「風の谷のナウシカ」について(前編)

宮崎駿の初映画監督作品は?
「カリオストロの城」
スタジオジブリの最初の映画作品は?
「天空の城ラピュタ」

でも本当の意味での”オリジナル”としての
最初は

「風の谷のナウシカ」

だ。

宮崎駿の原点であり、
最初であり、
最高傑作ともとれる

その実際はすべてが最高傑作レベルだが。

宮崎駿オリジナルのストーリーとしては
一番設定とリアリティ、現代的なテーマ
壮大感のする作品だと思う。

宮崎駿はそれまでのアニメ制作会社を辞めて
その後徳間書店の社長の
“徳間 康快”と出会う。

徳間社長は「もののけ姫はこうして生まれた」の中で
こう言っている。

[一目会って意気投合した。
宮崎、こいつは大物だと感じた]と、

その出会いがきっかけで
当時有名ではなかった
宮崎駿に漫画を書かせた
それが宮崎駿の漫画作品

「風の谷のナウシカ」(全7巻)だ。

その漫画が反響を呼び
徳間社長は宮崎駿にいきなり
「風の谷のナウシカ」を元に
長編のアニメ映画を作らせるということをする。

すると宮崎駿は
「長編アニメを作るならスタジオを作ってくれ」
と徳間社長にたのむ。

徳間社長は
「いきなり数億もかかるスタジオを作ってくれ」なんてと
差し出がましいやつだと思ったが、
宮崎駿の才能を理解していた徳間社長は
それを快諾。

そうしてスタジオジブリの原型ができた訳です。

そんな経緯もあり
「風の谷のナウシカ」の製作が始まったわけです。

続く


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