今日は普通のお話を。
最近さよなら絶望先生を読み始めたんす。プログラマーの和田さんが「おもしろいよ」って言ってて「へぇ」って感じで手に取ってみました。同じ作者のかってに改蔵は読んでたんですよ。当時サンデーを毎週買ってたんで。それでこのさよなら絶望先生はけっこういろんなところで目にするんで、オモロいんだろうなぁと読んでみましたが、内容というか芸風はかってに改蔵とまったく変わらない….ある意味想像通り。ある意味期待はずれではあったんですが、まぁかってに改蔵も面白かったんで,さよなら絶望先生ももちろんそれなりにおもしろくはあるんですけど…とにかくこの作者の漫画はすごいほんと固定化されたパターンがありますよね。それの中で時々すごい納得というかわかるなぁ..というエピソードがあるんですよね。
まぁそいでね。6巻の54話「百万回言われた猫」は秀逸だなぁと感心しました。内容は要は、「あんたはおもしろいかもしれないけど、それを言われるのはあんたで100万人目なんだよっ!」っていう話。これありますよね。すごいあります。自分の場合「デカイですね」と100万回言われてます。「たばこ吸うでしょ?」とも95%言われます。自分はたばこ吸わないよっ!強面が全員たばこ吸ってるわけじゃねぇのよ。
漫画ではブルガリア出身の琴欧州にたいして、「ヨーグルト好きなんですか?」と聞くレポーター。東京ディスニーランドって東京じゃないじゃんとかそういう何度となく再三言われているという、聞く方は一回目でも言われた方はもううんざりするぐらい、その質問に対して答えてるんだよね。
自分の大学の時の恩師はスイス出身で京都を経て、今新潟の大学に居るんですが、「どういう経緯でスイスからきたんですか?」と「好きな日本食は?」をまさに100万回言われているらしくうんざりな様子でした。聞く方は興味あるんですけどね、聞かれる方はめんどくさいことこの上ないですよ。
だからこれ読んだ人もそういうのを意識してもらうと良いと思うんです。教訓だなこれはと思ってね。
聞く方は一回目でも相手は何度も言われてうんざりしてるかもしれない。それ考えると誰も聞かない事を聞いたり、それ自体を「何べんも言われて大変でしょ?」いって言ってあげるといいかもしれません。
…まぁそれだけなんですが、すごい共感できるお話だったんでピックアップしました。あなたも質問するときその辺を意識して質問するといいかもしれませんね!というお話し。
でも逆に何万回言われてもうれしいことってのもあるんだけどね。
以上。