いやー良かったですね。良いと思います。
新規企画。
ただ過去の企画の中では菅ちゃんゲームシリーズを彷彿とさせる内容でした。
企画概要
内容はシンプルでガキメンバー４人がいくつかの簡単なゲームやミッションのようなものを遂行し、全員でクリア出来れば成功。失敗すればビリビリ罰ゲーム。奇をてらわない内容でした。奇抜さなどは無い代わりにすごくビジュアル的にも内容的にもわかりやすい。
ゲームの内容も前述もした菅ちゃんゲームシリーズのような誰でも出来るような内容だけど、あくまで”全員”出来ないとクリア出来ないという感じで難易度も難し過ぎず丁度いい難易度設定だったと思います。
ただ菅ちゃんゲームシリーズは簡単なゲームを全員でやって早抜け方式で最後までクリア出来ない人が罰ゲームをするという内容でしたが、今回は早抜けのような個人戦ではなく、タイトルにある通り全員でクリアしないと駄目な内容なのが明確な違いでありミソだと思います。
ライセンスは今回MC進行。
感想
スタジオでそこまでお金もかけてないように見えたし、ガキメンバーのみでの企画で、それでいてガキらしさもちゃんとある。私の好きな企画の条件を大体満たしてる企画でした。そりゃ面白いよなっていう。かなり緩めの企画だけど、雰囲気がすごく良かった。
１つ目の挑戦は紙鉄砲作りチャレンジ。
全員制限時間内で、説明書初見で紙鉄砲を制作し、全員音が鳴れば成功。
これ多分私も出来ないな。作った事多分ないし。意外と折り紙とかこういう系の「折り方」みたいの見ても、よくわからんすよね。ですが、ガキメンバーは大体出来てましたが、遠藤さんだけアウト。まぁ遠藤さんの家は子供の頃から野球野球の家庭だったようですから、こういう遊びは通ってなさそう。もしくは単純に不器用なのかもしれませんが、とにかくこれは３人成功でした、おしくも失敗。
２つ目割り箸鉄砲作り。
これは１つ目のチャレンジのようにそれぞれが作るではなく、リレー形式で制作し、最終的に完成した割り箸鉄砲で３ｍ飛べば成功。若干怪しかったですがこれは見事成功。途中の浜田さんのキレ方が面白かった。紙鉄砲作りチャレンジと違い、他メンバーのミスや遅れを他のメンバーがカバー出来る内容でより一致団結感があったかなぁと思います。しかも１つ目、２つ目の挑戦も昭和の子供の遊びって感じの内容でアナログチックな感じが逆に良かったと思います。
３つ目瓦割りチャレンジ。
瓦割り用の瓦で全員で丁度の指定枚数を割るチャレンジ。これすごく良かったですね。なんなら成功するまであと何回か見たかった。１回じゃ勿体ない位で。ゲーム性としてもただたくさん割ればいいと言うわけじゃなく、全員で丁度ピタリの枚数を割るチャレンジなので、最初は多めに割り、後半は微調整するっていう絶妙なゲーム性もあって、ビジュアル的にも面白いし、ゲーム性としてもよく考えられていて良かったと思います。シーン的にも予告やCMでもあった山ちゃんのへっぽこミスシーンが鉄板の面白さでしたし、完璧なくだりでした。
４つ目反転書きチャレンジ。
ひらがな４文字を１０秒以内にそれぞれ反転して書く。全員成功を５回連続でクリア。これもいいですね。いいとも選手権とかでもありそうなゲーム。斬新さはミリもないけど、それ故のわかり易さが良かった。ですが残念ながら浜田さんが失敗。最終的な「さ」の失敗もそうですが、その前の「ん」も浜田さん怪しかったので、コレ系苦手なんでしょうね。
５つ目ラジオ体操チャンレンジ。
見本を見ずに記憶と音声だけでラジオ体操をして、全員間違えずに最後までいけたら成功。子供の頃夏休みずっとやってたりすると、意外と何年経っても身体は覚えてたりするもんです。
余談ですけど、なんで夏休みの早朝でラジオ体操するんですかね。もう当たり前にみんなやる感じで同調圧力的な感じでやってたような、もしくは特に意識せずやってたように思えますが、今思うと不思議な文化というか慣習ですよね。「ラジオ体操を早朝にする」って事自体は間違いなく身体にも脳の活性化的にも良いことだとは思いますけどね。なんで夏休みだけなんだ的な疑問とかもある。ハンコシステムも今考えると微妙に謎ですし。やらないとペナルティとかあったんだっけなぁ…。あまり覚えてない。当たり前のように子供の頃は「みんながみんなやるもんだ」と思ってたから。あるよねそういう謎文化。謎慣習。夏休みのラジオ体操はそれのいい例かもしれない。
それはさておき挑戦は田中さんの失敗。不思議な事に１チャレンジは遠藤さん、３チャレンジは山ちゃん(1番やらかした感あるという意味で)、４チャレンジは浜田さん、５チャレンジは田中さんと、結構みんな満遍なくミスってるというね。それぞれやっぱり苦手な内容があるんでしょうね。ある意味ガキメンバーのバランスの良さみたいなのが感じられるんかもしれません。
ここでも山ちゃんの五十肩面白かったですね。
そしてラストチャレンジはギリギリ風船チャレンジ。
狭い空間に４人入り、風船を膨らませ、天井に風船を押し当て、爆発する前に蓋の開け具合で巻物を出せれば成功。まぁ最後のチャレンジなのでビジュアル的にも若干派手なものを選んだんでしょうね。これもバラエティらしいチャレンジでビジュもわかり易くて良かったです。まぁ挑戦は失敗でしたが。
まとめと次回
というわけでゲームも６チャレンジがテンポよく進行していって、終始飽きさせない。少し似た全員成功系企画では「全員被らず歌い切るまで終われません」企画がありますけど、あれはひたすら同じ事の繰り返しでビジュ的にも内容的も飽きるし、ゲストも多くてゴチャつくし、あまり好きな企画じゃないんですけど、この企画は全然飽きさせないし、次々と、チャレンジを変更してポンポン進行するのが見てて凄く好感度高いです。すごく良いと感じました。
新規企画というだけでも凄くいいのに、内容も文句がないレベルで良い。強いて言えば斬新さや奇抜さみたいなものに欠けるかもしれませんが、その分安心して見れる安定感があり、凄く良かったと思います。是非シリーズ化してもらって、また４人で挑戦してほしいです。ゲスト無しってのもこじんまりしてて個人的に良かったなぁ。これでゲストチームと対決～みたいな感じだとテンポ感とか雰囲気とかも部活動シリーズみたいな感じになっちゃいそうだし、これで大正解だと思いました。
はい。で次回はまた新規企画かな？スーパースロー映えするリアクションネタを見つけよう…という事らしいですが、これだけだとまたよく分かりませんね。でもなんか凄く面白くなりそうな空気感も感じるので期待したい所です。
ではまた次回～
以上。
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シンプルイズベストな企画だったかと思いました。完成した割り箸鉄砲の輪ゴムをかける所のくだりが面白く笑いました。
匿名様
コメントありがとうございます。
＞シンプルイズベストな企画だった～
ですね。斬新さとか奇抜さは無いけど、分かりやすいし、シンプル故の安定した面白さがありました。それでいてちゃんとガキらしさもありましたし。良企画でした。是非第二弾を見たいですね。
＞割り箸鉄砲の輪ゴムをかける所のくだりが面白く笑いました～
なんかあのくだり絶妙な面白さがありましたね。リアリティあるというか。アレ結果成功しましたが失敗したら失敗したでそれはそれで面白かったかもですね。「ちゃうやんけ～～」「ほら言ったやんっ！！」とかわちゃわちゃしそうで。
司会であるライセンスのコメントも良かったと思います。
今までのサブから、ライセンスも含め6人メインで番組をやっている感が、それこそ一致団結に感じました。
midori様
コメントありがとうございます。
ですね。ライセンス凄いです。この新体制になって、ガキの出演者で一番目を見張る活躍・成長をしてるのがライセンスだと思います。こんなに上手かったかなぁと思う位。実際ライセンスってなんというかなんでもそつなくこなすけど、反面器用貧乏というか、芸人としていい意味での「頭オカシイ」部分があまり無い、優等生ちゃん過ぎる感じの部分がにんともかんとも感あったんですけど、ここへ来てベテランとしての熟練度なのか、MCやガヤとしての優秀さが際立つようになってきたと感じます。あとはやっぱりガキメンバーやガキスタッフとの長年の付き合いが成せる技なのかもしれません。
ガキには関係ないですが、昨日のイッテQ！はご覧になられましたか？
メンバー20人でピアノリレーをしたり、60歳誕生日当日にご来光登山をしたり、イッテQ！らしい無茶感もありつつも、笑いあり感動ありで充実度が高かったです。
還暦企画は、ガキでは浜ちゃんの「歌」や松ちゃんの「罰」、イッテQ！でのうっちゃんの「挑戦系」と、それぞれの芸歴の象徴といえる企画ばかりで素敵だなって感じました。
ガキにしろイッテQ！にしろ、深夜番組スタートの両番組がここまで続くとは思いませんでしたし、これからも楽しい企画を期待したいです！
匿名様
コメントありがとうございます。
＞昨日のイッテQ！はご覧になられましたか？～
まだ見てないです。録画はしてあります。ほんとイッテQいいですよね。先週のデヴィ夫人と出川ガールの企画も良かったですし。ほんと毎回思うのは編集が上手い。ツッコミ不在でも編集とナレーションで突っ込んでくれるんで、素人臭さみたいな所も上手く笑いどころに変換してくれますし。流石日本テレビ古立善之氏という所なんですかね。もしくはスタッフが優秀だなと感じます。実際の裏事情はわからないでですけどね。
＞イッテQ！でのうっちゃんの「挑戦系」～
うっちゃん本人は毎回文句タラタラですけど、なんだかんだ真面目なんで、大車輪とか波乗りとかボード乗りとか遠泳とか過酷な挑戦を節目でやっていて毎回感嘆します。正直そこはダウンタウンには無い良さですよね。
＞ガキにしろイッテQ！にしろ～
そうですね。ガキやイッテQや水ダウ、それからクレイジージャーニーとかでも思うのは地上波の限界に挑んでるなぁと思います。１歩間違えたら炎上や大怪我、果ては番組の存亡に関わるレベルの事をこのコンプラが厳しく、国民総クレーマー総評論家と騒がれる昨今で、ギリギリの所を攻めてる姿勢が今の緩いバラエティばかりになったバラエティ界において異彩を放ってるのでしょうね。
本当に今のコンプラの中で、攻めてかつ笑いや感動のある番組を作る、加地さん（テレ朝）・佐久間さん（元テレ東）・古立さん（日テレ）・藤井さん（TBS）等はすごいですし、それらに出演し期待に応えるタレントさんも凄いです。
日テレの古立さんは、編集も素敵ですし、イッテQ・夜ふかし・嵐にしやがれ・青空レストランと異色で時間帯の違う番組を長期間に渡って総合演出されてることも凄いです。
匿名様
コメント返信ありがとうございます。
＞本当に今のコンプラの中で～
こういう人たちは編集や演出やフロアでのアドバイスも上手いですが、タレントの起用の仕方も独特で上手いなぁと思います。他番組であまり見なかったタレントさんや芸人、果ては素人まで、面白ければ積極的に大胆起用する姿勢が見られますよね。
＞日テレの古立さんは～
ほんと凄いですよね。幅が広い。広いけど、確かに言われてみると何か共通性を感じるという。古立さんが元々電波少年のDだったって話を知ってからめっちゃ納得しましたもん。なるほど電波少年イズム・土屋イズムが継承されてるからこその面白さなんだな…と。その電波少年的な精神を現代に上手く馴染ませてるなぁとそのバランス感覚が秀逸だなぁと感じます。
今年の前半は松ちゃんが突然いなくなった事で、既存企画の使いまわしが多かったり、ガキらしくない普通のバラエティーのような空気の企画が増えて少し不穏な感じでしたが、ここ一ヶ月は挑戦シリーズ→柿の種→一致団結といい感じに力の抜けたガキらしい企画が増えてきてて良い傾向ですね。来週のスーパースローもガキっぽさあって面白そうな雰囲気ですし。
半年経ってスタッフさんも松ちゃん不在の企画作りに少しずつ慣れて、良い感じに力が抜けてきたのかな？という雰囲気がありますね。最初の頃は必ず松ちゃんの代打ゲストを一人呼んで保険をかけてましたけど、最近はもうほとんどの企画をガキメンバーだけでやるようなりましたし。4人だけで全然大丈夫だな、とスタッフさんも安心して任せられる雰囲気になったのかもしれないですね。最近の4人のガキの和やかな空気感が好きです。
匿名様
コメントありがとうござます。
＞今年の前半は～
そうですね。そりゃ突然演者としても制作側としても大黒柱の松本人志という人間が居なくなったらスタッフも色々と大変だったでしょうね。ですが、匿名様の言う通り、段々良くなってる気がします。特に今回の企画は良かったと思います。
＞来週のスーパースローも～
そうですね。まだ蓋を開けてみないと何とも言えませんが、雰囲気良さそうな気がしますね。
＞最初の頃は必ず松ちゃんの代打ゲストを一人呼んで保険を～
そうですね。あの辺にスタッフの戸惑いとか弱気姿勢が出てた気がします。松ちゃんの不在のパワーダウンをゲストでなんとか補おうとしてたのは明白ですし。
＞ほとんどの企画をガキメンバーだけでやるようなりました～
ですね。無駄に呼ぶ必要がない企画に呼ぶパターンは無くなった気がします。郷ひろみの１００のコト企画のジュニアさんとかランジャタイ企画の陣内さんとかは正直蛇足ゲスト感ありましたからね。ガキメンバーだけで十分でやん的な。
＞最近の4人のガキの和やかな空気感が好き～
いいですよね。というか演者もスタッフもやっとこの新体制に熟れてきたって感じがします。それが今の雰囲気に繋がってるのかもですね。