ガキの使いのもっとも長い企画シリーズの一つ「七変化」。
芸人が7つのネタをしていかに笑わせられるか?というある意味でものすごいガチンコ企画。ある者は笑い…ある者は泣いてきた…芸人の真価とお笑い力がモロに試されるこの企画シリーズ。
今回の挑戦者は先日R-1グランプリ優勝を果たしたハリウッドザコシショウ。
前回の挑戦者たむらけんじが
だったのでかなり久しぶりな感じしますね。
んで今回のゲストはハリウッドザコシショウなわけですが、このザコシショウさんは…なんというか…好みが絶対に別れるタイプの芸人さんというか芸風ですよね。好きな人はトコトン好きだし、嫌いな人はトコトン嫌い…というか。
ちなみにザコシショウ、ガキには新年会の山−1グランプリなどには出演済み。ガキ初出演というわけではありません。
ほいでこの七変化で「裸」押しで来る人というのは正直正攻法といよりは力押しというか…笑い飯の哲夫さんが比較的こういう裸押しでしたが、ザコシショウさんもどっちかと言うとそういうタイプ。ネタ自体も意味不明というか説明不能なボケをかますタイプなので…まぁなんというか難しいですよね。あとは大声と勢いと〜という感じで……うん。
あ、私はザコシショウさんのネタ比較的好きですよ。でも全面的にお笑い力があるとも私は思えませんが。松ちゃんもR-1の感想でネタじゃなく人で笑ったと言ってましたがザコシショウはまさにそんな感じで、ネタ自体で上手く方程式に則った笑いを提供するタイプでは決して無いので判断に困りますよね。
今回のネタでいえば一番好きなのはタイガーマスクですね。あれはシュール感もありつつザコシショウのネタにしては言葉もなく動きで笑いを取るいわゆる「サイレント」的な手法での面白さなので良かったと思います。でもこのネタ含めちょっと「しつこさ」みたいなものが少し灰汁強い感じが否めないかな…
古畑とミスチルはもう言わずもがななネタですし、それ以外もほぼ自分のスタイルを変えない自分らしいザコシショウらしいネタだったのでそれはある意味で素晴らしいですね。世界観というか。
あと普通自分以外のエキストラを使うんですが、1回も無かったかな?ほぼ自分のみでやったところも…らしいといえばらしいところ。
んで結果は27000円で………えっと……何位でしたっけ?たむけんよりちょい上でキム兄と笑い飯西田君と同率でしたっけ?という結果であまり良いとは言えない順位でしたがそれは正直始まる前になんとなく予想はついていたのでいいんです。
ただ七変化という企画そのものとしては前回もたむけんがイマイチで今回もイマイチ感の拭えない結果なのは事実なので、次回の挑戦者は誰になるのかわかりませんが、安定感というか七変化で10位以内ぐらいを狙えるレベルの芸人さんだと個人的にはバランスという意味でもそうあって欲しい。最近ガキを見始めた視聴者層に「七変化は企画としてイマイチ」みたいに思われてもアレですし。
というわけででは又来週…来週はいよいよ「さよなら山崎邦正(月亭方正)」ですかねー……
以上。
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