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いや面白かったです。過去のこのシリーズの中でも過去一シュールだったかもしれない。

このシリーズ前回は去年

2022 6/19「なりきり! 大型犬 コンテスト～!!(前編)」感想
2022 6/26 「なりきり! 大型犬 コンテスト～!!(後編)」感想

でした。前回の大型犬もある意味絵面とか内容含め色々ヤバヤバでしたが、今回はまた少し違うベクトルのヤバい内容でした。

前回はシリーズ初の前後編でしたが、今回は以前のような１回で完結の内容でした。

企画の流れ等の基本はすべて過去とほぼ同じ流れ。

企画概要などが知りたい方は過去記事にて。

今回のゲストもいつものメンバー。フジモンさん、河本さん、のんちゃんの３人。

感想

OPトークからの全員の登場シーン良かったですね。全員それぞれ面白かった。特に私は田中さんの進撃の巨人風の感じ好きでしたね。

ちなみにフジモンさんの「ハイディハイディルレハイディホー」は昔あった大男が出てくる有名CMのフレーズです。フレーズというかCM曲か。今の人絶対知らんやろ…；

松ちゃんの冷たい「もうええやろ」がキレッキレで良かったです。

そういえば大男のステレオタイプな見た目って、今回あったような原始人ライクな服装のイメージなんですけど、なんなんでしょうね。元ネタは。でも確かにそういうイメージあるんですよね。そもそも創作された話での大男が出てくる話ってジャックと豆の木と進撃の巨人と王様ランキングのボッスぐらいしかパッと浮かばんです。あとデイダラボッチとか…。あれは妖怪的なもんだしな。あとなんかあったかな…。ウルトラマン的な巨大ヒーローはまた違うジャンルな感じするし。そもそも巨人と大男とニュアンスがちょい違う感じもするし。まぁいっかどうでも。

話を戻します。

途中の河本さんの「のぉどぉがぁぁ…かわぁ…くぅっ！」も良かったですね。めっちゃ笑いました。この企画は「なりきり」であるものの「素」の部分が垣間見えると面白いっていう矛盾な面白さがあって、ギャップ笑いの一種なんかなぁ。面白いですよね。

同じような感じで

遠藤「いやーちょっとわからへんな」浜田「普通に喋んな」の掛け合いも好きでした。

大男クイズのくだりはいつもの大喜利パート的なくだりですけど、今回名物のへぇボタン的なセリフボタンはあまり振るわなかった感じしますね。面白かったですけどね。

山ちゃんが答える時に食い気味に「ブー」になるのは、ききシリーズも彷彿とさせる面白さ。

のんちゃんも好きな映画で普通に「ダイ・ハード」って答えてるの面白かった。

このくだり答えを言う時のカメラのあおり・なめアングルも所謂「実相寺アングル」的な感じで大男感を出してるのは芸が細かくて良いと思いました。

小男タイムはいつもの熱血浜田塾的なくだりで相変わらず面白い。

極太うどんタイムも面白かった。もうあのうどんの絵面がパンチあったもん。うどんを通り越して、謎の未確認生物みたいな見た目してたし。

あと

松本「薬味とかもありますけど」方正「そういう問題じゃない」

も好きでした。そりゃそうだ。

みんな文句がマシンガンのように次々出てくるのがめっちゃ面白かった。

そして最後の定番の小男連発どSタイム。もう最後死屍累々。

その状態で山ちゃんの

「今日僕誕生日なんです…」

が素晴らしかったです。良いオチになってて。その死屍累々状態の絵面とのギャップがね。最高でした。

まとめと次回

面白かったです。基本このシリーズは毎回面白いです。ガキの使いらしさもありますし。ダウンタウン理不尽シリーズや熱血浜田塾シリーズなどのエッセンスもありつつ、シュールな内容で毎回面白い。唯一今回ちょい残念だったのがセリフボタンがあまり出なかったのが残念だったかな。「ビジネス大男」とか「よしもとの犬」を期待してしまった。

でも前回より１週できっちりまとめたおかげで、濃い内容だったかなと思いますし、一部カットされた風な感じも見受けられましたが、それはしょうがないかなと。

満足な内容でした。

で、次回はドローンMV企画ですか。笑瓶さん名場面の時のメンバーのコメント撮りが学校風の所だったんで、なんかの企画を撮ってるんだろなぁって思ってましたが、この企画だったみたいですね。まぁ…私はこのドローンMV企画はあまり好きなタイプの企画ではないですけど、そもそもガキは実験的で多ジャンルな企画内容をする番組ですから、たまにはこういうのもいいのかもしれません。しばらくやってなかった気がしますし。

ではまた次回～

以上。

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１７年ぶり対決＆罰ゲーム。

2006年のタライアンルーレット＆笑ってはいけない警察署以来で１７年…。１７年も経ってんの…。恐ろしいな…。

企画概要

今回の対決部分は過去３度やったロシアンルーレット式の対決です。わさび寿司、ビリビリコンセント、たらい…と、すべて技術介入などの無い完全ランダムの１００の中から４つ当たりというかハズレがあり、それに当ってしまった人は罰ゲーム。ただし、ダウンタウンのどちらかは確定なので、二人のどちらかが当たるまでは継続されます。つまりダウンタウンのお二人の内どちらか１人は絶対に罰になり、１人は必ず助かる。なのでダウンタウンのどちらかが当たるまでに当ってしまった残りの３人は一緒に罰を受ける…という仕様になっています。最高で４人の罰。一番少ないとダウンタウンのどちらか１人の罰という事になります。これもこのシリーズ初回のわさび寿司ロシアンルーレット対決から変わらずですね。ちなみにこの罰ゲームの発案者は山ちゃんらしいです。詳しい事はわかりませんが、わさび寿司の時に「山崎発案！」と銘打ってたので、山ちゃんが企画会議かなんかでアイデアを出したのかもしれないですね。

対決＆罰ゲームの大まかな歴史は少し前に総集編をがっつりやったので、多分OKですよね。一応その時の記事です↓

2022 9 4 ガキ使「対決＆罰ゲームの歴史(前編)」感想
2022 9 11 ガキ使「対決＆罰ゲームの歴史(後編)」感想

で、今回もロシアンルーレット形式で、１００M走や水泳や幅跳びやゴルフやボーリングの対決の時のような技術介入はございません。完全に運のみ。前回のタライアンの時はまだ「千秋たらい」とか「松本専用」みたいなたらいがあったりとランダムながらも、何かしらのスタッフの悪意を感じさせる要素がありましたが、今回はそういうのもほぼ無く、ほぼほぼ完全にランダムで運のみの勝負になっております。

今回はチョロQ。１００個のチョロQの中から４つだけ走らない加工がされており、それを引いたら罰ゲーム…というシンプルなもの。１００個中４個なので確率は２５分の１からスタート。もちろん正解が続けば続くほど確率は徐々に上がって行くことになります。

一応１００個すべて違う車種というか種類になっているので、働く車的なバキュームカーとかはとバスとかタクシーとか、はたまだスーパーカー的なものもあるし、水上バスや新幹線のような変わり種もあります。

今回順番は山ちゃん＞田中さん＞浜田さん＞遠藤さん＞松ちゃんの順番。

感想

過去の対決もそうなんですけど、もちろん本番は罰の方ではあるんですけど、この対決も毎回白熱して緊張感あって面白いんですよ。

選んだりしてる間も他メンバーにやいのやいの言われたり、「これは大丈夫やろ！」とか「これは怪しいなぁ～」とか、言われる感じが以前の対決を思い出してというか、変わらない空気感みたいなものがあって面白かった。

で、５順目の浜田さんの真っ白のチョロQで「いまか」という所でCMいったし、アバンタイトルというか、この後すぐ的な映像でも浜田さんだったので「アレもしかして浜田さん罰か？」と思いました。もしくはもう番組の残り時間が少なかったので、後半に続くかと思ったんですよ。ですが…違いましたね。

CM明けの浜田さんは見事セーフ。その後遠藤さんもセーフ。ここで残り７６台。そろそろマジで１人ぐらい出てもおかしくないな？ぐらいの確率にはなってます。

で、松ちゃんの５順目。パトカーを選択。

そして…

アウト。

なんといきなり最初に松ちゃんがハズレを引き当て、罰ゲーム決定。つまり松ちゃん１人の罰ゲームという事になります。松ちゃん１人だと廃旅館とかノーリアクションパイ地獄などを思い出しますけど、今回ははたまたどうなってしまうのか…。

なんせこのロシアンルーレット正式になってからダウンタウン１人のパターンは初なんですよ。なんなら二人も無くて３～４人の罰になってたので。でもこればっかりはガチなのでしょうがないですね。番組スタッフ的にはもっと３とか４とか罰ゲーム受ける人が居た方がやりやすいのかもしれませんが。いやどうでしょうね。意外と松ちゃん１人ならそれはそれで罰ゲーム考えやすいかもしれません。

だた罰ゲームがどんなものになるかはわかりません。過去の事を考えれば、どっちにしろ過酷なものになるのは間違い無いとは思いますけどね。

うん。すごく楽しみです。

ちなみに２順目の段階で松ちゃん自身で「パトカーとか怖いなぁ～」ってハッキリ言ってるんですよね。なのに何故…。というか本来ならこの一言はカットするぐらいのコメントだったんでしょうけど、結果的なオチを暗示させる編集というのもあったんですね。テロップもわざわざ色を変えてあったし。もちろんそんなの「パトカーとか怖いなぁ～」と言ってる時にまさか本当にパトカーでアウトになるとは視聴者誰もが露ほども思ってないでしょうけど。見た後に見返すと分かる怖い部分…まるでホラー映画。

まとめと次回

面白かった。面白かったけど、やっぱりちょっとあっさり決まってしまったのが残念。過去のこのロシアンルーレット対決シリーズはなぜか毎回白熱してたので、今回少し肩透かし感があったのは否めない。

でも本来の確率の問題だけで言えば、過去の方が低い確率なわけで、今回のような事も普通にあり得ますよね。こればっかりはしょうがない。逆に出川さん風に言えば「これがリアルガチ」ってやつですね。

松ちゃん１人の罰ゲームかぁ…。これはこれで楽しみですね。

ただガキのスタッフさんも逆に罰ゲームは面白くしなきゃいけないというプレッシャーも凄いと思います。当時の鬼ごっこや廃旅館や笑ってはいけない等の罰ゲームが一番乗りに乗ってた頃の２０００年～２００５年ぐらいの時のスタッフとはかなり違ってると思うんで、それがどうなるかですね。もちろん高須さんをはじめ柳岡さんや大友さんに中村さんにコムさん等の古参スタッフもまだ居るので、面白くしてくれるとは思いますけど…作る側の事を想像するとかなりのプレッシャーあるだろうなぁと思って……うん。頑張ってください。期待してます。

で、次回はコンテストシリーズ？シリーズ名よくわかりませんが、過去に大型犬やザコシや８歳等のなりきりをやってきたシリーズです。今回は大男っぽいです。これまた奇天烈なものをチョイスしてきましたね。楽しみです。

ではまた次回～

以上。

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前回の記事で先日笑福亭笑瓶さんの訃報があった事を書きましたが、今回急遽笑瓶さんの追悼企画としまして、ガキの使いの名場面という内容でした。

まず笑瓶さんについて雑記を。

笑瓶さんは笑福亭鶴瓶さんの弟子で、ダウンタウンのちょい上の先輩(確か芸歴だけでいうと半年やそこら位上の先輩)。当時ダウンタウンより上の年代の芸人は誰かに弟子入りするのが通例というか、それ以外に芸人になる方法がほぼありませんでした。とんねるずのようにオーディション番組などでウケてプロになるパターンなど稀な例もありますけどね。

で、珍しいのが鶴瓶さんの弟子なのに笑瓶さんは太田プロなんですよ。鶴瓶さんはもちろん松竹。これはどういうこっちゃいって話なんですけど、どういう理由なのかは分かりませんが、鶴瓶さんが「松竹では売れない」と、敢えて松竹入りさせずに太田プロに入れたらしいです。それが正解だったのかなんなのか分かりませんが、無事笑瓶さん売れたんですよね。そういう経緯で師匠弟子が違う芸能プロに所属するという事に。詳しくは分かりませんが、その辺ややこしい事にはならなかったんですかねぇ…。

鶴瓶さんの笑瓶さん追悼のラジオの内容でも、お二人が仲が良かったんだなってエピソードがたくさんあって、単純な師匠弟子の関係よりももっと深い家族のような、血はつながってはいないですけど兄弟のような…そういう関係だったのかなぁと感じました。

ただTVではあまりご一緒に共演されてる姿などは無かったようなイメージなんですよね。それが事務所が違うからなのかなんなのか分かりませんが。だから鶴瓶さんと笑瓶さんが師弟関係ってのも知らない人も結構居るんじゃないかな？って気がしますけどね。どうなんでしょうか…。

今回松ちゃんも言ってましたが、自分たちよりも下の子達にもイジられるような雰囲気というか、そういうのは師匠ゆずりなのかな？と感じます。鶴瓶さんもあんだけ凄い人なのに、大物オーラとかそういうのを出さずに、後輩にも凄いイジられるじゃないですか、それをむしろ楽しんでるというか、それが好きって感じの雰囲気で。そういう部分がなんか似てるなぁと感じます。

笑瓶さんもほんとガキの使いではむちゃくちゃやらされてます。

OPトークで田中さんが言ってましたが、なんでそうなったのか分かりませんが、ガキの使いの笑瓶さんは体をめちゃくちゃ張らせられてます。笑瓶さんをあんだけなんというかリアクション芸人的な感じの扱いしたのはガキの使いだけなんじゃないか？と思うぐらい。

で、今回の名場面でピックアップされた企画は代表的なものがセレクションされてて、かなり良い選出だったと思います。

私が個人的に１番好きなのはなんといっても笑福亭笑瓶の被害者は誰だ～シリーズです。これはホント間違いなく神企画で、めちゃくちゃ面白かった。特にヘリウムガスのくだりとかめちゃくちゃ面白い(おそらく現在はヘリウムガス自体がバラエティで禁止なので映像は流せなかったんだとは思いますが)。他にも有名な「笑瓶を呼ぶ声」が生まれたガキの使い新レギュラーメンバー最終オーディションも忘れられない。これも名作。あとは地味に佳作なのが今回の名場面では出ませんでしたが、ツッコむタイミングはどこだ？先輩芸人から大いに学ぼう～です。これもかなり面白くて、笑瓶さんになにかしら仕掛けというか所謂「ボケ」的なものを振って、どういうタイミングでどういうワードでツッコムか？みたいな企画なんですけど、これもかなり面白い企画でした。

あとはもちろん直接ではないですけど、笑ってはいけないでの「笑瓶を呼ぶ声」のショウヘイヘイ～イは腹捩れるぐらい笑いましたし、どの笑ってはいけないだったかパッとは思い出せませんが、笑瓶さんの写真ネタも面白かったですよね。病院だったかな…いや新聞社かな…。いやホテルマンだったかもしれない。まぁいいか。サッカーでボール蹴ろうとしてる瞬間のやつとか。子供の頃の写真とか。なんでかめちゃくちゃ面白かった。

あと何故か９００回９５０回１０００回等の節目は笑瓶さん企画というジンクス？というなんとうか…ガキの使いの慣例みたいなものがありました。これはなんでなのか分かりません。

ガキの使いの最後の出演が２０１９年のハイテンションザ・ベストテン。そういえば出てましたね。もっと出てなかったかな？と思ってました。

笑瓶さんが一人ゲストでこういうお笑い番組に呼ばれて主人公的な感じで企画をするというかイジってたのはガキの使いが筆頭中の筆頭って感じだったんじゃないですかね。もちろん普通のひな壇的なものとかトーク番組とかでは様々な番組に出演されてましたけどね。

先日のアメトーークでも番組最後に軽くメガネ芸人の回のVTRと共に「ご冥福をお祈りします」という内容が流れましたね。ただ別に失礼でもなんでも無いですし、追悼の意なので、気持ちはみな一緒ですが、実は「ご冥福をお祈りします」という文言は「地獄行っても苦しまないことを祈るよ」的な事なんだよってのを昔聞いた事があるので（”冥”は冥土の冥で地獄の事）、ガキの使いの最後は「心よりお悔やみを申し上げます」でしたが、こちらのほうが本来の意味まで考えると良いらしいです。まぁそんなの現在はそこまで深い意味で考えてる人も居ないから特に気にする程の事では無いですけどね。宗派にもよって微妙に捉え方も違うようですし。あ、余談でした。

なので一応それに習い私も…

笑福亭笑瓶さん。いちガキの使いファンとして、たくさんの面白い企画と笑いを届けてくれて本当にありがとうございました。今でも時々笑瓶さんシリーズは見返して笑わせてもらってます。改めて心よりお悔やみを申し上げます。

あ、ちなみにフレンチクルーラーイジりは松ちゃんなりのいつものご愛嬌という事で。笑瓶さんも天国からコレ聞いて突っ込んでる事でしょう。

以上。

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