びっくりしましたね。松ちゃん居るんかいっていうね。
コメントで情報提供していただきまして、今回の放送が山-1から今回の企画に差し替わったっていうのは分かってたんですが、もう松ちゃんが居ない企画かと思ってました。山-1の差し替えも、山-1での放送でなんらかの今回の騒動に関する、センシティブな内容なコメントとかがあって山-1放送見送りする…的な事かな?と思ってたんですが、違うんですね。というかハイテンションが松ちゃん休止前ラストと思ってたんで。でもこの企画を既に撮ってて内容が良いし、多分スポンサーとかに確認とったりなんだりでOKが出たから、オンエアしようってなったんでしょうね。CMも私の地域で見る限り先週まであったACが無かったですし。最初の頃より少しだけ時間が経って報道の苛烈さも少し落ち着きオンエアできるって事になったのかもしれないですね。それでも一応それなら山-1の前にってなるのは当然なわけで、でも流石に今回で松ちゃんの休止前の企画は最後となるって事なんでしょうね。でもこの企画がお蔵入りにならなくて良かった。凄く良い企画だったので。
本題に戻り、今回の企画の話に戻ります。
企画概要
まぁタイトル通りっちゃタイトル通りなんですけど、浜田さんが目隠し状態で、ほんこんさんの身体の一部を触ったりして本物を当てるというききシリーズの味覚ではなく触覚版的な内容ですね。浜田さん持ち込み企画らしいです。松ちゃん休止前最後企画が浜田さん持ち込み企画ってのもなんか因果を感じますね。
内容は耳たぶ、パンスト引っ張り、頬骨、人差し指。それを浜田さんが目隠しした状態で5人の中から本物のほんこんさんを当てるという内容です。
ほんこんさんについては知ってる人と知ってない人と結構極端じゃないかな?とおもうんです。現在は大阪での活動が主で東京のTVではそこまで見ない芸人さんですし。ですので軽くほんこんさんについても概要を書きますと、そもそもガキでもお馴染みの板尾創路さんの相方で130Rというコンビ…でした。別に解散してるわけではないんですけど、もう長らく130Rとしては活動してないはずなので、一応ってレベルですね。元々ダウンタウンが東京に進出する前から親交が深いコンビで、ダウンタウンが東京に進出してごっつええ感じがゴールデンになってからはレギュラーとして活躍し、”ダウンタウンファミリー”として活躍もしました。おそらく芸人としては今田耕司さん、東野幸治さん、130R、キム兄…この辺りが当時のごっつファミリーないしダウンタウンファミリーとして、ごっつはもちろんダウンタウンの番組で直属の後輩枠として共演することが多かったように思えます。その後ごっつが終了し、ダウンタウンもダウンタウンファミリーとは少し距離を置くような時期(意図としてなのか、偶然そうなったのかは分かりませんが)があったと思います。その辺りからほんこんさんは東京での仕事より大阪での仕事が増え、板尾さんは俳優業やその他色々でほぼ解散同然という感じになり、かなり時間が経ち、ほんこんさんは現在はコメンテーターとしての地位を確率したようなイメージです。ダウンタウンとは古い馴染みというかね。古くからの仕事仲間という感じですかね。ですが意外にガキの使いでは出演歴がほぼ無いと私は記憶していて、少なくとも2000年以降は無かったはずです。それ以前は調べないとわからないですね。もしかしたら初期のガキのなにかの企画に出てたかもしれませんが…。※コメントで教えていただき2000年以降も出演あるのを思い出しました。訂正いたします。上記に上げた芸人のダウンタウンファミリーの中では一番ガキでの出演が少なかったのは間違いないでしょう。ガキのトークなどではほんこんさんの話題みたいなトークは結構ありましたけどね。それこそ今回の「耳たぶ」についても話してた事もあります。
ですので、今回の主役は浜田さんであり、ほんこんさんでもある企画という感じです。
でもほんこんさんがガキに出てるって私としては逆に新鮮ですね。ありそうで全然無かった組み合わというか。でも私ほんこんさんは顔面がアレですけど、芸人としては抜群だと思います。私は千原の兄貴せいじさんと通づる雰囲気があって、がさつさもありつつ、リアクションも取れるし、上手いコメントも出せるという感じでダウンタウンにも結構グイグイ行けるし、相性は良い芸人さんの一人だと思ってます。ただ東京の空気より大阪の空気の方がやっぱり合うんかな?という感じもしてます。
ダウンタウンの二人もほんこんさん来てテンションちょっと上がってた気がしますね。昔なじみに会った感じのテンションのあがり具合というか。若干ですがいつもの後輩芸人ゲストより口角上がってる感じというか。そういう印象を私は受けました。
感想
最初の耳たぶですけど、ガキのトークでも浜田さんの耳たぶ好きについての話は何度かありましたね。その耳たぶ好きな浜田さんが目隠しで本物のほんこんさんの耳たぶを当てるわけですけど、ただの「きき」じゃないのはかつての名作企画「浜田の無理やり寝起きドッキリ」のようなテイストが入ってるというか、浜田さんの「ドS」要素が入ってる点ですかね。ただ正解を「当てる」だけじゃない点…。実質は浜田さんのドS企画ですね。息をするように当ててました。
次のパンスト。バラエティではパイ投げ同様古典とも言うべきパンスト被せですが、その被った状態で浜田さんが引っ張り、それでけでほんこんさんを当てるという、普通に考えれば不可能に近い企画です。しかし実際はなんと一発当て。凄すぎる。今回の4回の挑戦の中でもナンバーワンの難易度だったと思います。だって普通パンスト引っ張ったって誰でも同じでしょう?それを浜田さん曰く「重さが違う」のだそう。山ちゃんも言ってましたけど、職人技ですね。これはマジで凄すぎた。ほんこんさんのテイスト前の浜田さんドSに対してのツッコミのくだりも良かったですね。
次に頬骨。一般の人がダミー要員してるんですけど、そういう人にも容赦なく(目隠ししてはいますけど)ドS発動してぐりぐりするの面白いですね。一般のおっさんがドS発動されてるのシュールでおもろい。笑ってはいけないで普通におっさんが山ちゃんの前フリに蝶野さんにビンタされてるのも面白かったですけど、不思議なとばっちり的な面白さがありますね。あと速攻でほんこんさんって分かって、さらに凄いドS発動でグリグリするのめっちゃ面白い。で正解した後に「人差し指でも分かるよ…。おっちゃんら退かしてお前ら座れや」のコメントめっちゃ怖くておもろいですね。空気変わりましたもん。もう言い換えれば「お前らにもくらわしたるわ」っていう宣言みたいなね。あの空気感浜田さんしか出せないよね。ホント今回の騒動が浜田さんだったらめちゃくちゃこういうところも便乗批判で浜田は暴力暴力パワハラパワハラだって騒がれるんでしょうね。違いますからね。あくまで30年来の付き合いのある仲間達かつプロの人たちによるプロレスですから。TVショーですから。勘違いしないでね。まぁそれは今回置いとくとして…。
ラストは宣言通り人差し指。これも結構普通で考えれば難易度は激高だと思います。もうこれは実質「浜田の無理やり寝起きドッキリ」ですね。もう無茶苦茶ですよ。でも面白すぎる。合気道とか柔術の達人みたいなムーブしてたもん。お前は塩田剛三かっていうね。めっちゃオモロかッた。
まとめと次回
神企画一歩手前ぐらいですかね。新規企画ですし、過去の企画とも違いながら、ききシリーズ的要素無理やり寝起きドッキリ要素などがあり、ガキらしさも満載。ほぼ満点に近いレベルで面白かったです。ただやっぱりこういう浜田さんのドS的な要素が嫌いな人は嫌いだとは思う。逆にそういうを楽しめるタイプなら最高に面白い内容になったんじゃないでしょうか。もちろんききシリーズ的な「本物を当てる」という面白さもありましたし。凄く良い企画だったと思います。お蔵入りにならなくて良かった。
でも流石に今回が正真正銘休止前最後の松ちゃんですね。おそらく他番組でもストックはもう無いほぼ無いはずなのでもうTVという媒体で動いて喋る松ちゃんを見れるのはしばらくは無い事になりそうです。こればっかり残念ですが仕方ない。静かに待つだけです。
松ちゃんに関しても今週第4弾報道的なのがありましたけど、拍子抜けでしたね。報道内容が稚拙過ぎて。時間も昔すぎるし、別に実際になにかあったわけでもないという(あくまで記事と本人の申告のみの話では)。逆にこの記事が出たお陰でむしろ文春の攻勢に陰りを感じましたね。まぁまだどうなるかわからないですし、そもそもまだまだ勝手に書かれただけ状態なので、相変わらずどうもこうもないですけど。
で、次回こそは山-1です。これはこれでお蔵入りとかじゃなくて良かった。松ちゃんが居ない収録・内容としての1発目としては無難な企画ではないでしょうか。そもそもガキメンバーがあんまり関係ない企画なので。
はい。ではまた次回~
以上。
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