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2024 8/25 ガキ使「おいでやす小田 挑戦シリーズに大抜擢~!!」感想

新規企画。

新規企画ですが、いくつか過去企画を複合したような内容・コンセプトですね。

企画概要

基本はドッキリです。近年で言えば、遠藤さんの24時間インタビュー企画というテイでのアホ検証企画や田中さんへのスマホなしで~企画と思わせての検証企画、他にも世界のテーブルゲームと思わせての浜田さんのツッコミを引き出す企画などなど、ガキの定番企画と思わせてのドッキリ的な企画というのは他にもたくさんあり、ある意味こういうコンセプトの軽めのドッキリ企画というのは定番です。

今回は松本挑戦シリーズに松ちゃんの役をおいでやす小田さんが代役する…と聞かされて本人は頑張ろうとするけど、実はドッキリで全部ボケや流れがバレていて、しかも脚本通りの思い通りに全くいかない時に、おいでやす小田さんがどうするのか?というドッキリ検証企画ですね。

おいでやす小田さんにとっては完全な無茶振りの連続的な状況なので、正直相当しんどかったと思いますが、かなり頑張ったと思います。

私は前にも何度かチラチラ書いてますが、おいでやす小田さんはガキの使いと相性かなりいい方だと思っていて、今回もある意味で大抜擢は大抜擢なんですよね。ほぼ主役ですし。まぁ人によっておいでやす小田さんの芸風はちょっと好き嫌い分かれそうですけど、私は凄い好きです。咄嗟の返しやツッコミもかなり上手いし、目上の先輩芸人にも強めに出れるのが好印象です。

とはいえ先週の予告V見た時においでやす小田さんがまんま松ちゃんの代わりって出来るか?と疑問でしたが、やはりそうですよね。出来るワケ無いんですよ。色々な意味で。でも逆に今回のようなドッキリ的要素にするなら話は別で、おいでやす小田さんの気質や芸風にも合っていて、かなり良い企画コンセプトだなぁと思います。

感想

で、実際全体の感想から言うと、企画コンセプトも良いし、内容も悪くなかったし面白さもあったけど、何かもうちょい…って感じですかね。かなり面白い部分もあって、松ちゃん休止中のガキの企画の中では総合的な事を考慮すればトップクラスにいい企画になったと思います。それにガキの使いらしいなって雰囲気もあって、内容も悪くなかったですし。

で。企画の内容について少し書くと、まず定番の浜田さんのどSは素晴らしかったですね。それ自体の画の面白さもそうですけど、松ちゃん同様その後にそれについてのキレ芸を出せるという意味で浜田さんのナイスパスだったと思います。流石です。

最初の楽屋のくだりも浜田さんは内容聞いて「全然おもんない」とばっさりでしたが、私は全然悪くないと思いますね。松ちゃんも過去の挑戦シリーズの楽屋ネタでは、こういう感じのネタもそれなりにありましたし。もちろん、ダンチでレベチな面白さのネタもたくさんありましたけどね。でもアレはホント松ちゃん本人にしか出せない独特の空気感含めての面白さってのもあったからね。

で、2回目の楽屋のシーン。

ここが私1番気になったくだりなんですよ。というのも内容を知ってるはもちろんで、さらにそれを遠藤さんがボケを先回りして言うというくだりなんですけど、遠藤さんが先回りしてボケを潰すのはまぁ別にいいんですけど、山ちゃんの被せがなんかトゲがあった印象なんですよね。一応あくまでガキメンバー側は内容を知らないテイで来てるので、そこは軽く遠藤さんのコメントに合わせる位で良いと思うんですけど、「何がおもろいの?ここがおもろいところ?」「それ以外のボケないの?」と、なんか仕掛け人的な感じの被せじゃなくて、なんかホントになんかツンケンした感じの空気感が出てたんですよ。全部知ってる仕掛け人側での発言としてはちょっとなんかトゲがあったように感じました。でも山ちゃんの事だからなぁ…。山ちゃん時々こういう部分出す時あるんですよね。まぁこう感じたのは私だけかもしんないですけど。なんか気になりましたね。もしかしたら山ちゃん的にはこの企画でおいでやす小田さんが来て、この企画を松ちゃんの代役として出ようというそのものが鼻についてたんじゃねーかなとと邪推してしまいますけどね。まぁ分かりませんが。後輩に対して優しいタイプじゃないですからね。山ちゃんは。近年師匠感出てきたとはいえ、本性の部分は若い時と変わらないと思うんで、言うて基本山ちゃんはクズ芸人・ポンコツ系カテゴリの人ですからね。もちろんそれが山ちゃんの面白い所であり、芸人としての魅力でもあるんですけど。

3回目の楽屋はスカシなのかなんなのか、ガキメンバーも楽屋ネタ知らずにという基本いつもの挑戦シリーズと同じ感じでしたが、逆に最後は若干下ネタ要素で少し残念でした。カンペ含めた面白さが多少ありましたがそれはイレギュラーな面白さですしね。

で、最後はスタジオ戻ったらみんな帰って居ないというオチ。居ないオチはちょい弱いなぁと感じました。でも確かにあの状況ならああいう感じのオチが無難かなぁという気もするし、難しいところですね。

私はおいでやす小田さんは基本終始最適ムーブしてたと思いますよ。無茶振り的な状況への受け答えや返し、十八番のキレ芸含めて、悪くなかったというか、かなり良かったと思う。

最後の捨て台詞も「右利きや俺はっ!!」も最後のコメントとしてはかなりセンス良いと思います。普通なら「もう帰らせてもらうわ!」とか、「おいガキメンバー出てこい!」とかそういうリアクションになりそうな所を「右利きや俺はっ!!」という少し斜め上行くコメントは流石だと思います。

まとめと次回

面白かった…けど、上記のように山ちゃんの被せだけちょい気になりました。ですが、ガキの使いらしい企画かつ新規企画で、挑戦シリーズも上手く活用したドッキリ企画という事で総合的に考えれば松ちゃんが不在以降のガキの企画では1.2を争うレベルのクオリティの企画だったと思います。おいでやす小田さんはかなり頑張ったと思います。あんな状況に置かれて笑いをしっかり取れる芸人さんはそんなたくさんは居ないと思いますので。

芸人さんはイレギュラーな状況に置かれての振る舞いで如何に「お笑い力」があるかが分かりますが、しっかりとおいでやす小田さんなりの「お笑い力」を出せてたんではないかな?と思います。

で、次回は柿の種のみんなでききするみたいな企画なのかな…。前やったポテトチップスのみんなでしたききシリーズみたいな。まぁまだよく分かりませんが、良さそうな予感がする企画ではあります。若干食べ物的な要素多い気がしないでも無いですけど。

ではまた次回~

以上。

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