Archive for the ‘webデザインの事’ Category

Webにおけるユーザビリティ

水曜日, 1月 26th, 2011

wikipediaからの引用↓

ユーザビリティ (英語:usability) とは、use(使う)とable(できる)から来ており「使えること」が元々の意味である。使いやすさとか使い勝手といった意味合いで使われることが多いが、その語義は多様であり、関連学会においても合意された定義はまだ確立されていない。

まぁWebをやっている人間はこの「ユーザビリティ」を最優先に考えている人間程有能といえる。と断言したい。

Webデザインという言葉があるが、Webをデザインするのは画像を作るのとは違う。

Webの性質上HTMLというものは、タイトルがあり、文章があり、リンクがあり、メニューがある。ブログも同様。

そしてWebに存在している以上不特定多数の方が見られます。

年齢だって子供からお年寄りまで見られる可能性があるわけです。

だからWebページを作る場合、見ている人間が「分かりやすく」「読みやすく」「目的のコンテンツが見つけやすく」しなければならない。

ところが….だ。

Web上のサイトにはこの「ユーザビリティ」を無視したようなサイトが非常に多い。

プロがデザインしたものにはほとんど見受けられないが、例えば背景に色が付いていて、文字にも色が付いているサイトとか広告がそこら中に付いているもの、文字が小さいもの。段落がまったくないもの、メニューが分からないもの、検索することが出来ない、見たい画像がものすごく小さい..フルFlash、重くてページがなかなか開かない…等々…

正直、素人が作るサイトは素人っぽくダサイのは別に私まったく問題ないと思うんです。むしろ、それは良いんです。

見ている人のことを完全無視したようなサイト作りをするよりは全然マシ。

まず、以前にも言いましたが、Webページを作る場合、デザインがかっこいいとかより、「ユーザビリティ」を優先してもらいたい。つまり、

「おもてなしの心」

はい。これ重要。メモってください。

何事にもいえますが、まず、自分がかっこいいと思うとかどうとかいうより、第三者が自分のサイトを見た時に、「分かりやすい」「読みやすい」「目的のコンテンツが見つけやすい」といったような感想を持ってもらうサイトを作ることを心がけていただきたい。

それが自分のwebページを見に来てくれたお客様に対しての、最低限のおもてなしですよ。

優先順位としては、そのあとに、記事の内容の良さ、そして、最後の最後に、見た目のかっこよさがくるのです。

Webを非公開にして自分だけが見ているなら別にそれでいいんですけどね。

Webはそうではないわけですから。ユーザビリティを無視したサイトというのはお客様に対して,まったくおもてなししてないのと同じ。

それは失礼ですよ。閲覧者というお客様に対してね。

例えば私のこのブログを見てみてください。

文字は通常より少し大きめ、メニュー、サイトマップ、検索窓完備、広告無し、Flash無し。

できるだけ無駄な部分を排除して、見えやすく、分かりやすいサイト作りを心がけているつもりです。

Webサイトやブログを運営中の皆様、「ユーザビリティ」は最優先事項ですよっ!

お客様の目線にたって考えましょう。

以上。

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機能美を欠いたデザイン

火曜日, 1月 18th, 2011

今日は久しぶりにデザインの事を….

機能美とは…

実用品として作られた物が、その機能を十分発揮することで発現する美。

とある。

実際あくまでケースバイケース、時と場合によるところも大きいかとは思いますが、デザインというものは、あくまで”デザイン”であって、そのものの機能を欠いてしまっては元も子もないと思うのです。

時々ありますよね。

「それ、デザインとかすごいインパクトあって、斬新とは思うけど、元々◯◯なのに◯◯としては全然使えないよね。」

的な。

それって典型的な本末転倒な気がするんですよね。

まぁそれは◯◯として使うんじゃなくて,見て楽しむもんだよ!って言うんですけど、それなら◯◯としての機能を中途半端に付けなくていいんじゃん?って思います。

だけどもその◯◯の機能を最大限に引き出したデザインって、まさに機能美と呼ばれるデザインは時折、どんなデザインよりも上をいきますよね。

特にプロダクトや建築、家具等に顕著だと思うんですけど。やっぱり座って気持ちいいイスって、デザインも美しい場合が多いんですよね。

こう..無駄が無いというか。自然とユニバーサルデザインであったりね。

自分がやってるデザインは機能美よりはユーザビリティを追求することによって…という事が多いです。

いくら斬新で遊び要素がたくさんあっても、そのものの意味を失っては意味がまったく違ってきてしまいます。

簡単に言うとですね。フルFlashサイトという存在は機能美という観点から言えばほど遠いと思うんです。

Webサイトの目的とは、情報を知る為にある。ところが、その第一の目的を多くのフルFlashサイトは無視しているように思える。

例えばそのイベント内容や会社の情報が知りたいのに、オープニングムービーが流れ、入っても、求める情報がどこにあるかかが、一見わからない。そんなサイトは本当の意味でのWebサイトか?確かに、インタラクティブな楽しさはあっても、それは言うなれば本質からはずれていて、本末転倒なのではないか?..私はそう思うのです。

目的に特化したものというのは、シンプルでそれでいて、わかりやすく、デザインも美しい。それはもはや方程式といっても過言では無い。

まさに機能美。

これはデザインにおいての優先事項だと私は思う。

ピクトグラム(標識とかのシンプルなイラストや図形)のデザインもわかりやすく、そしてオシャレ。

つうかですね。上記みたいなイライラがあったからこんなこと書いたんですけどね。フルFlashサイトは重い上に、さらに目的の情報になかなか辿り着けない。これは一人のWebデザイナーとしていかがなものかと疑問に思う。

まぁ近い将来現代のHTMLにそぐわないFlashは衰退すると思いますけどね。

機能美….良い言葉ですな。

やはり、物事の本質はわすれてはならんという事だと思います。作るのはプロであっても、使うのは一般人ということを忘れないよう心がけなければならんと思うのです。

以上。

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関連記事:

Internet Explorerを撲滅しようぜ!

木曜日, 6月 10th, 2010

Web業界の諸悪の根源

「Internet Explorer」

以前にも「Internet Explorerさえ無ければ…」という記事を書きましたが、再度主張させていただきます。http://www.revolve-gear.com/blog/archives/145

世界のユーザーのなんと7割近くが使っているというこのブラウザソフトWindowsPCにデフォルトでインストールされいるという為だけでこれだけの大多数の人がInternet Explorerを使っているわけです。

このブラウザは実はものすごい粗悪というのはご存知だろうか?Web関連の仕事に少しでも携わっていたり、パソコンをすこしでもわかるひとなら知っているとは思いますが、未だにシェアがなかなか減らないので頭にきてこんな記事を書いているわけです。

下手にツイッターが最近流行ってるとかメディアで煽るぐらいなら先に特集で「諸悪の根源Internet Explorerを撲滅して他の次世代ブラウザに乗り換えよう!」とかのタイトルの特集番組でも作って煽ってくれ!そうすれば少しでもInternet Explorerのシェアを減らせるかもしれないのに..池上彰さんにでもこの事をプレゼンしてもらえたらなぁとつくづく思います。

たぶんパソコンに全然詳しくない人は「なんでInternet Explorerが悪いの?普通に見れてるよ」って思った人がいると思いますが、それは世界中のWebデザイナーがInternet Explorerの為に多くの時間を割いて粗悪なInternet Explorerでも正常に見れるように日々努力と労力をたっくさんつぎ込んでいるからなんです!!もしInternet ExplorerがなければWebデザイナーの仕事時間はかなり少なくなるでしょう。それほどWebデザイナーはInternet Explorerの為に日々頭を悩ませているのです。

Internet Explorerの悪い点はたくさんあります。

その1 

png未対応(ver6のみ)つまり透過画像が使えない。この問題も色々策をこうじれば、IE6でも透過画像を使うことはできますが時間がかかるし、javascriptを実装したりせねばならない。あとIE6はfixedという固定配置も対応してない。IE6は他にも他にも..

その2

レイアウト崩れ。今はWebページのデザインはCSSというファイルで制御されているわけですがこれが未対応だったり、バグがいっぱいあります。不具合をこれでもか!これでもか!と無数にあるんですよ。

その3

フォントの汚さ(win)。これはある意味でしょうがないんですが字が汚いでしょう?safariの画面と比べてみてください。全然綺麗さが雲泥の差。Internet Explorerは文字が汚い。

その4

初期設定の悪さ。初心者には分かりにくい環境設定やデフォルトの設定はよくないものばかり、PCに詳しくない人はそのままの設定で見てたりするわけです。それでもまた正常に見れない。

まだまだ悪い点は星の数程存在しますが、別にそういうことではなくて、とにかく「Internet Explorerってあんまりよくないんだなぁ〜」と思っていただければ良いのです。

今Internet Explorerのシェアは下がり続けています。それも上記の事を裏付ける証拠でしょう。みんなやっとすこしづつではあるがInternet Explorerのショボさに気付き始めたのでしょう。

でもまだまだ甘い!まだInternet Explorerのユーザーはたくさんいる。せめて最新のバージョンにアップデートしてくれればまだマシなのだがそれもなかなか進まない。

特に6バージョン使ってる人!!今すぐ乗り換えもしくはせめてアップデートしてくれ!!お願いです(土下座)!!

みんな”ブラウザ”というものにあまり興味や関心や認知度が低いみたいなんですよね。

まず知ろう!そして行動!!!

重ね重ねおねげーします!!!

以上。

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