8月 30

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「コツを掴む」と言いますよね。今日はその話を。

常々思うのは仕事にしろ、趣味にしろ、普段の生活にしろ、「コツを掴む」という事が重要だなと思うのですよ。

「そんなの当たり前だ」と思うかもしれませんが、意外にそれを普段から意識してるかしていないかで大きく違うのですよ。

しかもコツというのはする事自体は至極簡単な事が多いのですが、それに気がつき、そのコツを掴むという事自体はかなり時間がかかったり、難しかったりするんですよね。

例えばそのなにかの事について、自分より先輩だったり、経験豊富な人にそのコツを教えてもらうのは一瞬でも、自分がそのコツを会得するのはそう簡単ではなかったりしますし、その事柄にパイオニアが一人も居なければ、自分でコツを掴む他ない。

そのコツを早く見極めるのは鷹の目、つまり俯瞰的な見方が必要になってくる。

もちろん、時間をかければ自然とコツというのは誰でも掴めるかもしれないけど、1日で掴むのと、10年かかるのでは大きく違ってきてしまう。

例えば私の個人的な例を上げれば、趣味の音楽で言えば、音圧のコントロールというのはプロっぽい音を作る為の一番基本的かつ簡単なコツだと思うし、デザインで言えば、ネガとポジの使い方と白の使い方だと思うし、模型で言えば、良い作品に見せるコツはWebで発表するなら写真撮影だと思うし、映像で言えば、綺麗な背景作りだと思うし、日本料理でいえば醤油と砂糖との割合だと思うし、料理全体で言えば、火加減だと思うし、節約のコツは財布に金をあんま入れない事だと思うし…

とかね。

上げればきりがないですけど。そういった事から普段自分の部屋のドアは軽く押しながら開けると音がしないで済むとか、そういう生活上のちょっとしたことまで含めてね。

よく大学の時もグループワークとかして複数人でプロジェクトをやった時に思ったのは、本質というかやるべき所、時間をかけるべきところ、会得しなければならないないスキル等等をわかっていないというかズレている人が多いな〜と思ったんですよね。

そういうのもいわゆるコツなんですよ。限られた時間でいかに研究結果を発表した時に「すごい」と評価されるかどうかってのは。でもけっこうそのコツを掴むべき視点がズレている、もしくは分かっていない人が多いなという印象が強くあったんですよ。

もはやコツを如何に上手く掴むかというのは、人生を如何にうまく転がすかにも繋がってくる重要な事柄だと思うんですよね。うん。けっこうマジで。

まず掴むべきはコツですよ。なにかを始める時、もしくはなにかを会得したいときというのは先ずその事についての「コツ」をいち早く見極めるのが最優先すべき事柄だと思うのです。

もちろん簡単な事じゃないし、自分も全然出来ていませんが、普段からそういう事を意識していると大分違うと思いますよっ!って事で。

以上。

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8月 10

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以前に

「悪役。」

という記事を書いた。

かなり自分で書いといてなんだけど、個人的に気に入ってる記事だ。

今回はこれの補足的な事を書こうと思う。

悪役がいかに必要で素晴らしいかは前回の記事の通りだが、悪役は悪役でも大きく分けると二つある。

血も涙も無い極悪非道で酌量の余地のないやつ…と、

そうでないやつ、だ。

悪役は悪役なんだけど、悪いんだけど、でもその悪さには裏があって、理由があって悪さをしてるっていうパターンが多々ある。

例えば、

過去に恋人を殺された…とか。

恵まれない子供達を守るため…とか。

自分自身のどうしようもない絶望を目の当たりにして…とか。

病気…とか。

仇…とか

昔いじめにあっていたとか。

つまり、悲しい過去とか悪い事をどうしてもしなくてはならない状況でしかたがなく悪役になっているものがいる。

そしてもう一つのタイプがそんなものは一切なく、理不尽に、私利私欲の為に、意味も理由も無く、悪事を働くやつ。

大きくわけて悪役はこの二つに別れる。

仮に前者をタイプA、後者をタイプBとしよう。

ジョジョの奇妙な冒険で有名な荒木飛呂彦先生が言っていたことなのだが、吉良吉影っているでしょ?連続殺人犯のすごい悪役なんですけど、劇中ではまったく触れられていないのですが、実は吉良は子供の頃にいじめや虐待を受けていたんですって。でもその事を劇中に出したら、読者がそれを知って、吉良に共感してしまったり、可哀想な過去があるからしょうがない…と思われるかもしれないと思い、そういう過去を持っているということは作中に出さなかった。それは敢えて吉良というキャラをほんとに「悪役」として際立たせたかったからだという。

この話はけっこう印象的だったのですよ。なるほど、と。

例えば同じ作品のDIOは完全にタイプBの極悪非道タイプなわけですよ。そして吉良はタイプAだけど、作中はタイプBで書かれた。

これって悪役として似ているようで大きく違うわけですよ。

ここでざっと有名な悪役をタイプAとタイプBに分けてみましょうか。

タイプA
ダースベイダー
シャア
とぐろ弟
グリフィス
ゴジラ
ジャミラ

タイプB
パルパティーン(ダース・シディアス)
ギレン
フリーザ
とぐろ兄
ムスカ
キングギドラ

言ってることわかるだろうか?

分かりやすいと思うのはダースベイダーとダース・シディアス、とぐろ弟ととぐろ兄、ゴジラとキングギドラあたりだろうか。同じ悪役でもその意味合いはかなり違う。見ている視聴者の受け取り方も違う。

そして基本的に全部悪役はこのどちらかのタイプに別れる。

私としてはタイプBの方が「THE・悪役」という感じで好きだ。

つまり前回の記事で書いた私の持つ「悪役観」により近い。と思う。

悪役は悪な程いいのですよ。それでこそ正義が引き立つ、受け取る側は悪役に同情の余地も無くなる。

タイプAだとわずかにでも同情の余地があってしまうじゃないですか。

それよりも気持ち良い程の極悪非道っぷりが私の中で悪役らしい悪役なのです。

以上。

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8月 03

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2011年7月23日、ロンドンのカムデンにある自宅で遺体で発見された。27歳だった。

エイミー・ワインハウスはイギリスの新進気鋭の実力派シンガーソングライターであり、常にスキャンダルの多い人物だった。

正式な死因は発表されていないようだが、十中八九薬物かアルコール。もしくは両方。

私はエイミー・ワインハウスの音楽そのものは個人的のはそんなに好きな音楽性ではないのですが、やはりボーカル力、作曲力、人間としての魅力、すべて備わっていたと思うし。エセ的な人気や実力ではなく正真正銘な実力の持ち主だったのは間違いないと思っていた。

でもこの若い才能は27歳という年齢で砕け散った。…いや燃え尽きた。

今回のエイミー・ワインハウスの死で考えさせられるのが「27歳」という点。

没年齢の音楽界で27歳は、ブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリックス、ロバート・ジョンソン、ジム・モリソンや、ジャニス・ジョプリンが亡くなった年齢と一緒であり、死因もドラッグによるものと断定されればそこも一緒となってしまう

という点。

音楽家において鬼門なのだろうか?この27歳というのは。

27歳という時点で確かに結果も残しているし、富も名声も得ていた。

だが、ドラッグによって死んだのだ。

偉大なる音楽家のが早過ぎる死。

上記の他アーティスト含め、ものすごい才能の持ち主ばかり。まさに「これから」の人生だった。

「もしも」本人達に聞けるのであれば自分の27歳という早過ぎる死についてどう思っているのだろうか?

それで満足だったのだろうか?27歳で死ぬというのは。

普通の一般人でその道に行かなかったら、今も元気に生きていたかもしれない。

私はその辺をすごく考えてしまう。

いくら富も名声も結果も残してても、27歳で死んだ事を後悔していないのか?

否。絶対にしているに違いない。

しかしながら私はもう既に25を過ぎた。

私はなにかを残しただろうか?

否。何も残していない。

しかし、27歳以上は生きることだろう。

その後の人生で私はなにかを残せるのだろうか。

それはわからない。

しかし残せる人間にはなりたい。

いやならなければならない。

それが富や名声では無いのは確実だが。

結局なにが言いたかったかと簡単に言うと、

「がんばらな」と思ったのですよ。単純に。なぜか。

それと「そうなってはいけない」とも思ったのですよ。

後悔しないように生きようと思うのですよ。できるだけ。

それだけです。

今日はちょっと堅い記事を書いてみました。

以上。

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