どり複製実験

オレ流! おゆまる複製法

【技術】シリコン型作成(ダボ穴金属棒)

遠心型の作り方〜粘土埋めからシリコン流し

WF直前!型取りのちょっとしたテクニック

成形時に曲がらない!シリコン【インサート成形】

おゆまるでレジン複製

●俺とお前と200円(300円)でもできるバキュームフォーマー●

おゆまるでスモールパーツ複製(MS-06F2)

以下貼付け不可だったもの。
複製講座@スーパーモデラーズ
おゆまるくん+自由樹脂で複製
遠心型の作り方 ゲート切り〜テストショット編

今回の最後はフィギュア系(粘土系含む)です。

ファンド(石粉ねんど)を早く乾燥させる方法

フィギュアの作りかた(カラースカルピー版)

1/20ヘッドを作ってみる

以下貼付け不可だったもの。
象の皮膚の表現
溶きスカ

はい次回は集塵機系、塗装ブース系、撮影系、デカール系、その他お役立ち..という感じでまとめます。明日か明後日に上げます。

<追記>厳選!fgの”技術”タグまとめ 〜集塵機・塗装ブース・撮影・デカール・その他お役立ち編〜

ちなみにこっちもよろしく!>模型やフィギュア等の役に立ちそうな情報を日々ピックアップするトゥギャッターその1その2

以上。

マシーネンクリーガーや造形物の記事一覧はコチラ>http://www.revolve-gear.com/blog/archives/198

模型完成ギャラリーはこちら>http://model.revolve-gear.com/

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関連記事:

レジンとおゆまるで型取り&複製に挑戦してみよう!(著作権についても付記)

月曜日, 1月 31st, 2011

丁度一年前に書いた記事、

ポリパテ(モリモリ)&おゆまるで複製に挑戦!!その1(概要&準備篇)
ポリパテ(モリモリ)&おゆまるで複製に挑戦!!その2(テスト実験篇)

は当ブログの人気記事になりました。(読んでいない方は軽くでも読んでもらうと、より理解しやすいと思います)

しかし1年程経ち、私も少しは成長し、色々とおゆまる複製について改善点がたっくさん出てきたので新たに記事にします。

まず最初に声を大にして言いたいのですが、おゆまるの複製に使う素材は主に 「ポリパテ」 「エポパテ」そして 「レジン」とあるのですが、、、、

「レジン」が最強!(でもやっぱポリパテの方が良いかも?)

という説を唱えたいと思います。

これは上記のマテリアル全部を試して、実験してみた私なりの「答え」です。なぜレジンが最適なのか?という理由は以下の記事で説明したいと思います。

まず「レジン」と聞いて、「?」と思った方もいるでしょう。他ブログ等でもけっこう書かれているのですが、レジンは固形化する時に発熱するので、おゆまるとの相性が悪い(おゆまるは熱で変形するので)ので止めましょうとかが定説としてあったりしたのですが、それはまったくの「デマ」であると断言してもいいでしょう。以下の実験結果を見てもらえればね…ふふふ。(報告によるとレジンキャストの商品の違いでもおゆまるとの相性があるとのことですので色々試すのが良いとは思います)

では前フリが長くなりましたが、実際に実験していきましょう。

事前に用意するものについて、まずは「おゆまる」と「レジン」を使っての複製なので、「おゆまる」と「レジン」が必要です。おゆまるは大きなダイソーや模型店、大きな画材屋に置いてあります。安いです。100均にあったら運がいいです。即購入しましょうw

レジンも模型店、大きな画材屋、ホームセンター等に置いてあります。waveのものが一番入手しやすいと思いますが、私は初めて購入する時、量や値段がけっこうあるので、以下のレジンを購入しました。

ホビーキャストという商品。500gで2300円程でした。(waveは2kgで3800円とかでしたっけ?)

ちなみにレジンは分量の調整が超重要なのでこんな容器に移すとgood!100均の調味料入れです。A液、B液とちゃんと書きましょう。これで微量な調整が可能。<追記>この容器にずっと入れておくと劣化したりするのでその時 使う分だけ入れて、あまったらまた戻す‥というのがベストのようです。

次にレジンの調合に必要な電子秤。これが無いとレジンの調合ができません。(比重が違うので) ホームセンターとかに売ってるものの方が安く購入できるかな。

その他に必要なものはおゆまるを暖めるものですが、ドライヤー、お湯、オーブン等自分の環境に合わせてご用意ください。私は電気ケトル(ティファール的なやつ)を使っています。ドライヤーやオーブンは水分を使わないのでそういう面ではメリットがありますが、私は時間と音と環境的に使えないので、電気ケトルでやっています。正し、ケトルでお湯で温める場合水分がおゆまるにつくのでそれを拭き取る作業が必要になります。

他にもピンセットゴム手スパチュラ的なもの(調色スティックとか)もあると便利。その1も参照のこと

ほいで実際に今回複製してみる素材。マシーネンの汎用性が高そうなものを適当にチョイス。プラス、あくまで実験的な意味もあるので、「たいやき式」(真ん中あたりの3種)「たいやき式&流し込み」(タンク)「3点取り式」(バーナーノズル)の方法を試せるパーツを選びました。

まずは各種半分おゆまるを押し付ける。その半分の分割線にバリが発生するのでそれを考慮の上、おゆまるをおしつけましょう。押し付ける時のコツは「中に空気や水分が入らないようにすること」つまり隙間が出ないようにして押し付けてください。包み込むようにしたら空気入りますから、モールドがある場合そこを中心に押し付けて、広げるようなイメージです(言葉にすると意味不明ですねw)あと、おゆまるを湯煎で暖める方は水分を完全に拭き取ってください。

たいやき式は完全に両面隙間無く押し付けます。たいやき式は主に1面の複製に向いています。難しさはレベル1です。

次にたいやき式&流し込みタイプ。これはこのタンクのように両面や曲面全部を複製する場合に有効。湯口を付けます(写真の真ん中に見える穴です)。というか流し込む部分を付けるわけです。ここからレジンを流し込むので、小さ過ぎると流し込めないので注意。リスクは湯口の部分に大きなバリができるので、湯口にモールドがあるとアウトです。難しさはレベル2です。

最後に「3点取り式」方式。これはですね、たいやき式プラスもう一点のおゆまるを押し付けます。つまり右、左、上(ふた部分)です。これのリスクは3点あるのでバリが3点生まれてしまうことです。ゴムは圧着させるのに使っています。代わりに
おゆまるで分割線をぴったりに隙間無く押し付けるのでも可能です。難しさはレベル3です。

おゆまるの型が出来上がってたら、レジンを流し込みます。手袋を使用し、新聞紙(もしくは厚紙や段ボール等)を引き、レジンの説明書をようく読み、ちゃんと撹拌し、落ち着きながら、ソロ〜と流し込んでください。ちゃんと溢れるように流しこんでください。気泡が生まれないように….でもその時の運にも寄りますw…..じつは一度大失敗しまして、レジンをA液とB液と入れる順番を間違えた事があったんですよ。先にB液を入れてしまいまして、まったく固まらず、最悪でした。ぬめぬめの乾かない液体がだだ漏れ状態になるのでお気をつけください。

硬化したら白くなります。完全に硬化してるように見えてもまだ柔らかかったりするので、あせらず結構時間を置きましょう。完全に硬化したら、おゆまるを慎重に外してバリを取り除きましょう。

今回複製したものは白いもので、色が付いているものが元パーツです。白くてよく見えませんが、バーナーノズルはあまりうまくいきませんでした。理由は横モールドがびっしりなので、そこにバリが生まれてしまうのと、ふた部分にもバリがうまれやすく、口部分がガタガタになりやすいので…それが失敗でした。このパーツは完全な複製はおゆまるではちょっと無理ですねw それ以外は比較的うまくいったと思います。ちなみに多少気泡等で穴ができても、モールドの無い部分でしたら、ポリパテ、エポパテ、黒瞬着等で穴を埋めて、研磨すれば大丈夫です。

はい。まぁこんな感じです。ここでレジンが「最強」という理由をまとめます。(そのパーツによって得手不得手もありますが)

その1「対費用効果」
つまりポリパテやエポパテよりレジンはコストが安く済む。ポリパテはモリモリで120gで1000円ぐらいですから。エポパテはもっと高い。

その2「流動性」
硬化前は普通のちょっととろっとした液体なので、隅々まで行き渡りやすいです。ポリやエポでは流し込みができないですから。エポパテは柔らかめの粘土みたいなものなのでモールド隅々までは行き渡らないです。ポリパテはたいやき式の場合、レジンよりうまくいく場合があるので、パーツによっても取捨選択できるかとは思います。

その3「硬化時間」
硬化がポリやエポより早い上に固いです。しかも硬化具合が見えやすい。

その4「バリの処理」
ポリパテはバリがポロポロポロになってしまうんでおゆまるに張り付いて、除去できないものがおゆまるに取り込まれて、汚くなります。でもレジンはパリパリのフィルムみたいな感じになるので、バリを残すことを少なく(限りなくゼロに)できるので、おゆまるを汚さない。

ほかにも匂いもポリパテより少ないです。いろんな意味で

どうですか?レジン最強説。あとは何度も挑戦すればだんだん慣れます。失敗しても挫けずに何度も挑戦することが成功の鍵といえるでしょう。

ちなみに取り出した後のおゆまる。バリ部分をパリパリっと除去できます。

基本は以上です。次についでなので立体物複製の「著作権」について説明したいと思います。

けっこう疑問に思っている方もいるかと思うのですが、「プラモを複製していいのか?」と不安の方もいるでしょう。自分のスクラッチしたようなものならまだしも、市販のプラモを複製しても著作権侵害にならないの?と思っている方が多いと思います。

以下は「著作権の基礎」より一部抜粋です。

①著作財産権
i)複製権
 「複製」とは印刷、写真、複写、録音、録画などの方法を用いて、具体的な物に著作物を収録することをいいます。

 なお、複製には、著作物の一部を複製することも含みます。たとえば、他人の小説の一部を複写することも複製権の侵害となります。

ここだけ見ると複製はアウト!と思いますが、まだ続きがあります。

④正当理由があれば侵害とならない
 以上のような複製行為や翻案行為は、原則として著作権侵害となります。しかし、以下の場合は、上記のような複製や翻案に該当しても、著作権侵害とはなりません。

ii)私的使用のための複製
 単に私的利用のために著作物を複製するのであれば、著作権者にそれほど経済的損失を与えることはないだろうという見地から認められたものです。ただし、公衆が利用できる自動複写機器(有料か無料かは問わない)を用いて複製することは認められません。さらに、公衆送信することも認められません。

つまりレンタルCDの私的コピーが著作権侵害にならないように、「私的使用のための複製」は著作権侵害になりません。つまり複製したものを、他人に譲渡、販売、等をすると著作権侵害になりますが、自分で模型を複製し、自分で使うのなら著作権の侵害にはなりません。でも複製したもの、もしくは複製したものを一部に含むものをオークションに出したり、通販したり、他人にプレゼントすると犯罪になるので気をつけてください。(あくまで私の調べた結果ですので「それは違う!」とか知っている方はご指摘ください)

さぁみんなもルールを守ってレッツ複製☆

以上です。……と終わりにしたい所ですが…

<2012/5/31追記>

経験を積んだ結果レジンよりポリパテの方が良いかもしれないという答えが出ました。

おゆまる+ポリパテ簡易複製を再評価する。(レジンとの比較も付記)」という記事を書きました。ぜひ興味のある御方は当記事と共にご参照ください^^

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