今日はなかなか為になる記事を書きますよ(たぶん)
ミュージックビデオ..日本ではプロモーションビデオ(プロモ)とかって呼ばれていますが、プロモーションビデオは机上の宣伝映像とかもプロモーションビデオと呼ぶので「ミュージックビデオ」もしくは「ビデオクリップ」というのが正式です。
簡単にミュージックビデオの歴史をお話します。
そのミュージックビデオ発端というか元祖はですね。ビートルズって知ってました?ビートルズが当時あまりに多忙でテレビ出演なんかあんましてらんなかったわけですよ。忙しくて。そいで考えたのが、いろんな番組に流すだけでいいビデオ。これが元祖です。
でもそれはあくまでプロモーションという意味合いが多かったわけですが、それを変えたのがクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」。これは映像を上手く作ってあって、「音楽のついで」から「ミュージックビデオ」そのものを評価されるきっかけになったミュージックビデオで、当時センセーショナルな衝撃を与えました。
次にMTVの誕生。要はずっとミュージックビデオを流している番組。これの登場で尚更お茶の間にミュージックビデオが身近になった。その後はミュージックビデオは映像の世界の一つのジャンルとして、確立し、ミュージックビデオ専門もしくはそれで有名な監督も登場しました。実験映像や合成、アニメと実写、おもしろい効果をふんだんに使った映像など多種多様な映像が楽しめるのがミュージックビデオ。もはや映画やドラマとはまったく違い、むしろアートやデザインの世界に近いと自分は思っています。
…さて。前置きが長くなりました。自分が好きなミュージックビデオはたくさんあるんですが…というか大学時代は映像を専門にしてたんで、おそらく1000本以上のミュージックビデオを見たと思います。もっとかな?とにかくいっぱいです。その仲から厳選してご紹介したいと思います。埋め込み不可のものはリンクをつけときます。
先に有名なものを。
「Sledgehammer 」 Peter Gabriel
コマ撮りという手法を用いた傑作。3人の監督が3パートに別れて手がけた作品で、ミュージックビデオの歴史の中でも重要な作品と同時に名作。必視。
「Crazy 」Gnarls Barkley
http://www.youtube.com/watch?v=bd2B6SjMh_w&ob=av2e
大学の頃映像の仲間とこれ視て腰抜かしたもんです。あまりにかっこ良くて。
「There There 」Radiohead
これもコマ撮りを用いた名作。昔話や夢の中のような雰囲気が絶妙です。
「Take me Out 」Franz Ferdinand
これは実写合成の好例。このミュージックビデオを作ったjonas odellという方の作品は全部好きです。
「Drop」 The Pharcyde
逆再生を用いた名作。
「Star Guitar 」Chemical Brothers
これは一見よくわからないんですが、めちゃくちゃすごいです。超衝撃です。つまりパーカッションと音楽と流れる風景が完全にリンクしているんです。これを初めて見て意味が分かったときは腰が抜けました。
ちなみにメイキングも
「seven nation army」The White Stripes
シンプルだけどカッコいい。一時期これのパクリのパソコンのCMがありましたw
…とまだまだご紹介したいミュージックビデオは山ほどありますけど、今回はこの辺にしときますね。人気ならまた続きします。
ついでに(というか便乗して)自分の作ったミュージックビデオ(音楽も映像も制作)はここから→http://www.youtube.com/user/takaokatakumi
以上。
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