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素晴らしかったですね。

こういうのが「ガキの使い」ですよね。これぞ「ガキ」というか。こういうのが見たかった。

一応新規企画…ではあるんですけど、シリーズというかなんというか「遠藤○○シリーズ」なのかもしれない。

過去に遠藤たけし、遠藤森進一とやってきたシリーズ…なのかなんなのか。あくまで遠藤さんがキャラを演じてるくくりで言えばそうなんですけど、遠藤たけし企画も遠藤森進一企画もそれぞれやってる内容はかなり違うんで、一括りにしていいのかよく分かりません。なんなら遠藤プテラノドンまでその括りなんか？みたいな話ですし。何故か遠藤さんの主役回企画は「遠藤○○」って付くんですよね。いつのまにかそうなったような感じなんだと思いますが…。

耐久で延々と続ける感は「遠藤たけし世界記録に挑む」「遠藤たけしノンストップウォータースライダー」と近いですかね。

感想

いわゆる「ガキの使いいつもの楽屋……」から始まる導入。これも昔ながらのガキらしい冒頭ですね。このいつもの楽屋に誰かが入って来て、なんらかの理由で呼び出すパターンが一番多いパターン。今回もほぼそういうパターンを踏襲していて、まさに「ガキの使い」って感じ。古参視聴者はアガる導入ですよね。

そして、今回はダウンタウンの二人と山ちゃんが楽屋に居て、ココリコ不在の状態から田中さんが楽屋に来て……という感じ。

で、田中さんが遠藤ISSAが「U.S.A.を歌えばアメリカ人を呼べるから来てくれ」という私も今書いてて意味不明な呼び出し理由で、とにかく来てくれと呼び出されて、しょうがないという雰囲気で向かう…という感じですね。こういうわけわからん理由で呼び出される感じもTHEガキって感じですね。こういうので思い出すのが浜田さんの名言で「大体この番組「来てくれ」っていうヤツにはロクなことないからな」を思い出します。

で、遠藤ISSAの元に連れてこられる４人。で、遠藤さんが「アメリカ人に来てもらいたい。アメリカ人を呼ぼうと思います」と言い、DA PUMPの「U.S.A.」を歌い続ければ来てくれるはず…というそれも、よく考えるとわけわからんですけど、「来てもらうところを見てもらいたい」ということで、半ば強引にU.S.A.を口パクヒットスタジオと同じく、口パクとダンスで歌いだします。

で、その歌がサビが延々と続くのが、めちゃくちゃ面白くてね。かなり運動量がエグい激しいダンスなんですけど、それを延々と続けるのが凄かった。オモロい。

そうしてる内に、何故か謎の外人が後ろの方に登場します。これもなんでやねんですよね。なんでや。めっちゃ面白かった。そんな分かりやすい「U.S.A.」と印字されたTシャツ着た外人さんが何故かジワジワ近づいてきます。でもなかなか来ません。帰りも何故かしないんですけど。

途中で水を吐き出すくだりとか、浜田さんのどS発動のくだりとか、手紙のくだりとか面白かった。手紙は遠藤たけし企画では田中さんから遠藤さんへの手紙でしたけど、今回は家族から。

ダウンタウンの二人に揃って叱責されまくるくだりも、笑ってはいけないの遠藤プテラノドンのくだりを思い出してめっちゃ面白かった。浜田「まだ出るやろ！！！！」松本「笑顔やっ！！！！」とかめっちゃ面白かった。

そして、よれよれになりながらも、U.S.A.をやり続け、ついに謎の外人さんがステージへ。そしてなぜか一緒にユニゾンダンス。もうわけわからん。おもしろ過ぎる。

アンコールまでね。どういうこっちゃ。

そんなこんなでズバッと終了。こういう特にロケ後の風景とかOKの後の素に戻るくだりもなんも無い感じも昔ながらのガキの使いですね。

まとめと次回

めっちゃ面白かった。こういうが見たかったんだよって感じの内容でした。近年こういう典型的なガキの使いならではって感じのドキュメント風コントみたいな形式の企画は少なくなりましたからね。そういう意味でも良かったですし。シュールでしたし。ライトユーザー置いてけぼりな感じがたまらんすよね。

こういう企画ばっかりやってたら、この世の中じゃもちろん駄目なんでしょうけど、やっぱりこういうこれぞガキの使いっていう企画も時々でいいから見たいですよね。満足度はめちゃくちゃ高かったですよ。というか昔だったら数多あるいつものガキの使いらしい企画だな～って感じで、そこまで嬉しいって感じでは無かったのかもしれないですけど、近年の新規企画やこういうガキの使いらしい企画が少なくなった状況下だとこういう企画はめちゃくちゃ嬉しい。面白いし。

今年ももう４月が終わり５月になるところですが、その１～４月の企画の中では一番良かった企画だったと思いますね。ザ・マミィ酒井さんの七変化はまた別枠と考えればですけど。

はい。

で、次回はジジ抜きですか。まぁもう定番企画ですね。またいつもの感じに戻る感がすごい。また今回みたいな企画が出てくるまで半年とかもっと掛かるかも…と思うと、１年に１冊しか出ない好きな漫画の新刊を読み終わった後みたいな気分になりますね。良かった分、その喪失感も凄い的な。

ではまた次回～

以上。

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先週の続き。

後編……ある意味地獄というか。ダウンタウンの駄目な部分出たなぁと。

私はダウンタウン大好きですけど、別に信者とかじゃないし、自分の好きなものにバイアス掛かって、何でも肯定に持っていくような輩でも無いんで、今回は言いますけど、今回はダウンタウン酷かった。特に松ちゃんですけど。

あのー別に桑田さんにあんまり似てないとかはしょうがないじゃないですか。そういう意味ではイワクラさんなんかがわかりやすいですけど、別に全然似てないし、雰囲気も出せてないけど、ちゃんと一生懸命頑張ってやろうとしてましたよ。それが垣間見えてました。ちゃんと最初から最後まで真剣にやりきってましたし。

ところが松ちゃんは途中自分があまりに似てないから笑ったり、適当にやってる感だったり、後半似せようとかの気持ちも捨てて、適当にしてたり、真剣さとかが一切無かった。別に似て無くても、面白ければ全然いいんですけど、ただただクソ寒い松本人志。見てられなかった。正直がっかりしました。別にど下手でも真面目に真剣な顔でしれっとやりきれば、そのマジさと下手さのギャップで面白くなるのに、中途半端に途中で笑ったり、諦めたりしたせいで、似てない上に面白くもないただただひたすらの地獄。

いやー…酷かった。ここまで松ちゃんに対して眉根を寄せたのは久しぶりでした。

それこそ、古参の視聴者やガキフリークの方はご存知だと思いますが、昔ガキのハガキトーク時代に、松ちゃんが「俺桑田佳祐やるわ」と言い出して、その時もTSUNAMIを歌ったんですけど、十段階で似せていくわ的な流れになってモノマネをするんだけど、全然似て無くて、浜ちゃんにゴリラだのゴリラにもなってないだの突っ込まれるトークがありましたけど、まさにアレは好例で、モノマネの似てないさを前フリにその後の会話でしっかりと笑いをとってましたし、少なくともモノマネはしっかりとやろうとしてたんすよね。だからこそ面白い流れで丁度いい「ボケ」になり、浜田さんがツッコみ、それにたいしてまた松ちゃんが逆ギレするみたいな感じで笑いになっていくのが素晴らしかった。

でも今回はこの通りですよね。いやー松ちゃんの稀に出る悪い所が出ちゃいましたね。すごい稀ですけどこういう事あるにはあるんですよね…。

ちょっと最初から松ちゃんの事について飛ばしすぎたので、最初から順に感想を書くと、まず後半戦最初の山ちゃんは期待通りのしっかりとしたクオリティ。素晴らしかった。別に山ちゃんもすごい似てるとかじゃ全然ないんだけど、ちゃんと桑田佳祐を研究して、随所に似せようという努力が垣間見えてましたよね。企画しても芸人としても、最終的な面白さとしても申し分ない活躍でした。

で、副将戦イワクラVS浜田さん。

さっきも書いたけど、確かにイワクラさんは似てないけど、それは女性だし、しょうがない部分もある。でもしっかり真剣にやりきった。

次の浜田さんも酷かった。松ちゃんの酷さに目が行きがちだけど、浜田さんも似せようという気もないし、歌の練習も絶対してないし、やる気も感じないし、ただのおっさんのカラオケ。これを若手がやってたら、もう二度と呼ばれないでしょう。

そして大将戦陣内VS松ちゃん。

陣内さん私は絶対下手くそだろうとタカをくくってたんですけど、予想外に上手くて、ビックリしました。凄く良かった。演技が大根なのでモノマネも無理じゃないかな？と思ってたんですけど、かなり上手いし、練習と研究してきて臨んだなって感じが伝わってくるクオリティで、前半の田中さんと同じく、期待してなかった故に(失礼)、凄く上手くてそのギャップもあって、すごく良く感じました。もちろん高音とかファルセットとかが出ないのはしょうがないじゃないですか。素人ですから。でもしっかりと寄せてきてるのが伝わってきたし、少なくとも真剣に最後までやりきった。ほんと良かったですよね。うん。

で、大トリで…オチ部分で松ちゃんですからね。本当陣内さんが良かったから尚更、最後のオチがただただ大スベリしてる姿を結構長い事見させられ続ける地獄。

まぁ人によってはアレが滑り笑いとして、「面白い」と感じる人も居るかもしれないですけどね。私は駄目でした。もう見ててひたすらイタいだけだった。

まとめと次回

うーん…もう先週の段階で後編のダウンタウンは全然似てない下手くそだろうなってのは分かってはいたんですけど、別に似て無くても面白ければ全然いいなって思ってたんですけど、それもないというね。うーん…。後編残念だったなぁ。

最後松ちゃんV後のコメントとかのやり取りの面白さでなんとかもった感じしますけど、それぐらいじゃ取り返せて無い酷さだったなぁ今回。

まぁもう次回の話に移りましょう。

次回もしかしたら新規企画かな？でも遠藤さん主人公回っぽいしISSAさんモノマネで～みたいな雰囲気なので、もしかしたら遠藤たけしノンストップウォータースライダー企画的な流れを汲む企画ですかね。それとも全然違うものなのか…。うーん、次回予告の短いVだとまだ良くわかりませんが、期待したいところです。色んな意味で。

はい。

ではまた次回～

以上。

【追記】
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最近の部活動シリーズは前後編で、今回ももちろん前後編です。

前回の部活動シリーズは

2022 7/31 「華々しく吹き抜けろ！鼻部～！！(前編)」感想
2022 8/7 「華々しく吹き抜けろ！鼻部～！！(後編)」感想

でした。１年まではいかないぐらいで続編。今回第１３弾らしいです。そんなやってますか。

企画概要

今回は「桑田部」

この部活動シリーズの根本的なルールは「ゲストチームとガキチームがなんらかで対決する」というだけで、毎回対決する内容に一貫性が無く、引きづられ部や犬部や止まらない部のような体力・力・フィジカル勝負な体育会系の勝負もあれば、息止めとか鼻部とか息継がない部とか、全然違う方向性の対決もあり、今回はまたそれらとかなり違う方向性でした。どちからというと「なりきり矢沢永吉選手権」に一番近い気がしました。ただなりきりシリーズの方はゲストは呼ばずガキメンバー内での勝負なので微妙に違うっちゃ違いますが。でも歌手のモノマネというかなりきり的な意味で競うという点で言えば一番近いと思います。

内容はサザンオールスターズの桑田佳祐さんのモノマネをガキメンバーチームとゲストチームの柔道剣道等の団体戦の先鋒・次鋒・中堅・副将・大将式で対決していき、より勝利数の多いチームの勝ち。判定は都度番組プロデューサーの合田Pがする。この採点方法もなんで合田P１人なん？的な感じはしますが…せめてスタッフ３人とかでやらんと…って少し思いますけど、でも正直どっちが勝った所で的な感じもするんで別に良いんですよね。勝ち負けは重要じゃなくて、結局企画として面白いかどうかなんで。それにしても最近チラチラ合田P出てくるようになりましたね。

今回ゲストチームはいつもの準レギュラー的なフジモンさん河本さんのんちゃん庄司さんは参加せず、リーダーに陣内さん、おいでやす小田さん、マヂラブ村上さん、そしてガキ初登場の岡野陽一さんに蛙亭イワクラさん。どちらもキングオブコントでの活躍が記憶にも新しいですが、ここ近年特にグイグイ露出が増えてる二人ですね。岡野さんはクズ芸人的な方面でも有名ですし、イワクラさんはオズワルド伊藤さんと交際中でも少し前話題になりました、なんで今回選出されたかはよく分かりませんが。OPトークの感じから、多少簡単なオーディションのようなものがあって、それなりに巧い人から適当にチョイスされたのかもしれません。村上さんもよく分かりませんもんね。どちらかというとじゃない方芸人的扱いされるので、個人でガキに出るって珍しい感じはする。

歌う曲は同じ曲を全員で歌うとかでは無く、それぞれの曲を本人達で好きにチョイスしてるっぽいです。まぁもちろん被らないように配慮などはしてるんでしょうけど。曲はサザンの曲も桑田さんソロ曲も含む感じ。

ちなみに生で歌うわけではなく、髪型や服装なども桑田さんに寄せて歌唱した上で事前収録し、そのVTRをみんなで見るという感じですね。

ものすごいどうでも良い事ですけど、私もすごいファンって程ではないですけど、桑田佳祐さんは大好きです。つっても有名曲を抑えてる程度ですが。「愛の言霊」「エロティカセブン」「恋のジャックナイフ」「いとしのエリー」「真夏の果実」「希望の轍」「波乗りジョニー」「平和の琉歌」等などが特に好きです。

感想

どうなんでしょうねぇ…。まぁまぁ面白いです。先週の街ブラ企画に比べりゃ、全然ガキらしくいい企画ではあるんですけど、でもうーん…まぁまだ前編なんでなんともいえないですけど。

OPトーク面白かったですね。

OPトークで岡野さんに話振られた時に「(ガキの使いに)出れたのは嬉しいけどなんの種類の仕事か分からない」は面白かった。ジャルジャルの後藤さんがガチマジ動物選手権企画で初登場した時もほぼ同じようなリアクションしてましたね。「ガキの使いに出るの夢だったけどまさかボノボで出るとは思わなかった」って。面白い。

まず先鋒戦はおいでやす小田さんVS遠藤さん。

まず小田さん予想より全然上手かったです。というか今回前編に登場した人みんな普通にそれなりに上手かったと思います。そこはさすが芸人さんかなって思いました。正直ダウンタウンの二人とか絶対下手だと思うもん。というかオチ用に後半残したとしか思えない。

遠藤さんは流石。遠藤さんと山ちゃんが過去の企画でも桑田さんのモノマネは何度か披露してるんですよね。どの企画かうろ覚えですけど。２０００年前後の企画だった気がするけど、遠藤さん山ちゃんがほぼ続いて桑田さんのモノマネしてどっちも上手かったの覚えてるんですよね。なんの企画だったかなぁ…。ルーレット企画だったかなぁ…、うーんまぁいいか。もちろん笑ってはいけないでもモノマネ古今東西でしてますけどね。山ちゃんと遠藤さんの桑田佳祐で腹千切れる程笑いましたもん。山ちゃんに至っては、結構誰を振ってもけっこうそれなりに上手くこなすんですよね。そういう所は昔から器用。

次鋒戦は岡野さんVS田中さん。田中さんはもう音痴で有名ですし、モノマネ古今東西の時も「俺でけへんもん」ってボヤいてたもんな…。でも今回想像よりもずっと上手かったです。特にメロのキーが低いパートは上手かった。サビのキーが高い部分やファルセットまで使う部分は、まぁ致し方ないかなと。そもそもあの歌めちゃくちゃ難しいもんね。それ抜いても「面白さ」で言えば今回前編で一番面白かったです。最後の「涙～～～」がめっちゃ面白かった。

岡野さんは可もなく不可もなくぐらいですかね。それなりに下手では無いんですけど、上手くもないって印象でした。結果岡野さん勝利でしたけど、正直田中さんの方が良かったんじゃないかな？と思いました。合田P番組的な進行としてしか勝敗決めてないじゃないか説ある。

そして前編最後はマヂラブ村上さんVS山ちゃん。OPトークからずっと自信を覗かせるコメントがあったので、少しハードルが上がってたのか、下手では全然無いんですし、普通に上手かったんですけど、そんな凄い桑田佳祐感が感じなかったかな。まぁエロティカ・セブンって私も歌った事何度かあるんですけどサビの入りのタイミングとかリズム感とかブレスとか難しい曲なんですよね。

で前編はここまで。山ちゃんから次回。山ちゃんは期待したい。山ちゃんはこういうモノマネ系企画大好きだし、力の入れ方が他のガキメンバーとレベルが違ったりするんで。また山口百恵メドレーとか昭和歌謡メドレーのシリーズやってくれんかな。アレ好きだった。

まとめと次回

んーーー…面白いっちゃ面白いけど…。毎回この部活動シリーズはこんな感じの感想書いてる気がする。悪くは無いんだけど、意外性とかサプライズ感みたいな面白さは毎回無いんですよねこの企画。あくまで私の主観ですけど。

前編では田中さんが面白かったです。絶対残念な事になると思ってハードル下がってたってのもあるのかもしれませんが、前編では一番面白かった。曲のチョイスも絶妙だった気がします。

で、次回はダウンタウンのお二人が控えてますし、まず間違いない面白さを出してくれるであろう山ちゃんもいますし、未知数のイワクラさん、陣内さんもいるんで、後半に期待したい所です。

ではまた次回～

以上。

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