５年振りですか…

2012年 7/15「山崎プロデュース 五度目の正直 音楽業界に殴りこみ」

この山ちゃんプロデュースシリーズはガキらしさが凄く出てる企画で玄人好みする企画だと思います。

概要を言いますと、山ちゃんがガキメンバー(過去はゲスト含め)に楽曲をプロデュースして曲を制作＆歌披露をして、音楽業界に売り込んで印税生活を目論む……という趣旨の企画でした。今回はもう本来の意図とはちょっともう違う感じでしたが…

まずOPですが、いつもの楽屋風景でメンバーの１人が居なくて呼び出されるパターンは久しぶりでしたね。もうこれこそガキらしい導入部という感じですね。しかも山ちゃんの親友のコムが呼びに来るとか「山ちゃんに笑いの神は降りるのか？」シリーズまんまで懐かしい感じですね。素敵です。

でも今回はかつてのプロデュース企画とは少し違って、やはり「浜田ばみゅばみゅプロジェクト」の感じに近かったかもですね。

んで山ちゃんプロデュース企画は毎回なんだかんで、パロディなんですよ。浜省風とかSMAP風とかBeatles風とか…そんで今回はドリフターズ風。

結果から言えばちょっとなんかコレじゃない感がありました。なぜかというと、ドリフターズ風ですのでコミックソング風というか、コミカルなものなので、単純に悪ふざけっぽくなってしまってたんですよ。

この山ちゃんプロデュース企画の肝というか面白い点は、普通だったら完全なおふざけレベルの内容を超真剣にやってるというのが一番ギャップ感あって面白いんですよ。特に松本さんの「PINE BOOK」とかが顕著ですけど。それをコミカルな楽曲ですると、そのギャップ感や緊張感とのズレが希薄でなんかただ単に悪ふざけみたいな雰囲気になってしまってたように思えるんですよ。それならまだEXILE風とか世界の終わり風みたいなのを大真面目な感じでやった方が面白かったと思います。

なのでちょっと楽曲が勿体無いかな？という感じはしました。５人の全員参加曲よりやっぱり、シンプルだけど一人一人の曲の方が良かったかなぁって気もしますしね。

でもまぁ……久しぶりにゲストも無しで５人のみで如何にもガキらしい企画で面白かったんですけどね。これならやっぱり過去にプロデュースにいくつかか、浜田ばみゅばみゅ(初回)の方に軍配が上がるかなって感じ。

でもやっぱりあの導入部自体が久しぶりでそれだけでもちょっと満足感のある企画でした。

で、次回は「ノーリアクション選手権」的なものみたいですね。周りでいろんな事されても如何にノーリアクションでいられるか？みたいな。松本罰ゲームの「ノーリアクションパイ地獄」とか笑ってはいけないのホリケンの猿のくだりとかを思い出します。これはかなり名作になりそうな匂いがします。凄く楽しみです。

というわけでまた次週！

以上。

ガキの使い記事一覧はこちら
http://www.revolve-gear.com/blog/archives/196
ガキの使いの名セリフ・名言・迷言をつぶやき続けるツイッターbotはこちら＞http://twitter.com/GAKIbot

関連記事:

• 5/10 ガキの使い「オリジナルカルタ争奪戦 総集編」感想
• 6/7 ガキの使い「これ絶対その価値あり ３万円選手権!!(後編)」感想
• 5/3 ガキの使い「ガキの使い完全プロデュース 浜田アイドルプロジェクト」感想
• 7/15 ガキの使い「山崎プロデュース 五度目の正直 音楽業界に殴りこみ」感想
• 10/12 ガキの使い「カルタシリーズ総集編＆着ぐるみトーク」感想

ガキの使いの最も長寿企画…そして芸人のお笑い力がモロに炙りだされる「七変化」…

その49人目の挑戦者。渡辺直美さんです。

前回の

4/9 「ロバート秋山 七変化！」

から約２ヶ月。七変化的なペースとしては早いですね。

今最も脂の乗った勢いのある実力派…と言っても過言ではないでしょう。特に女芸人の中では。CMもめちゃめちゃ出てますよね。海外での活躍も凄いらしいですし。

元々コント系、憑依芸系が得意な上にダンスに歌にフリートーク的なセンスもある方です。お笑いポテンシャルは計り知れない方です。

結果から先に言えばなんと２位。次課長河本さんは超えられませんでしたが、あの森三中黒沢さんを抜いて２位。凄いです。期待してましたからね。ロバート秋山さんは期待してて若干期待未満な感じでしたが、渡辺直美さんは期待以上の活躍と言って相違ないでしよう。

それにシンプルに面白かった。しっかり七変化もしてたし、芸人”渡辺直美”らしさもしっかり出てました。ハッキリ言ってほぼ文句のつけようがない出来。もちろんアラを探そうと思えば無くは無いんですけど。

いつもは７変化の中の面白かったネタをいくつかピックアップするんですけど、今回はどれもほぼクオリティが高くて、ピックアップするのが難しくはあるんですけど、敢えてピックアップすれば、まずは２個目の吉本新人ダウンタウンマネージャーネタですかね。渡辺直美さんの憑依芸の真骨頂的なイメージのネタという印象。ジャンポケ斉藤さんのマネージャーネタを想起させるネタとも言えますが、アプローチがかなり違うので、全然楽しめました。長尺のネタでしたが、ずっと見れましたし。しかも笑いどころも一つだけじゃなくて、いくつも重ねてあって、今回の白眉かもしれないですね。ネタとしてもポテンシャルは非常に高かったです。あの次々とありえないオファーを軽く了承していくパターンはたまらないですね。

あとはあの歌の途中で彼氏のイタズラが…なネタ。これも女芸人ならではのネタですし、若干下ネタっぽさありますけどね。でも面白いのは間違いないんで。素晴らしかったですね。

次にラストネタある意味原西さんのマジックショーネタとロバート秋山さんのお面早替えネタの合わせ技的なネタな感じもしないでもないですけど、あのビジュアルと謎の動き含めて面白かったと思います。

ゲスト登場や外人ネタ(英語ネタ)はある意味でガキでは定番なので許容範囲かな。外人ネタは劇団ひとりさんのネタやフジモンさんのネタやジャンポケ斉藤さんのネタ等体張る系の女バージョン的な感じですかね。

１個目の日焼け止めクリームネタとケーキネタだけちょいミスりましたかね。大失敗では全然ないですけど、あの２ネタのウチ一つでももう少し行ってたら１位でしたね。惜しい。

というわけで、素晴らしかった。素晴らしかったけど……敢えてアラを探せば斬新さがちょっと足りないかな…という感じはしました。ジャンポケ斉藤さんの時にも感じた過去の七変化のウケたネタをしっかりと勉強して、その上でしっかりと優秀な点を確実の取れるネタを練り上げたという感じ…かな。

たとえばバナナマン日村七変化の１個目の調律ネタやタップネタのような過去に前例の無いタイプの意外性のある斬新な面白さ…みたいなものは少し足りなかったかな？と。なんとなく優等生的なネタだったかなッて感じ。

なんつーか秀才タイプっていうか。天才タイプではないけどそつ無く安定感ある感じ。

まぁ色々言いましたが、間違いなく面白かった。素晴らしかった。これを超えられる芸人さんはいるんですかね……次は５０人目という節目でもありますし、OPトークのように浜田さんがやったら面白いとは思いますけどね。実はガキレギュラーで唯一七変化挑戦してませんし(松本も罰金形式のは不参加だがそれ以前の１番目にやってるし、腰振りおばちゃんやボブサップをプロデュースもしている)

あとこの記録を超えられるようなポテンシャルを持つ芸人さんはなかなかパッとは思いつかないですね…まぁやってみたら誰が化けるからわからないですけどもね。

うん。というわけで次回は久しぶりの山ちゃんプロデュースシリーズらしいです。久しぶりですね。まぁ浜田ばみゅばみゅプロジェクトも若干山ちゃんプロデュースシリーズの延長的企画ではありましたけど。

前は八代亜紀さんとかET-KINGとかゲストとか呼んで大袈裟感出てたので最初の頃にようにガキレギュラーだけでこじんまりやって欲しいなぁ。

ではまた次回！

以上。

ガキの使い記事一覧はこちら
http://www.revolve-gear.com/blog/archives/196
ガキの使いの名セリフ・名言・迷言をつぶやき続けるツイッターbotはこちら＞http://twitter.com/GAKIbot

関連記事:

• 2/6 ガキの使い「 野生爆弾 川島七変化！」
• 11/1 ガキの使い　「ケンドーコバヤシ 七変化」について
• 11/24 ガキの使い「劇団ひとり七変化」感想
• 12/11 ガキの使い「中川家 礼二 七変化！」感想
• 11/3 ガキの使い「ホリケン(ネプチューン堀内健)七変化」感想

当初先週の予告やタイトルを見る限りはガキでよくある選手権(グランプリ)シリーズのように、何組も登場するのかと思いきや、今回はそういうテイを持ったガキらしい新規単体企画だったようです。

なんというか企画内容はタイトル通りではあるんですけど、芸人夫婦…というか単に…というか実際はスリムクラブ真栄田さんのご夫婦がご自宅でガキメンバーが訪問している所で当たり構わずイチャイチャし始める…という企画。

一応最後選手権シリーズのテイで６角形？のいつもの評価のやつをしましたけど、選手権といいながらその実はまったく違うテイを成した企画なので、単純にスリムクラブ真栄田さんのご夫婦をゲストかつ主役としたコントと言ってもいい内容でした。

過去の企画の類似企画とすると、X-GUNさんの餃子の王将の大食いに見せかけて…の企画や、ブラマヨの引き篭もりの留学生を救え！みたいな…どっちかというとそういう方に近い企画かなぁというイメージです。

それと笑ってはいけないの板尾と板尾の嫁に拠るバスの中のくだりに近いですかね。かなり唐突にかつ強引にイチャイチャしはじめるっていう。

ある意味でそれ自体がボケというか、見ている方が「なんでやねん」と思わずツッコミたくなるような状況というか世界観を作り上げる感じは如何にもガキらしい感じでしたね。

山ちゃんも言ってましたが、ベッドのくだりは度肝抜かれる感じですし、シャワーのあとのケツいじりや、キスのシーンも凄かった。まぁ真栄田さんは芸人さんなのでいいとしても、奥さんが凄かった。あそこまでやりきるのはなかなか素人には出来ませんよ。あっぱれ。

というわけで面白かったです。ある意味でガキらしい企画。でも個人的にはどうせ真栄田さんご夫婦のみだったら「選手権」というテイじゃなくって、単純に芸人さんのお家訪問…みたいな全然違う企画に見せといて、いきなり真栄田夫妻がイチャイチャし始める…の方が面白かったんじゃないかな…と。それにその方がガキらしいというか。

そういう感じも少しありますけど、企画自体は良かったと思います。１週でトーク分を浮かせた状態での尺具合も昔のガキらしい感じで好感が持てます。こういう企画もいいですね。

んで後半は先週の２ショットトークの続き。今回は飛行機のサービスとホテルのクレーム話。今回も松ちゃんがああいう感じでクレームを色々言うのはいつも通りなんですけど、今回は浜ちゃんもドライヤーとか七並べとか含めてエピソード話を話してたのが珍しいパターンですし、かつ面白かったです。やっぱりダウンタウンのフリートークは面白いですね。

…で次回はいよいよ満を持して渡辺直美さんが七変化です。この方も前回のロバート秋山さんと同様で、元々期待してた人の１人なので期待は大です。

それにしてもまたゲスト系なのが若干気になりますけどね； 七変化もロバート秋山さんからそんな経ってないですからね。普通七変化は半年に１回とかなんですけどね。まぁこれも偶然の流れで意識的なものではないんだと思いますけど。

というわけでまた次回！

以上。

ガキの使い記事一覧はこちら
http://www.revolve-gear.com/blog/archives/196
ガキの使いの名セリフ・名言・迷言をつぶやき続けるツイッターbotはこちら＞http://twitter.com/GAKIbot

関連記事:

• 4/10 ガキの使い「板尾が元嫁と復縁 祝 カラオケパーティー(板尾イチャモンシリーズ)」
• 8/12 ガキの使い「ハイテンション ザ ベストテン 2012 前編」感想
• 松本人志の放送室 第003回 2001年10月18日 「う」のテーマ(松ちゃんがウッチャンナンチャンを語る)
• 7/22 ガキの使い「板尾の嫁がインドのお化け番組に出演？(板尾イチャモンシリーズ)」感想
• 8/22 ガキの使い「板尾創路の妖怪退治講習！」