一応ガキとしては新企画。
ですが、見てる人ほぼ全員が思ったであろう「ほぼ帰れま10やんけ」ですよね。
95%位はほぼ帰れま10と同じ企画内容でした。
企画概要
世界のお菓子、6カ国142品。
くじで担当の国を決定、試食しベスト3選定。他メンバーが試食し、1~3位を当てる。当たらなかった場合1袋分は全員で完食しなければならない(後半ルール変更)
おそらく6カ国なので6人分のランキングかと思いますが、それも後に変更。(最終的に3人(3カ国)かと思われる)。
ゲストはぼる塾。
ちなみにぼる塾についてですが、私は近年売れた女性お笑い芸人系でダントツで1番好きです。バランスが良い。鋭いツッコミと毒舌のあんりと愛されキャラかつ独特の空気感を持ちグルメ担当田辺さん。そしてトリオ(正確には4人組)では必ず居るアレ枠(おたけさんや菊田さん的な枠)ではるか。ちなみに残りの1人は全然知らんのでなんとも言えないです。そもそも私は正式なネタとかもほとんど見たこと無いんでなんとも言えないですけど、ネタよりも普通に平場で強いタイプかと思います。
特に生命線はあんりさんかなと思いますね。あんりさんがビシバシツッコんだりフォローしたりするんで、ぼる塾が完成品となってる感じ。田辺さんとはるかさんだけだと収集がつかないでしょう。あんりさんは先輩方にも物怖じせず物言いとツッコミするんで貴重なキャラかと思います。一番勢いのあった頃の近藤春菜さん的な空気感を感じる芸人さんですね。
尚大食い要員としてライセンスもサポートに。かつてガキの駄菓子でご飯食べ尽くす企画等で活躍したバキューム藤原のネーミングが今回浜田さんからチョイでましたね。昔ライセンス藤原さんがガキで登場すると必ずと言って良いほど「バキューム藤原」として登場してました。まぁダウンタウン元マネージャーの藤原さんが居たので名前の差別化という意味合いもあったかと思いますけど。
企画としてはご存知帰れま10方式ですが、帰れま10はランキングがそのお店の売上や人気ランキングだった事に対して、今回はそれぞれメンバーが試食して勝手にベスト3を決め、それを他メンバーが当てるという部分の些末な違いしかありません。全体的な空気感や雰囲気もまんま帰れま10でした。食べる・当てる対象が外食チェーンでは無く海外のお菓子という違いもありますが、こちらも些末な違いでしょう。
感想
まぁほぼ帰れま10ですので、面白さはもちろん安定感ありました。そういう企画のオリジナリティさの事を考慮しないならば、かなり安定したユルめのいい企画だと思いました。まぁそれぐらい「帰れま10方式」って万能かつ強力でしかもやりやすいフォーマットなんですよね。他番組やyoutube等でもよく引用されますし。
で、最初は山ちゃんでフランス。
まぁこれが本家と違いあくまで「山ちゃんが選んだ」だからか、全然当たらん。
特に基準も無いですしね。途中あまりに当たらないので山ちゃんの質問を受けるというヒントを出すも、それでも当たらない。
まぁこういう企画中にルール変更していく的な流れはガキではよくある事。それこそ実験的な企画が多いのでこれは致し方ないでしょう。というかそういう柔軟さというか、いい意味でのユルさがガキの良いところでもありますし。
そしてヒント等の力もあり、やっと1人目山ちゃん・フランスの1位を正解。ここでもう前編終了。6カ国やるなら6週になるやんけ的なペースですが、流石にそれではという事で1位~3位全部を当てるではなく1位を当てたらOKというルールに変更。それでもまだ結構厳しいかと思いますが。
まとめと次回
安定感はあるものの、あまりにも帰れま10ですので、企画としての評価は凄く難しい。
これは流石に松本人志が考えた企画じゃないかなぁという印象の企画でしたね。
過去の若干の類似企画としてはみんなでお気に入りのお菓子を持ち寄って食べる企画がありましたが、あっちはシンプルながらもガキオリジナル感があり、松本人志らしさのある企画でした。他にもお菓子で言うとポテトチップステイスティング企画もありましたが、こちらはききシリーズに近くこれまたガキらしさ・松本人志感がある企画でしたが、今回の企画に関しては明らかに帰れま10を意識したというか、ほぼまんまというか、マイナーチェンジ企画と言って良い内容ですので、松本人志の企画案という感じはしませんでした。もしくは大食い的な観点でいうと大食いマラソンやハングリードライブや駄菓子で米大食い企画などはガキらしさ満点でしたが、大食い的な感じでも結局帰れま10的な雰囲気でしたし、そうなるとやっぱり少し「ガキらしくない」という感じにはなりました。これが世界のお菓子で米どれぐらい食えるかとかだったらガキっぽいんですけどね。もしくは米に一番合う海外のお菓子は何かテイスティングとか。そういう奇想天外な感じこそガキって感じですので。
ただそういうしがらみを完全に抜きにして考えれば、悪くない企画で安定感ある面白さだったと思います。
これを評価するのは難しですね。他人の土俵でしてる感はどうしても拭えないので、やはり素直にいい企画とは言えない。でも見てて楽しいは楽しい…。うーん…という感じ。
まぁまだ前編ですが、後編もまぁいうてそんな変化があるわけじゃないでしょう。おそらく想像通りの感じの内容になるかと思います。
まぁ見てて楽しいのは事実ですので、変な先入観無しで楽しむのが正解なのかもしれません。
はい。ではまた次回~
以上。
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