1/16 ドロフォノス / δολοφόνος 製作記

プラスティックチャンバーさん主催の1/16フィギュアコンペ 「1/16 Discipline」に参加した作品の製作記をさらっと書いとこうと思います。

「1/16 Discipline」の感想の記事はこちらね>http://www.revolve-gear.com/blog/archives/3481

おそらく全2回(笑

今回もギリギリで写真あんま撮ってなかったので…^^;

上記の感想にも書きましたが、まだ至らない部分もけっこうあるので、まだ今後手を入れることになるかもしれませんけど、まぁそれまでの過程を一応載せとこうと。

まず最初に守らないといけないポイントは「1/16」という事。

それで模型店を回ったらドラゴンの1/16フィギュア(モンテ・カッシーノってやつ)が、売ってたので購入。これを元に作ろうかとも思ったんですが、そのまま使うと「元ネタまんまじゃん」と思われるのもアレだなぁと思って中古ホビーショップを見て元ネタのまったくわからない食玩人形を購入(たぶん300円ぐらい?)等身は大体合ってたのでOK。ちょっと下半身の雰囲気が普通のものと違う感じでいいかな?と思い採用↓


こんなやつですね。

元ネタはアニメの侍キャラですかね?

とりあえず「素体」にしたかったので、ヒートペンで要らない部分を削除。ABSなのでモリモリ簡単に削れます。今回気づいたのはABSの細かいものだとシンナーで割れてしまうけど、今回のような塊ならまったく問題ないという事ですね。なので食玩改造アリですね。


手・足・顔・装飾品等削ったものに(ここではまだ首もアリ、最終的に削ってしまった部分も一部まだ削ってません)サフを筆塗りして確認。

まぁここからが問題なのですよ。

最終的に「どんな形にするか」。それが「オリジナル」を作る場合の一番の難しいところであり、楽しいところ。

それで、色々どんな風んするか迷ったんですが、イメージソースとして、まずあったのはスターウォーズのタスケン・レイダーとかジャワの「原住民で原始的なのに、微妙に科学文明を持っている」というイメージ。そういう意味ではあとナウシカの蟲使いとかね。

それと重要なのが頭部。頭は一番最初に目がいくところなのでどういう風に行こうかと迷ってたんですが、「ほぼ”球”に近い頭部から体に向けて管がいっぱい出てる」という感じががかっこいいかなと思い、そういう方向で進める事に。

あと実は成田亨さんの怪獣のデザインにも少しインスパイアされてます。

そこに体は原住民ぽくポケットっぽいものをいっぱい体につけてる感じしようと思った。

そんな感じの方向に決まったので…

まずは頭部

発泡スチロール球にマジスカ(エポパテ)で覆って保護。その後、いくつかパーツを貼ったり、ロッグ・マックのパーツ貼ってさらにマジスカで覆ったり。そんな感じで大体頭部完成。どっちが前か後ろか、上か下か一見わからないような感じにしました。恐らく間接的に視認できる…んでしょう。そういう事にしときます。

それで次に体ですが…

腕は上記で書いたドラゴンの1/16フィギュアから。腕の方向を修正しています。足(ブーツ)も同じく。体の鎧っぽいものはマジスカで。肩あてもそうですね。前掛け風なのと胸のベルトは鉛板で。

あと左のちっさいのは最終的に一番太い管が繋がる呼吸器的な小物。マジスカ造形。

んで背中にはなんか背負わせないとバランス的にも好み的にも管的にもアレなんで…

ゼク・アインのタンクを芯材に適当に1/72転輪とかコトブキヤ(だっけな?)のパーツとかなんやらとマジスカででっち上げ。最終的にに色んな管が繋がるように配慮。

ほいで…

バックやポケット的なのもマジスカで適当に。真鍮の鋲をボタン替わりに。他のはリベットとかで代用してるのもあります。この写真は一部ですね(使わなかったのもあります)

とまぁ…ここまでで工作6〜7割ぐらいですかね?

次回は最後の塗装までを記事にしたいと思います。

あ、模型ギャラリーにこの「1/16 ドロフォノス / δολοφόνος 」を追加(コンペに載ってない写真もいっぱい)したので、お暇なら見てね。>http://model.revolve-gear.com/

以上。

マシーネンクリーガーや造形物の記事一覧はコチラ>http://www.revolve-gear.com/blog/archives/198

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