先週の続き。
感想
後半一番手(通算７番手)はスーパーサイズ・ミー。
多分初見ですが、かなり面白かった。まぁ割とありがちな設定と展開ではあるんですが、それ故の安定感あるコントでトリオコントのお手本って感じでしたね。オチがジャンポケのトイレサプライズのネタ(正式なコントのタイトルはわかりませんがKOCのやつ)を彷彿させました。トリオってのもあるんでしょうけど、やっぱりああいう形が一番安定なんだろうな。でも一昔前のKOC決勝組でもこれよりイマイチ感のあるネタあったし、未来性も感じました。ネタ後のトークも面白いし、受け答えというか、あのツッコミ役の人の返しも上手かった。売れて欲しいですね。
後半二人目はっぴちゃん。
なんだろうね…。フワちゃん的な…。憧れてるのかな。それ以上でもそれ以下でもない。山ちゃんはほんとこういう元気な若手女性芸人大好きよな。ネタがどうとかじゃなくて、女芸人がはしゃいでるの見てるのが好きなだけな気もします。もう完全に親戚の子供を親心で見てるおっさんだもん。山ちゃんTHE W とか大好きなんだろうな…。もう最後発表前にＣＭまたぎでしたけど、絶対分かってたもん。毎回こんな感じですね。山－１は。
３組目シマッシュレコード。
おもしろ荘組。ネタ後の「あくまでもイメージ～」のネタはおもしろ荘歌ネタ組で優勝してたはず。いやでも凄い面白いですし舞台・劇場でウケそうなネタですね。老若男女にウケそうですし。大好きですね。どぶろっくとかヤンシーアンドマリコンヌとかテツandトモとか片方がギター弾いて、片方が歌ないし動き等のネタをするってパターンはよくありますが、二人組でどっちもギター弾くコンビは珍しい気がする。他にいませんよね確か。やっぱ生演奏っていうパワーもありますし、歌ネタはいつの時代も耳に入ってきやすいのでいいですね。ただM-1とかにはギターとか使えないんですよね？そうするとM-1とかには出れないのか。R-1にも出れないし…一応コント形式にすればKOC出れますが、形式が完全に漫才スタイルだからな…。
4人目ヒガ2000。
R-1っぽい。正直R-1決勝残ってるネタもこのレベルのネタ結構ありますからね。まぁ私はそんなそこまで面白いとは思いませんが…。ネタのプロットというかパターンは悪くないと思います。でももっと色々展開とか面白いくだりがあればいいネタに昇華するような気がします。でもまだまだいくつか粗い部分は多いかなって印象。あやつり人形でピアノ弾くくだりとかは好きでした。
５組目あっぱれ婦人会
これもおもしろ荘組ですね。勢いでなんとかしようみたいなネタですが、でも芸歴１年目がやるネタっぽいのものをあのご年齢でハッチャケてやるギャップが刺さる人には刺さるのかもしれない。まぁ自分は面白いとは思いませんが。というかはっぴちゃんを年齢重ねて二人にしたみたいな…。
６組目(トリの通算１２番め)は5GAP
5GAPはいろはに千鳥で拝見してから完全に心を掴まれまして。最近はアメトーークとかも出てましたし、他有名番組にもちょこちょこ出てるみたいなのでもうブレイク寸前って感じじゃないかなって思ってます(期待も含め)。 ドリフを感じるコミカルな動きとか顔ネタ、昭和を感じる古典を現代に分かりやすく蘇らせた感じが絶妙です。現在はどちらかというと深夜帯で見る芸人かもしれませんが、実際は絶対子供ウケする芸風なので、ゴールデンでネタやってほしいですけどね。まぁとにかくもっと売れて欲しいです。今回はネタがショートネタなのでそこまで爆発性は感じれなかったもしれませんが、とにかくネタは面白いですし引き出しも非常に多いです。嘘だろってぐらいネタがあるんですよね5GAP。普段のフリートークも面白いですし。
はい。という感じでしたね。
で、話が全然飛ぶかもしれませんが、あらびき団のゴールデンSP見ました。まさに今回の山－１のような粗削りなネタを中心にするネタ番組ですが、あらびき団は深夜帯のニッチな感じが良かったと思うんですけど、大丈夫なんだろうか…。まぁザコシさんのようなちゃんと結果を残す芸人さんも生まれるからアレなんですけど…。というか私は別にあらびき団好きな番組かって言われると全然好きじゃないし、そんなに回数見たことも無かったんですけど、ゴールデンSPでもホントガチで粗削りで、ゴールデンでこれやって大丈夫か？ってハラハラしてみました。ネットの反響とかどうだったんだろう…。この番組も刺さる人には刺さるんだろうけど…。いやすいません今回も山－１と内容がカブる部分が多々あったんで(山－１のほうがネタはしっかり目ですが)、ちょっと書いてみました。あとさらにどうでもいいんですけど、菅野美穂さんのガヤが邪魔だったなぁ…。別に菅野美穂さん自体は嫌いじゃないけど、凄い邪魔だった。まぁゴールデンＳＰだしゲスト豪華にしたかったんでしょうけど…。うーん。
まとめと次回
今回の山－１アップダウンが激しいというかバラエティに富んでて、どのネタも刺さる人には刺さる感じじゃなかったでしょうか。私はちゃんとしっかりと面白いネタが好きですが、それこそニッチなテンションでいってまえ！系のネタが好きな人もいるでしょうし。特に若い女性とかで女性脳(感覚脳）が強い人はちょっとアレな感じのそういうネタが好きって人多いんですよ。「よくわかんないけどおもしろ～い」みたいな。理論とかじゃないんですよね。人が面白いか面白くないと感じるかは食べ物の好みと近いものがあって、好きな人は好きだし嫌いな人は嫌い。結局ハマるかハマらないかは千差万別なんですよ。でもその中でも寿司や天ぷらやステーキように多くの人に好かれる食べ物もあれば、パクチーや青カビチーズのような食べる人・好きな人が両極端な食べ物もあるってことですね。
なので、私も感想をあくまで個人の好き嫌いで語ってますので、その辺は悪しからずって事で。はい。
あ、で今回の山－１は全体的にはバランスも良くて面白いネタも結構ありましたし、悪くなかったです。たまには…というか一年に一回はこういうのもいいのかもしれません。
で、次回はなんと大根役者対決が第三弾です。やっぱり好評なんでしょう。結構頻発してきます。まぁ今の時代ウケたらコスるのが鉄板ですし、鉄は熱いうちに打てとも言いますし。うん。でも間違いなく面白い企画なので大歓迎です。楽しみ。
ではまた次回～
以上。
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スーパーサイズ・ミーは前編も含めて一番面白かったというかしっかりめのネタだったんじゃないですかね。
他のネタの好みは主さんと近しい感じでした。
あらびき団は自分は先日のSPが初見でしたが、ネタ中に見てる側(東野さん達)の発言テロップが見えるのがあまり好きな演出ではなくて、(ネタというよりリアクションも込みで楽しむというコンセプトなのでしょうが)その辺の構成面では良い印象はあまり無かったですかね。
ネタ自体は半分くらいは刺さるものもあったんですがね…ハイツ友の会が個人的に一番好きでした。
shinmen様
コメントありがとうございます。
＞スーパーサイズ・ミーは～
しっかりめでしたねー。ちゃんと賞レースで見れるようなしっかりめでしたね。凄く良かったです。
＞あらびき団は～
確かに編集や演出含め独特ですよね。たぶんそういうの含めあの番組の独特の雰囲気とノリを作り出してるんだと思いますが、アレも好みも別れますね。ネタももちろん尖ってるので、Wで尖ってますよね。あの番組は。
＞ネタ自体は～
はい。山－１もそうですけど、ちゃんとネタとして面白い部分もあるのはあるんですよ。かまいたちなんか普通にいいネタでしたし。ただその波の高低差はエグいですね。