自分は以前「デザインはシンプルが良し」というシンプルイズベストの事について記事にしました。
デザインはシンプルなものが良い場合がたくさんあるんです!
ところが…だ。
世間は簡単にはシンプルなデザインを許してはくれない事が多いんですよね。
いや大きなデザイン事務所や、もしくは個人で有名なデザイナーとかなら大丈夫なんでしょうがね。
自分みたいなかけ出しだとねぇ、どうしてもこういう状況に陥りやすいのです。
例えば4色のカラーなのに2色ぐらいしか使わないと「4色カラーなんだからもっと色々な色つかってよ!」とか言われたりして、デザインが云々ではなくて、”カラーだから”が先行してしまっているんですね。
それと大きめの(A2以上とか)の案件でメインヴィジュアルを敢えて真ん中にシンプルな感じに小さめにまとめたりすると「もっと周り空いてるんだから、もっと大きくしてさ、もっと目立つようにしてよっ!」とか言われたり…
しかもだれでも作れるような簡単な模様や図形を敢えてインパクト重視で載せたりしても「時間が無くて手ぇ抜いた?」とか言われたりとかね。
地方でデザインやってるとなかなか簡素でシンプルなデザインというのはマイナスにとられてしまうことが多い気がするんですよね。
だから自然とシンプルなデザインが無意識的に出来なくなります。(自分の経験的に)
というかそういう案を見せても要は”ウケない”事が多いというか。
まぁたしかに自分で”良い”と思っているデザインと、世間で効果の強いデザインとは、違う場合も多々あるのも事実。
もしそういうことを言われたら、徹底的に相手を説き伏せろ!とかいう人もいるとはおもうんですけどね。
クライアントに直接話をしている場合はまだしも、間に誰かを挟ましてると無理な場合が多いんですよね。
まぁ話が飛びそうなんで一旦やめますが。
シンプルなデザインは難しい。
それ自体が難しい上に上記のような問題まで出てくる始末。
シンプルイズベストへの道はまだ長く険しいらしい…
以上。