Archive for the ‘高岡 匠の自己主張的日々の雑記’ Category

朱鷺とカラスと進化論

火曜日, 5月 11th, 2010

最近トキ関連のニュースが多かった。
まずテンの小屋襲撃事件。
そしてカラスが卵持ち去り事件(しかも連続して2回)

やはり新潟県人としてはトキ関連のニュースってどうしても気になりますよね。

それを見て思ったんですけど、トキって弱いなぁって思いました。
非常にデリケートなんでしょうね。トキって。

それで思ったのはこれこそ自然の法則なのかなぁ..と。

いわゆる「弱肉強食」とか「自然淘汰」みたいな事。

日本のトキは絶滅しました。もちろん乱獲も一つの原因なのでしょうがそれ以上にやはり、その「種」そのものが他の個体に比べて弱かったのが原因なのでしょう。

そう思うとやはりカラスというものは強い。そして頭も良い。

もし地球上にカラスとトキしかいなかったら、おそらくカラスのみの世界になるんではないでしょうか。

地球が生まれて45億年でしたっけ?そんな想像もできない時間の中で生物は進化を繰り返して、新たな生き物が生まれて、弱いものは淘汰されて、絶滅し、強いものは生き残ってさらに様々の種類に変化していった。

その生物の生き残りの壮大なクロニクルの最終体系が「人間」なのかもしれません。

やはり「強い」「賢い」は生き残るんでしょうね。
生きた化石的な恐竜時代から生きている生物って例えば「ワニ」「鮫」そして「ゴキブリ」みんな強いですよね。そりゃ生き残りそうですわ。

今絶滅しかかっている生物達は決して弱いわけでもないのでしょうけど、それ以上に強い人間という食物連鎖の頂点が地球を荒らすからこそ絶滅しかかってるわけですし。

だって人間その気になれば地球をも破壊できそうじゃないですか。

人間はゴキブリよりしぶとい害虫なのかもしれません。

でもそのトキを保護し、増やす手助けをできるのもこの地球上で「人間」だけなんですよね。

生かすも殺すも人間次第。

まさに進化の頂点ですよね。良い意味でも悪い意味でも。
だからこそ人間は頑張らないといけないと思う。

その力を悪用ぜずに良い方向に死力を尽くす。
それこそ進化の頂点の成すべき事ですよね。

以上。

ページトップに戻る↑

関連記事:

ダリを見たっ!〜福島・諸橋近代美術館にて〜

日曜日, 5月 9th, 2010

今日は福島に以前のように喜多方は坂内のラーメンを食べに行き、そして
世界でも有数のサルバドール・ダリの作品を所蔵している

「諸橋近代美術館」

に行ってきました。
感想やら紹介やら書きたいと思います!

この美術館は裏磐梯にひっそりと建っている

すばらしい佇まいの建物ですよね、諸橋近代美術館。

ダリといえば自分の作品を見て頂いても分かる通り、大好きで影響受けまくりの大好きな絵画の巨星。

私はシュルレアリスムに影響受けまくりなのです。
だから前からこの美術館は一度は拝見したかった。

まぁその小さな夢が今日叶ったのです。(現在も興奮中)

足を運ぶとかなりの入場者数でちょっとビックリ。さすがダリ。

中に入るといきなり大きなブロンズに度肝を抜かれます!

唯一写真撮影が許されていた「記憶の固執」でも有名な柔らかい時計のモチーフのブロンズ像。

凄い!凄すぎる!!

もういきなり大興奮!!
ちなみにこの作品のタイトルは「時間の気高さ」

この美術館の凄いのは立体の作品が非常に多い事に驚かされる。私はダリの画集などはいくつか持っていますが、その殆どが絵画作品が主。立体が載っていても、それは所詮2Dでしかなく、実際のものがどんな大きさで、どんな質感をもっているかなど知る事は不可能だし、迫力は伝わらない。しかしこの美術館でもう触れる距離にダリの立体作品がこれでもかと展示してある。これは圧巻だった。

本当は全作品写真を載せて一つ一つ紹介したいが著作権に違反できないのでこれぐらいで。むしろ是非これは生で見てもらいたい!!

これがパンフ。
有名な抽き出しのミロのヴィーナス。宇宙象。人間の形をしたキャビネットなど他にもたくさん!。マジやばい!!見なきゃ損!

大興奮でした。

しかもマジで嬉しいのがこの美術館の作品がすべて載ったフルカラーのガイド本がなんと「315円」!!!

安い!安すぎるっ!!マジ来たら絶対ゲットしておきたいアイテムですよ!

中身を見せられないのが残念。是非美術館に来て見て、そんでこれを買って帰りましょう。
あと宇宙象の置物があって、9000円ぐらいで買おうかちょっと迷いましたが、さすがに高くて手が出なかったです。

最後についでに坂内のラーメンを。

福島に来たら喜多方ラーメンを食べるのはもはや必須事項!!特にこの坂内のラーメンは格別!かれこれ新潟から食いにきたのも10回を超えると思います。マジ美味いのよ。前にも記事に書いたけど。

福島に行ったらラーメン→ダリ→ヨークベニマルで馬肉購入。これで決まり!実際はお土産ラーメンも買ったし、他にも土産たっくさん買いました。
楽しかったす。

是非みなさんも一度いかが?

以上。

ページトップに戻る↑

関連記事:

ブログイコール日記じゃない (ブログの存在価値について)

土曜日, 5月 8th, 2010
We ♥ blog
Attribution-NonCommercial-ShareAlike License by tarop

和田氏のブログでも同じようなテーマの記事がありましたが
私も一つ。

この前お昼にいいとも見てたらテレフォンがはんにゃでしてね。川島でしたっけ?あの微妙に冴えない相方。

あいつがツイッターやブログしてるっていう話題になったんですけど、それであいつがタモさんに「まぁブログは日記みたいなもんですよね」的な発言をしていましてね。

私はこれでまた勘違いのアホが生まれるなって思いましたね。メディアはなぜかブログを「WEB日記」にさせたいのか、そのような言い回しが多い。事実今のツイッターのように数年前ブログブームなるものが起こった。

メディアがこぞって「ブログ」というものをメディアで紹介した。そんな時の説明が大概以下のような感じ

「普通のホームページと違って、誰でも簡単に作れて、無料。日々日記のように綴るのがブログ。数多くの芸能人もブログで公開日記を書いている」

などというような紹介のされ方が多かった。

はっきりいってこれがマズかった。

テレビの影響とは凄まじく、一般の人達は「する・しない」に関わらず、「ブログ=公開日記みたいなもの」という意識を植え付けられた。

実際そういう風に解釈している人は非常に多いと思う。

ではブログとはなんなのか?

答えは”ログ”です。

元々ブログとはWeblogの略だ。つまりログつまり記録を残していく為のもの。だから日記とは違う。

いや、でも日記が駄目とは全然言わない。

“駄目”の線引きは「その記事の情報が他の数多いるユーザーに対して、有益か否か」という点だ。

Webページというのは、基本的に不特定多数の人がなにかの”情報”を知りにWebページを検索してくるのだ。(細かい事いえば他にもあるが)

つまりいずれの記事も誰かに対して有益な情報がなくてはならないと思う。

つまりブログだろうが、通常のWebページだろうがその記事は誰かに対してプラスになる内容が少しでも含まれていなければならないと思う。

なのに、だ

一般人の日記ブログで「今日彼女とデートした。夜12:00に寝た」とかそんな情報のどこに”有益”が存在するんですか?

誰も知りたいとは思わないんですよ。そんなくだらない記事。

芸能人の日記にはテレビで語られない本人の素顔や本音が書いてあったり、芸能界の裏舞台や芸能の交友関係なんかが書いてあれば、もちろんそれなりにファンであればその情報を知りたい人間というのはいるでしょう。

だから有名人なんかは日記でもそれなりにまだ許されるとは思いますが、どこのだれかもわからん匿名の人間の日記などだれが好き好んで見るんだ?

芸能人は”日記”でもゆるされるかもしれない。でも一般人は記事を書くなら、必ず、有益な情報がなくてはならないと思う。そうでないなら止めた方が良いと思います。

自分はもちろん毎回の記事にそれなりに有益になる、すこしでも為になる記事を書いているつもりです。

ブログをもしこれから書こうという方は、もしくは日記をブログにしているかたに言いますけど、今から書くその記事には有益な情報は含まれていますか?

それを念頭に置くと、ブログは「良いもの」へと、なることと思います。

つまりは「おもてなしの心」です。
自分以外の多数の人に対して、それがすこしでも良い内容でいかにおもてなしできるか?

それが鍵だと思います。

自分はそう思います。

以上。

ページトップに戻る↑

関連記事: