よく食品に書かれているコピーがありますよね?
最近はその辺が厳しくなって、「カロリー半分」とは”何と比べて半分なのか?”とか”カロリー控え目”、”カロリーゼロ”、”糖分ゼロ”、”糖質ゼロ”、等々曖昧な表現が問題視されて、規制がきびしくなりました。
それこそ日本語特有の悪い例だと思いませんか?言い方を変えてるだけで意味は同じみたいな。
そういうコピーの中でも自分的に「なんじゃそら?」っていうのが「おいしさUP」なんですよね。
“おいしさ”って人それぞれじゃないですか?好き嫌いだって千差万別だしね。
だからAさんはおいしいと思っているものがBさんにとってはものすごいマズいと思うことだってあたりまえじゃないですか?
それなのに”おいしさUP”ってなに?なにどう”おいしく”なったの?
作ってる会社の人が「おいしくなった」って思ったってその他の消費者は「マズくなった」って思ってるかもしんないじゃないすか?
“おいしさ”って糖度やカロリーやビタミンC含有量とかと違って、定義も数値もないじゃないすか?
それこそ前述の通りそれぞれ感じ方が違うんだし。グルタミン酸ってわけでもないでしょう。
まぁ味の表現自体がものすごい曖昧なんですけどね。「コク」とか「風味」とか「まろやか」とか「さっぱり」とか「深み」とか…数え上げたらキリがない。
でもやっぱりそういうコピーを書かないと売れないのでしょう。企業もいろんな努力をして、考えた末にそうしたのはわかるんです。わかるんですけど…
でもなにを言っても良いか?っていうとそうではなくて、やっぱり適切な表示はしてほしいものです。
日本語は難しいですからね。曖昧な言葉も多い。
消費者はそのコピーを鵜呑みにするんではなく。むしろ疑ってかかったほうが得策かと思います。
企業側も「どうせ消費者はわかんねぇだろ。適当にそれっぽい良い文句書いとけ!」みたいな事ですからね。
要は企業は「いかに売れるか」が重要なわけで、消費者がそのコピーに騙されて引っかかることを狙って、書いているわけですから。
皆様くれぐれも商品やサービス等のキャッチコピーを鵜呑みにしないでください。疑ってください。
よく見ると根拠もくそもない曖昧な文句かもしれませんよ。
ご用心。
以上。
あ、前回の記事がなぜかすごいpvが多かったのですがなぜでしょう?たぶんタイトルと中身を違うものを想像してたかな?w 申し訳ない。特におもしろい記事ではなかったはずだから..尚更ですが。偶然かもな。偶然だな。