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12/31 ガキの使い「絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス」感想

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この記事は本放送、完全版、未公開(はみだし)版３放送のすべて見てからの感想です。

やっぱり笑ってはいけないはどうしても尺が尺なので記事を書くのが大変です。心折れそうになります。でも書きます。

まずは全体的な感想から。

先に気になった点から書きますと構成はもうここ近年全然変化無いですね。ヒネらないですね。正直変化が欲しいです。バス、引き出し、リクリエーション、捕まってはいけない、暴露、リアクション対決、怖がってはいけないなど。この辺は冒険してないなぁ感は否めないですし、マンネリと批判されてしょうがないのかなぁと。

それと前回は大物ゲストがネタカバーするくだりが目立ってましたが、今回はイマイチ。特にオファー選手権？みたいなくだりが３回？ありましたよね。あれはどれもイマイチでした。ゲストもイマイチ大物ってほどじゃない感じの、だからといって全然でもない中途半端感ありましたし。正直ゲストも近年も大物大物って傾向が強いですけど、ガキって絶妙なマイナー芸能人を出すほうがガキらしいんですよ昔から。顔面一变化のプロデュース版や全速力で走ってる芸能人が見れる店や芸能人サファリパークとか。初期の笑ってはいけないは制作費の問題や知名度もあったんでしょうけど、大物よりそういう絶妙なゲストチョイスが私はガキらしくてシュール感あって面白かったと思うんですけどね。これは今回に限った話ではないですけど。今「インリン・オブ・ジョイトイだよ！」って出てきたら笑うと思う。

蝶野さんに関しては出ない！からの実は出ます！ビンタします！は良いし、見れて良かったですけど、松本と見せかけて結局山ちゃんってくだりは名探偵で見ましたし、同じだなぁってまたちょっと残念。アレは松ちゃん叩いて結局山ちゃんも叩くとかいうパターンとか、以前やったパターンじゃないものにしてほしかった。タイキックはまだダウンタウンの二人もくらってたのは良かったんですけど。

あとテーマである「アメリカンポリス感」は全然無かったかなぁ。多分上記のように型にハマってるからかもしれない。笑ってはいけない警察署の方が全然テーマ性は高かった。警察感あった。いやもちろんこのテーマは毎年別に重要ではないけど、それでもやっぱりちょっと気になった。

それと全体的に見てもインパクト大なくだりが無かったかなぁ。遠藤お白州裁き、ホウセイマイフレンド、M１号、あっち向いてホイホイホイ、板尾スケキヨなどレベルのくだりが無かったかなぁ。

逆に良かった点を。要所要所の良いところは後で書くとして、もう少し大きい単位で言うと、前回ぐらいから今回もレクリエーションのくだりが面白い。最初の数年間はこのレクリエーション全然面白くなかったんですけど、最近はこのくだりダウンタウンが色々で酷くて面白い。それを引き出す企画もいいし。

あと捕まってはいけないのゲストのムロツヨシさんのチョイスは良かった。今までこのゲスト柳楽優弥とか溝端淳平とか面白くない人よりかは全然(トシちゃんはちょっと別物なのでアレですし、沢村一樹さんは変なベクトルである意味面白かったっちゃ面白かったですけど)、ムロツヨシさんはしっかりとトーク出来るし面白かったので良かったです。

それとなんといっても今回良かったのは身内笑い(部屋で笑かし合ってるくだり)が一番面白かったし、尺も長かった気がしました。それは良かったかな。特に山ちゃんと松ちゃんの威嚇のくだりとか秀逸だった。あごしゃくれとか未公開はもったいない面白さでしたし。チャッキーやがきデカのくだりは凄く良かったですし。山ちゃんお神輿おならや松ちゃんのお尻嗅いでの田中さんのリアクションも良かったですし。下ネタ感はあるんですけど、それを超越して面白かった。コロッケモノマネマスク鈴木雅之マスクも良かったし。やっぱり部屋で笑かし合ってるのが１番面白い。結局はガキメンバーのポテンシャルが凄いという事なのかもしれない。

全体的な流れ書きましょうか。

OP
バス(秋山赤ちゃん千鳥等)
署長挨拶
待機場所
引き出しネタ(そっくりマスク・タイキック・ポルターガイスト等)
リクリエーション
バス２
捕まってはいけない
ひとりポリス・ストーリー
引き出し２(ベッキー・チャッキー・ハクション大魔王等)
ひとりポリス・ストーリー２
取調室(変態仮面・滝藤友近、うんちょこちょこちょこぴー等)
ジミーVTR
板尾
暴露報告会
蝶野ビンタ
リアクション対決
板尾２
みんなでおなら(松本うんこ)
怖がってはいけない

個人的に良かったのは千鳥のくだり。以前のブラマヨの引きこもりの留学生を救えのブラマヨの言い合い(元ネタは小杉七変化)とか、☓グンのガキでのネタ(新年会を始め餃子の王将とか笑ってはいけないとか)みたいにコンビのダメ出しで笑わせる手法というかね。結構長い尺だったけど全然面白かった。逆にベッキーのくだりは長い割に全然おもしろくなった。

劇団ひとりのポリス・ストーリーは面白かったんですけど、ひとりの体張るネタは笑ってはいけないでは高校からの超定番なので意外性はあまりなかった。でも紐で吊られてバンバン天井に当たるシーンは面白かったですよ。

滝藤賢一さんの名演技は良かったですね。ああいう「やりきり」は好き。特に号泣シーン。だけど、ハッピーボーイのくだりはちょっとイマイチ。岡田さん今離婚後すぐなのでハッピーボーイと言ってハッチャケてはいるものの、心の方は荒んでいるんだろうなぁと思うとちょっとね…。逆に変態仮面の「やりきり」は頑張ってたなぁとは思うんですけど、ちょっと程度が低いというかね。イマイチでした。

余談ですけど山ちゃんのチャッキーは最近の視聴者は知らないでしょうけど、遠藤さんもチラッと言ってた通り、山ちゃんの持ちネタなんです。昔はチャッキー鬼ごっことか面白かったです。それとリアクション対決の狸寝入り対決も昔は藤原元マネージャーと大沼さんがやった企画ですね。ちょっと懐かしさありましたね。

相変わらずジミーさんは素晴らしかったです。でも面白かったですけど去年程ではないかなという感じ。面白かったですけどね。未公開版含めて。

バス２に小峠さんのツッコミも良かった。ほかメンバーのポンコツさを絶妙にツッコんでましたね。その後の松本そっくりさんや遠藤家族ラジオも良かった。この部分そっくり本編に入らなかったのはもったいない感じしますよね。

あ、地味に長州力さんのポルターガイストは面白かった。こういうくだりがガキらしくて良いと思うんですよね。人選、ネタ含め良かったと思います。

板尾さんも相変わらず良かったですね。シュール感もあってガキらしい。未公開分のゴーストパロ含め謎の世界観素晴らしかった。でもこれもスケキヨ程の衝撃は無かった。面白かったんですけどね。

うん。部分的にはこんな感じかなぁ。

正直今年はイマイチだったかもしれない。唯一身内同士の笑かし合いの尺が長めで面白かったという点は良かったかな？という感じでそれ以外の部分は軸となる程の面白い衝撃ネタは個人的に無かった印象で残念。

今年また笑ってはいけないあるとは思いますけど、その時こそはもう少し捻って欲しいと思います。お決まりのパターンからの裏切り…それが笑いを生むと思いますので。スタッフさんには期待しています。大変でしょうけど。でもとりあえずお疲れ様でした。

以上。

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