新規単体企画。
先週こういうリモートを活かした企画をしてほしいと言ってたら、早速こういう企画になりましたね。
なんかいくつかの番組などでもそうなんですが、ほんの僅かですがTVの仕事も徐々に始まってきた的な話も少し聞きましたね。
まぁそれも色々限定的な感じなんでしょうけどね。
はい。話を戻します。
今回の企画はある意味シンプルで大喜利です。ゲスト9人が大喜利回答者で浜田さんが回し。判定は松ちゃん。それで9人連続が松ちゃんの正解判定が出るのを目指す。一応賞金がでるっぽいですが、実際その辺は企画にはほぼ関係無い部分ですね。
今回の回答者はガキメンバーである、方正さん、ココリコさんに加えて、品川庄司の庄司さん、ダイアン津田さん、ジャンポケおたけさん、小島よしおさん、サコシさん、パンサー尾形さん。
ほんとガキはなぜか庄司さん大好きなんだよね。ゲストとしての登場回数はなんだかんだでトップクラスなんじゃないかな。
それとたぶんIPPONグランプリと差別化をするためなのか、敢えてでしょうけど、普段大喜利をしないタイプの芸人ばかりを集めましたね。しないどころかむしろどちらかと言うとポンコツ系の人が多い(津田さんおたけさん尾形さんは顕著)。いや別に今挙げた芸人さんはそれはそれで味のある芸人さんですけど。それとコレは別の話として。
まぁザコシさんだけじゃないですか。実際やっぱり一番回答が上手かったのはザコシさんだったと思いますし。意外とパンサー尾形さんがそこまで悪くなかった。たぶん言い方もあるんだろうけど。
だから今回の企画は回答のおもしろさをそこまで求めているんじゃなくて、サブい回答ありきで松ちゃんのイジりとか含めての内容にしょうって趣旨なんだろうなぁと思います。
実際IPPONグランプリ常連組ばかりが出場したガチな大喜利合戦だったらもうそれIPPONグランプリじゃんってなりますからね。これでいいような気がします。実際松ちゃんのイジりも上手いので全然成立してましたしね。
地味に今回面白かったのOPの自己紹介のくだりの尾形さんの「今日頭働かせる為にチョコ10枚食べましたから!」に松ちゃんが真顔で「そうですそうです」って流したくだりがめちゃくちゃ面白かった。アレは尾形さん完全に救われましたね。
実際笑いって不思議なもので、サブい言動とかも切り返し次第でいい前フリになるんで、そういうサブい言動後の切り返しやフォローが上手な人ってのは芸人として実力ある人ですよね。まぁ有吉さんとか陣内さんとか麒麟川島さんとかザキヤマさんとか品川さんとか(他にもたくさんいるけど)そういう切り返しとかフォローとかサブさを逆に前フリにして、それを反動に笑いに転換する力のある芸人さんは流石だなぁと関心するんですよ。はい。
少し話が逸れました。
実際この企画の判定は完全に松ちゃんの独断と偏見ですので、本当に面白い回答かどうかってホント関係なくて、流れとかも考えて松ちゃんがおいしくなるようにおもしろくなるように、正解不正解を出すんでそれもまた普通の大喜利とは全く違いますね。
この松ちゃんの独断と偏見で正解不正解が変わる感じ、絶妙に正解不正解を適宜チョイス取捨選択する感じは過去の名作企画「ええ子率グランプリ」にも通づる雰囲気がありました。
今回はある意味で主役は松ちゃんですね。実際すべてを操ってるのは松ちゃんという感じしますし。まぁ山ちゃんと田中さんを不正解にするくだりをオチ的な感じにしていたのでパターンとか含めてそういう流れ含めて、「そういう企画」という感じでしたね。ほぼ遠藤さんもその枠でしたが。
さらに適度に邪魔しない程度に浜田さんがが的確に回してるのもいぶし銀な感じで素晴らしかった。
まとめと次回
まだ前編ですが、普通に面白い企画ですね。企画内容そのものは基本大喜利合戦ですので、それほど斬新さはありませんが、こういう状況じゃなかったらあり得なかった企画ですしリモートを活かした企画というのもある意味で貴重。でも実際リモートとはいえ、違和感は全く無かったですね。普通にスタジオにみんな集まって大喜利してるのとほぼ遜色なかった。編集とかも的確にしてるおかげもあるんでしょうけどね。
ですので個人的にはすごく好感の持てるいい企画だと思いました。次回後半も楽しみです。
はいーというわけでまた次回~
以上。
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