価値観(かちかん)とは、何が大事で何が大事でないかという判断、ものごとの優先順位づけ、ものごとの重み付けの体系のこと。
人間には必ずこの「価値観」が存在している。
それこそ「千差万別」なんて言葉が表してる通り、人間70億人いるわけですから、その価値観も70億通りあるわけです。
この価値観の違いがあるからこそ、それぞれ好きなものや嫌いなもの、自分の信じるものなどが決まってくるわけです。
常々この「価値観」というものは難しいなと思うんですよね。それぞれの価値観が合う・合わないが必ずあるので摩擦や衝突は必ずといって起こってしまうわけです。
Aさんにとって最良の事がBさんにとっては最悪な場合もあります。
Aさんにとって大好きの事がBさんにとっては大嫌いな場合もあります。
こういう価値観のズレが増幅すると、戦争とかにまで発展してしまうのかな?とか思ったり。
例えば、今日本のトレンドと言えば、最初に思いつくのがAKBと韓流でしょうか。
日本人の多くの方が「好き」と思ってるからこそ、「ブーム」になってるわけでして、中には嫌いな人もいますけど、結局は「嫌い」の何倍もの人が「好き」と言ってるかぎり「ブーム」は終らないですよね。
私はもちろん上記2つのAKBと韓流なんか大っ嫌いですが、それは世間的にいえば少数派なんですよね。所詮。
これが価値観の違いの一つの例ですよね。
でも、さらにめんどくさい…というか複雑なのはそれが単純に一つや二つの価値観がはっきり分かれていればいいですが、実際そんなことはなく、ある価値観は共感できても、ある一方の価値観はまったく共感できない…という事が多数入り組んでくる。という問題。
たとえば宗教とかも「○○派」みたいなのがいっぱいあるじゃないですか。(宗教についてはあんまり知識ないんですが)
同じ宗教なのに、考え方とかやり方や信じるものはもちろん規律なんかの決まり事からなんやらまで違う。
最初は一つの考え、価値観だったのに、後に別れることもある。
この価値観ばっかりは人間ってそう簡単に変える事はできませんよね。
私はこの価値観の共有の違いの事を(一般的か自分だけか知りませんが)
「ほしのにんげん」
と形容している。
つまり「自分のほしのにんげん」とか「あっちのほしのにんげん」等と。
誰にでもそういう感覚ってあるんじゃないですか?
はっきりとしてなくても、雰囲気でわかりますよね。そういうのって。人間に誰にでも備わっている第六感的なものなのかな。
他人と接した場合に感じる価値観の共感性。もしくは相違性。
もしくはDNA的な事な気もするんですけどね。
しかしながら、この価値観の違いというものをなんとかならないか?と最近よく思うんですが…どうにもならないですよね。なんとも。
結局理由とか以前に、嫌いなもんは嫌いだし、好きなもんは好きだし。
こういう事を考えるとやっぱり非科学的ではありますが、「魂」のような存在を信じざるを得ません。だって理由を言えと言われても言えないんですもの。価値観って。
いやーホント難しい。
「価値観」
なんとかならないかなぁ…
ならないか。
以上。
関連記事:
- 高級ブランドものが嫌い。
- 5/31 ガキの使い「これ絶対その価値あり 3万円選手権!!(前編)」感想
- 日本人は行列がお好き。
- 6/7 ガキの使い「これ絶対その価値あり 3万円選手権!!(後編)」感想
- 山形 加茂水族館でクラゲ鑑賞