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ウルトラマン創世記展に行って来ました。(レポート&感想)

えー父の日に(別に父の日だからというわけでもないんですが)親父と新潟市秋葉区の新津美術館で現在行われている「ウルトラマン創世記展」に行って来ました。

幼稚園・小学校低学年のぐらいの子供の親子が大挙して見学に来てる中で、もう50代も後半になろうかというアラ還の親父と、もう20代も後半のアラサーのおっさんの二人で行って来ましたよ。

でもやっぱどうしても見に行きたかったしね。ウルトラマンはやっぱり格別の思いがあります。男だったら必ず「子供の頃のヒーロー」ってあるじゃないですか?仮面ライダーだったり、スーパー戦隊だったり。それが私はウルトラマン。特に初代。

私の世代は丁度昭和仮面ライダーと平成仮面ライダーの間で仮面ライダーはハマらなかったし、戦隊モノもハマりませんでした。なので再放送をしていたウルトラマンはやっぱり大好きで、というか怪獣が死ぬほど好きだったんですね。図鑑はボロッボロになるまで何回も何回も読みました。

という事で、大人になってからはセブンとQも全部見ましたし、初期ウルトラ三部作は成田亨さんのデザイン&高山 良策さんの造形、金城哲夫さんの脚本、実相寺昭雄さんのディレクションも相まって、「Q」「マン」「セブン」はレベルの段違いの傑作ですよね。

私は全然マニアでは無いですが、それでもやっぱり普通の人よりは思い入れがあります。なので新潟で展示会をするならばなにがなんでも見ねば!と。見ないと後悔するなと思った。

という前フリは終わりにして実際のレポートに移ります。

新津美術館の外観には大きなウルトラマンの垂れ幕的なものがドーンでお迎え。

もちろん中の具体的な展示は撮影禁止ですけどね。ウルトラマンやセブンなんかと記念撮影できる所もあって嬉しい限り。

デッカイ壁画(的なの)もどーん!

カネゴンもドーン!

ケムール人もどーん!

セブンもどーん!

中の展示もすごい良かったです。実際に使われた美術小道具やメカ、有名なオプチカルプリンターの説明、マスク、台本、当時のおもちゃやグッズ関連、WoOからQ、ウルトラシリーズの変遷等かなりの点数が展示、説明されていて、展示会に時々ある「なんだこれだけ」という残念感は全然ありませんでした。

ただ、残念があるとすれば、成田亨さんのデザイン画等の展示や説明がほぼ皆無だった点は残念でした。どっちかていうと高山良策さんや佐々木明さんの事が多くフューチャーされてました。

個人的に展示のなかで一番興奮したのはキングジョーの分解状態の展示。もちろんレプリカではなく当時実際撮影に使われたもの。キングジョーは元祖合体メカとしても有名な名デザインのもんのすごく強い怪獣で大好きなロボット怪獣なのですが、もちろん合体した状態のスーツもあるんでしょうが、分解→合体するというのが特徴の怪獣で、その分解した状態の実物ってのは迫力も相まって感動いたしました。

あと印象に残ってるのは「ベムラー(だったかな?違うかもしんない;)の皮膚」。要は怪獣の皮膚の部分の造形。実際映像ではわからないだろ?っていうぐらい細かい造形をしているんですよ。もうすんごいリアリティ。もう誰もが怪獣の皮膚を想起させるであろう素晴らしい造形。造形者のこだわりと造形レベルの高さが伺いしれる良い展示ものでした。

他にも色々感動したものいっぱいです。後半は「帰ってきたウルトラマン」以降80までかな?の展示もあるんですけど、正直私にはあんまり…でした。なんせほとんど放送やDVD等見ていないし、怪獣の造形もあまり好きなものがないので。(ただタロウは子供の頃再放送で見ました)

という感じで、展示が終わるとこういう展示会の定番のグッズ売り場もありまして、拝見すると、図録が売っていたんですが、2500円と高く、欲しかったっちゃあ欲しかったのですが、我慢しました。

その代わりお手頃なものはゲットしました↓

まずはこの展示会限定のクリアファイル(300円とお手頃)。ウルトラマンの写真のと、このカネゴンのイラストのとありまして、迷わずカネゴンををゲット。私はいつもウルトラマンより怪獣を応援しているタイプの人間ですので。今でもですが。

あとケムール人のEXIT(非常口のアレ)のステッカー(200円)。やばい良いでしょ?これ(笑 他にもギャンゴとかアントラーとかメトロンとか色々あったけどとりあえずこれだけを。

あとクリアファイルの裏にはちゃんと「ウルトラマン創世記展」の印字が。これは記念になりますね。お金も貯まりそうじゃないですか!

ということで大満足の展示会でございました。見る価値あり!特に大人が(笑 というか子供はむしろちょっと「ポカーン」かも。

「ウルトラマン創世記展」はまだ今週末6/24日までやってるのでまだ間に合います。好きな方はぜひ。概要情報>http://www.city.niigata.lg.jp/nam/exhibitions/exhibitions10.html

以上。

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