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2024 9/22 ガキ使「スーパースロー映えするリアクションネタを見つけよう」感想

一応新規企画。

面白さだけでいえばそれなりぐらいですかね。リアクションネタが好きな人は刺さったかもしれない。ただ新規企画というだけでも結構価値あります。ガキらしい企画でしたし。

企画概要

「既存のリアクションネタにアレンジを加えてスーパースロー映えするネタを見つける実験企画」とのこと。

過去企画の「©罰ゲームを考える」企画とかなり似てますかね。他にも単純にリアクションネタや罰ゲームをメンバーが受ける的な企画は他にも枚挙に暇がないレベルでありますけど、私のパッと思いつく限りではこの「©罰ゲームを考える」企画が一番今回の企画と近いかなぁと思います。

「©罰ゲームを考える」企画はメンバーが考案した罰ゲームを他のメンバーが受けて、面白ければ採用する的な感じの企画でした。そもそもの趣旨はちんこマシーンとかタイキックがガキの使い発祥にも関わらず、他番組の罰ゲームに使われまくったので、それに負けずオリジナル罰ゲームを考案して、ガキの使いの著作権だと言い張る的な趣旨の企画でした。

今回はそうではなく罰ゲーム自体はスタッフが考案したもの。それに違うポイントは「スーパースロー映えする罰ゲームを探す」というところ。ただリアクションネタが面白いかどうかではなく、あくまで罰ゲームを受けた時にそのリアクションがスーパースロー映えするかどうか?という点。そこが一応違うところ。ですが、基本はそういう罰ゲーム的な事を淡々とバツでもなんでもなく受けるという感じはいっしょですね。

ゲストはフジモンさんとダイアン津田さん。まぁリアクションネタという事で映えそうな二人を呼んだ感じですかね。でも正直4人でするかライセンスで良かった気がしますけど。もしくはガンバレルーヤのよしこさんとか呼んだら映えただろうなぁとは思いますけどね。

感想

1つ目は網タイツ風船割り。

フジモンさんと津田さんが挑戦。津田さんの時の風船が自分が膨らまずに、スタッフが持ってる方が膨らむハプニングからの津田さんの「なんでそっちが膨らんでんねん!」の流れはコント的で良かったですね。笑いの神的な展開で良かった。津田さんのあのヒステリーツッコミもバシッとはまりましたし。

2つ目鉄鋲巨大風船チャレンジ。

定番の巨大風船の割れるやつですね。なんせ先週もやりましたから。好っきゃなぁガキは巨大風船。ただ一応鉄鋲が風船についてる。まぁ別に尖ってる鉄鋲じゃないんで安全面は実は全然大丈夫でしょうけど、まぁ「映える」という事ですかね。たしかにただの巨大風船よりかはトゲトゲっぽいのがついてた方が映えますもんね。これもフジモンさんが前フリみたいな感じのあと津田さんがしっかり良いリアクションとツッコミしてました。というかなんでフジモンさんの時はすぐ割れて、津田さんの時は通常の巨大風船な感じだったんですかね。こういうリアクションは確かに津田さんの真骨頂かもしれません。大声系のヒステリックなツッコミがよくマッチしてました。

このスーパースローの時にリアクションではなく、津田さんがキレツッコミしてる時に、浜田さんがそれに対して心底いい笑顔で笑ってるのが流石の面白さですね。水ダウでも確か三四郎の小宮さんが「一番面白かった瞬間」で、ある島の島民にスタッフがガチギレされてカマを持って追いかけ回されてるのを見て、松ちゃんとか陣内さんが結構マジに引いてるのに、浜田さんだけ狂ったように大爆笑してる姿が、ヤバすぎて面白かった的な感じのがありましたが、まさに今回も似たような例ですね。ほんと浜田さんはホント特異な人なんだなと痛感させられます。すごいっすよね。ある意味。

その後ロシアンわさび寿司タライ落としを田中さん、無限ビンタマシーン水中息止めの遠藤さんはあまり映えずほぼカット。無限ビンタマシーン水中息止めとか確かにアメトークの体当たりマン決定戦のやつに近いですしね。オリジナリティ無いしちょっと映えないかな。それに本家(?)のアメトークのほうがやっぱりパンチ力というか画力ありますからね。

5つ目の回転ピコピコハンマーはこれまたフジモンさんが前フリ的な感じになって、山ちゃんが浜田さんにやられる形で面白さをもっていきましたね。シンプルですけど、スーパースロー映えな面白さでした。

6つ目は鼻フック鼻こよりチャレンジ。これはもうタイトルからして「あ、浜田さん専用罰だ」って分かるやつでしたよね。「浜田さんといえば」の罰は鼻フック、それと鼻こよりからのえづきですから、それを悪魔合体させて感じのリアクションネタ。まぁビジュはやっぱり強かったですけど、汚さがちょっとマイナスでした。まぁ大御所の浜田さんがこういうリアクションネタをさせられててる画って他番組では中々見れないと思うのである意味貴重だと思うし、なにより浜田さんのすごい所でもありますね。還暦過ぎましたからね。

7つ目わんこ人形あんかけチキンレース。
これも津田さんが良いところをもっていきました。ただ正直コンプラ的な事なのか、熱々あんかけが全然熱々そうじゃなかったんだよね。津田さんも別に熱いって事にはリアクションしてなかったですし。

同様に次の熱湯風呂リアクションもお風呂が全然熱々そうじゃなかったのが、今の御時世的な事なのかなんなのか…やはり少し残念感ありましたね。そこが「熱い」ってリアクションがほとんどないから。映えないですよね。熱々リアクションって本当に熱くて、芸人がマジの熱々リアクションをしてる姿で笑うってのがあるんで、前提そこが無いとやっぱりイマイチ盛り上がりに欠けるし、芸人のリアクションも引き出せない。難しい所だとは思いますけどね。熱々過ぎてももちろん駄目でしょうし。一歩間違うとイジメだのやり過ぎだのなんだのコンプラクレーマー的なうるさいのが出てきますし。

でもまぁ久しぶりに山ちゃんの蝶野ビンタの前みたいな感じのポンコツヘタレっぽさが出てたのでそこは面白かったですけどね。

最後浜田さんの「おっさんが風呂入ってるだけやん」は的確で流石。番組のオチをしっかりとまとめたツッコミ。素晴らしかった。

まとめと次回

うーん…企画趣旨まではかなり良かったと思うし、実際内容もそこまで悪くはなかったんだけど、ちょっとスーパースロー映え的な画での面白さはあまり引き出せなかったかな。やっぱり今の御時世の限界なんかもしれない。もっと激しめのリアクションネタにすればスーパースロー映えもするんでしょうけど、やりすぎればコンプラに引っかかるし、批判もされたり炎上の可能性もある。そうなると昔のリアクションネタに比べるとどうしても無難な感じになってしまうので、そこまで激しいリアクションネタじゃないし、面白さがそこまで引き出せない。TVでのリアクション芸のやりにくさを、ある意味痛感出来た回かもしれない。

難しいですね。リアクションネタは。今のTVでは。でもそのギリギリの所を攻めるのがある意味重要だとは思うので、頑張ってほしいところ。今回流れとか罰ゲームのチョイス的にそこまでスーパースロー的な部分では映えなかったですけど、そこをもう少し工夫(?)すれば、もっと面白い企画にもなった気がするので、ポテンシャルはあるけど、そのポテンシャルを引き出せないまま終わった感じの残念感が少しあるので、ちょっとイマイチ感を感じたんだと思います。

でも一応新規企画でしたし、津田さんはかなりいい働きしてましたし、内容も言うて悪くはなかったとは思います。あともう一歩二歩という感じですかね。2回目があるか知りませんが、あればその辺を改善出来ていれば、もっと面白い企画になる可能性も秘めてる企画とは思います。

で、次回は笑い飯企画。なんか真夏の炎天下にするのが恒例になりつつある。ガキらしいシュールな企画なんですけど、以前の笑い飯企画に比べるとやっぱり少し弱いんですよね。そこがもっとヒーローショーや紙芝居のような面白さまでいくと嬉しいんですけど…。高望みですかね。

ではまた次回~

以上。

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