本当にガキの使いで大晦日以外でSPはレアですね〜。
なんか感想もどこからどう書いてどうまとめるといいかなぁ…普段ガキを見てない人も見てたでしょうしね。たぶん過去のスマホ無しで待ち合わせ企画も見たことなくて、今回初めて見る…という人もいたでしょうし。
とりあえずこの企画について説明しようかな。
過去にレギュラー回で4回(プラス総集編も入れれば5回)やっている企画です。
4/17 「5人の気持ちは揃うのか?スマホ無しで待ち合わせ〜!!(前編)」
4/24 「5人の気持ちは揃うのか?スマホ無しで待ち合わせ〜!!(後編)」
7/24 「第2回 5人の気持ちは揃うのか?スマホ無しで待ち合わせ〜!!」
9/18「第3回 5人の気持ちは揃うのか?スマホ無しで待ち合わせ〜!!(前編)」
9/25「第3回 5人の気持ちは揃うのか?スマホ無しで待ち合わせ〜!!(後編)」
2/12「第4回 5人の気持ちは揃うのか?スマホ無しで待ち合わせ〜!!(前編)」感想
2/19「第4回 5人の気持ちは揃うのか?スマホ無しで待ち合わせ〜!!(後編)」感想
つまりガキのレギュラーメンバーにとっては5回目となるこの企画。
ルールはシンプルでメンバーがバラバラの状態でお題を渡されてそのお題の連想する場所にスマホや連絡機器など何もなしにイメージだけで向かい全員揃えるか?という企画。ある意味連想ゲームの大掛かりなものというかアクティブなバージョンですかね。お題は過去のもので言えば”大きな看板”とか”有名人のサインが多い店”とか”テニスコート”といえば…とかそんな感じです。
普通にフリップで連想ゲームするなら「大きな看板は?」ってお題ならみんなフリップに「◯◯」って書いて合えば正解!とかなって一瞬で終わるんですが、この企画はその場所に実際に行かなくてはならないわけです。
試験に出るどうでしょうとか、ブラタモリみたいに「実際にその場に行く」というのは机上の説明だけやスタジオの収録とかと違い、見ている方がまったく違って見えてくるという典型例な企画かもですね。「面倒くさいから面白い」って奴ですね。面倒だからこその感動というか。
この企画は心理戦も入ってるんですよ。「◯◯はたぶんあそこに向かうだろう」とか「◯◯の場所ならここから近いし有名だし集まりやすいだろう」とか、そういう推理。
そして実際に移動した末に読みが当って、誰かと出会えた時の感動と、逆に会えなかった時の落胆…みたいなそういう天国と地獄がかいま見える企画になっています。それを視聴者は神の視点というか第三の俯瞰した視点で全体を見ることが出来るので、そこがまた面白い所。
企画概要説明はここまでにしといて、今回のSPはガキのいつものレギュラー5人に加えてゲストが5人。伊勢谷友介さん、川口春奈さん、加藤諒さん、ピエール瀧さん、滝沢カレンさんの5人でそれぞれ赤チームと青チームに分かれていて、赤チームは松ちゃん、方正さん、遠藤さん、伊勢谷友介さん、滝沢カレンさん、青チームは浜ちゃん、田中さん、ピエール瀧さん、加藤涼さん、川口春奈さんがそれぞれチームで、それぞれのチーム毎に全員が先に集まれたチームが勝利になり、負けたほうは罰ゲーム…という事でした。バランス的に田中さんと滝沢カレンが別れてるのがバランス取れてるかな?という感じ。
そして今回はSPという事で新要素の「ショーカー」がおり、ゲストの蛭子能収さんがジョーカーになり、もし蛭子さんの向かった場所に行ってしまったら、何人か集まっていたとしても解散しなくてはならない…というルールです。なかなか良い追加要素だと思います。SPらしいというか。それにジョーカーが蛭子能収さんってのはナイスチョイスじゃないですかね。基本的に場所の選択が良い人過ぎたらゲームにならないで毎回解散させられてしまうんで、蛭子さんぐらい的外れぐらいで調度良かったと思います。
で今回気になったのはSPだからなのか、ナレーションがいつものレギュラー回ナレーションでお馴染みの山田真一さんでは無くて、アメトーークとかロンハーのナレーションの人で……個人的には「コレじゃない感」を感じてしまったんですよね。なんか別番組の人〜って感じ。なんかアメトーークとかロンハーに寄った…みたいな感じがして個人的にはあまり好きじゃなかった。いやこのナレーション自体は別にまったく悪くないんですけどね。なんか見てて違和感を感じたんですよね。ガキの使いなのに……って。でもまぁ笑ってはいけないもこの人やってたりしたので、ガキで初めてってわけじゃないんですけどね。まぁSPだからしょうがないかな。って感じ。個人的に山田真一さんのナレーションが好きだし、山田真一さんのナレーションこそガキらしいと思っているので単純に私の固定観念みたいなだし、個人の好みですね。
あとなぜか天の声がビビる大木さん。なぜビビるさんなのかはよくわからない…あまりガキの使いのイメージなかったし。まぁ別に重要な役割とかではないから別にいいんですけどね。
そして今回出されたお題が
「家電量販店」
「美術館」
「高いビル」
「大きな公園」
「有名な橋」
「遊園地」
…だったかな?
まぁ最初のお題はさすがに難易度高いですね。そこから徐々に下がっていって、最後のお題「遊園地」は新潟在住の私でさえ、東京ドームの観覧車を思い出しましたよ。後楽園…正確には東京ドームシティですね。ここで「同じロケを3回できるか?」も去年やってましたよね?田中パイレーツに乗ってましたよね。というかガッツリロケしてましたよね。たしかネガティブ禁止ツアーもここでしたよね?何度も来てるはずなのに……田中さんは結局「花やしき」を選択して「まったく思いつかなった」というアウトローを露呈してしかも蛭子さんとも会って終了…独りだけ揃わずに浜ちゃんチームの負け…という事になりました。
でも田中さんは、全然的外れとかでも無いんですよ。確かに。途中他チームの人にはチョコチョコ会ってましたから。でも最終的に自分のチームに最後まで会えなかったって、運も悪いんですよ。運も悪くて、チョイスも悪いのタブルの悪なんですよ。本当の意味の「ショーカー」は相変わらず田中さんなんですよ。バランスブレイカーというかね。この企画を引っ掻き回すのである意味で芸人としては面白いんですけどね。見てるこっちとしては面白い。
他に印象に残ったシーンはまず、ダウンタウンが初っ端に会った事。さすがというかなんというか…面白かった。あと伊勢谷友介さんが日本橋のチョイスの時に松ちゃんが行きそうな場所を的確に予想してただけでは無く、言いそうな言葉まで完全に推理して完璧に当ててた所ですね。これは面白かった。あと相変わらず滝沢カレンのアンビリバボーな言動やチョイスも笑わせてもらいました。あとは都庁のくだりも山ちゃんも遠藤さんを完全に推理してたし、遠藤さんは遠藤さんで田中さんとの思い出含めて話していたくだりも好きでした。あとやっぱりこの企画はポンコツな程面白いが故に逆に優等生的な加藤涼さんとかはあまり印象に残らなかったかも。川口春奈はなにげにちょっとアホっぽいなぁとちょっと思いました;いや滝沢カレン程ではないけども;というか番宣枠みたいな人だから正直1人だけちょっと違う空気だった気がしますし。
総じて面白かったです。確かにちょっと気になる所もあらを探せば多少ありますけど、尺的にも終わり方も良かったし、綺麗な終わり方って感じでした。最後アレもし東京ドームシティに蛭子さん来てたらどうなってたのか;
今回SPでこれで終わりなのか、もうレギュラー回ではスマホ無しで待ち合わせしないで1年に1回とかこんな感じでSPを続けるのか、もうSPは今回限りでまたレギュラー回にいつものメンバーのいつもの感じでやるのか…どうなるんですかねぇ。視聴率に拠るのかな…。
というわけで笑ってはいけない以外では貴重なSPという事で新鮮味もあって、内容的にも面白かったし、良かったと思います。満足です。普段ガキを見てなくて今回だけ見た人がどんな印象を持ったのかは私にはよくわかりませんが…。
ではまた日曜日レギュラー回に〜
以上。
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