“トラウマ”っていう言葉は実は正式な言い方じゃないらしいですね。
wikipediaによると「心的外傷」という言い方が正しいらしい。でも敢えて、日本で通ってる呼び名の”トラウマ”を使います。今日はその「トラウマ」について書いておこうと思う。
トラウマ持ってますか?自分は持っています。まぁ殆どの人間が大なり小なりあるとは思いますけどね。別に精神科とかに行くようなもんでは全然ありませんが、トラウマはいくつか持っています。
トラウマっていずれも大人になるまでぐらいに植え付けられるんですよね。私としては小学校高学年から高校生ぐらいまでですかね。植え付けられたトラウマというものはいつまでも消えません。忘れようとしてもいつまでも心に残り続けて、自分を苦しめます。
過去の記憶なんて覚えていたくてもどんどん忘れていってしまうのにトラウマだけは忘れようにも頭にこびりついて離れません。なぜでしょうかね。自分はそういう心的な関係の事は疎いというか全然しらないので、わかりませんが。自分の場合、他の人からしたら「なんてことないじゃん」と思うようなことかもしれませんね。
でも人間はトラウマを植え付けられるからこそ、人格形成がされて、一人前になっていくのかもしれない。と思う。そういう”トラウマが植え付けられる”というのは衝撃的な、自分の心を傷つける事象によって、ずっと心に残って、2度と同じ事を起こさないようにしろ!と脳が命令するための人質みたいなもんにしてるんじゃないかなぁと思うんですよね。
自分の人格形成には少なからず”トラウマ”が関与してるのは明らかですね。まぁ誰でもそうだとは思いますけどね。
トラウマが無い人間っているんでしょうか?いないとは思いますが、もしいたらその人は良い人ではないと思いますけどね。というか面白くとも何ともない人間な気がします。逆にトラウマがある人間は強いですよ。自分の経験上ですがね。
心のキズがあるからこそタフな精神力が生まれる。と思う。もちろん程度にもよるんでしょうけど。重度になると追い込まれて鬱になったり、自殺に追い込まれたり、治すのに長い治療やカウンセリングが必要だったりね。殆ど不治の病みたいなもんですよね。付ける薬が無いし。でもやっぱり心にキズがあるからこそ、人間は一まわりも二まわりも大きくなれるんだろうなと思っています。
トラウマよ。お前の事が大っ嫌いだが、お前のおかげで精神的に強くなれた。感謝はしないがお前を責めもしない。トラウマが消える日というのは来るのだろうか?消える日というのは自分がこの世からいなくなる時かもしれないな。
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